2021/11/07

パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続について[ひとまず解決はしたけれど]

10月末、「【AVIC-RL710】修正プログラムSDカード発送のお知らせ」というメールが入った。パイオニアのカスタマーサービスに問い合わせて9ヶ月。貸与のSDカードが送られ、早速ナビに修正プログラムを入れてみた。

結論から言えば、問題は改善された。iPhoneのUSB接続で再生ソースはradikoアプリで、数分毎(不定期)に1秒弱の無音が入る現象が消えた事を確認。さらにずっと気になっていた、再生中小さくプツプツと聴こえていたノイズも無い。とりあえず同現象で困っているユーザーはパイオニアのカスタマーサービスに問い合わせて欲しい。パイオニアのHP、オーナーズリンクにはまだ何の情報も出ていない模様(2021年11月7日現在)。

実は2カ月前、パイオニアは有償修理扱いした料金(デバイスナンバー不一致)を返還すると連絡してきた。この時は正直、ナビがこんな状態で口止め料かよと思ったが、対応は継続してくれていたようだ。

とはいえ、今となって嬉しさ半分の気持ち。一つはパイオニアの初動、デバイスナンバー不一致を有償修理扱いにした事。もう一つはiPhoneのUSB接続で無音が入る現象を公にしていない点。この現象把握も情報弱者では対処に行きつけず、泣き寝入りせざるを得ない。一度生まれた不信感は簡単に拭えない。

これまでカスタマーサービス担当氏が最前線でやり取りしてくれたが、彼に問題はない。やっぱパイオニア、会社の問題。商品を買うという事は、それと一緒に過ごす時間も買っている。そんなユーザー心理を考えてもらえれば何をすれば良いか判るはず。最後にパイオニアの製品、ナビを次も買うかと言われれば、たぶん買わないと答える。

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2021/09/23

iPadOS 15とかリンゴループとかiTunesのエラーとか

今日は備忘録。おとといは本当に酷い目にあった。iPad mini4に入れたiPadOS 15を弄っていたら突然フリーズ。お約束の再起動をした瞬間、リンゴループに陥った。

このリンゴループ。噂には聞いていたが、オレ史上初の発生でパニック。でも冷静になり「バックアップから戻せばいいじゃん」とWindowsPCのiTunesを立ち上げると謎のエラーが現れた。何度かiTunesを再起動も解消せず。

ここでも悪い癖で「iTunesを再インストールすればいいじゃん」とし始めたら、今度はアンインストールしたはずのiTunesが引っ掛かってインストールできないという。手詰まり、絶望感に愚痴しか出てこない。ここで初めて「iTunes エラー」とググると「更新は見合わせて...」という記事に遭遇。

読んでいくと「iTunes 12.12 for Windows...しかし、このバージョンにはアップデート後に起動できなくなる致命的な不具合があるようだ」...あるようだ?ええ、何じゃそりゃ!

ここまでPCに向かって3時間。眠気が飛んだ3時間。これ以上起きていたら翌日仕事に支障が出る。だから寝た。復旧は翌日に持ち越された。

家に帰ると、今回のエラーに対してiTunesダウングレードによる復旧策が載っていたのでそれをやってみる。「アンインストールしたはずのiTunesが引っ掛かって」はApple絡みのプログラムが原因だったようだ。これら全てを削除すると再インストールできるようになった。iTunesは1バージョン前に戻り起動可能になった。


 

あとはiTunesのバックアップからiPad mini4を復旧させるだけ。1週間前のバックアップのおかげで元の状態に戻った。

まずiTunesのエラーの件はすぐにググるべきだったなぁと。Appleに限らず、この手のエラーは自分だけとは限らない。あと再インストール時、iTunesの自動更新を外す事かな。

あとiPadOS 15。もっと弄りたいところだがリンゴループが怖くて触れない。普通の操作はいいと思う。実はフリーズした直前の操作が気になる。設定の「アイコンの大きさ」を変える操作の直後に事が起きたのだ。iPhone6sもiOS 15を入れたいところだが、しばらく様子を見たい。
追記:設定を弄ると全般的にもっさり感。iPadmini4に最適化されてないのかも。

それとやっぱバックアップは大事。どんなにリンゴループが怖くてもハード故障で無ければバックアップから復旧できる。

ちなみにリンゴループと言っても、アップルループとは誰も言わないのね....

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2021/06/13

パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続について[新たなる問題]

アクセス数を確認すると、パイオニア楽ナビAVIC-RL710の記事がずっと上位にくる。最初は不思議に思っていた。だが3ヶ月前、本体をメーカー修理に出した後にその理由がわかった。楽ナビのiPhoneのUSB接続にはもっと大きな問題があったからだ。

その問題とは、楽ナビAVIC-RL710はiPhoneのUSB接続による音楽再生をすると、数分毎(不定期)に1秒弱の無音が入る事。はっきり言って音楽再生で致命的だ。

Amazonでもレビューに意見が寄せられており、同じ悩みを持つユーザーが多い事が判る。しかし今のところ、パイオニアは対処していない。この3ヶ月間、彼らに回答を求めても「現象を把握」「対応を検討中」とお茶を濁すだけ。それ以上の説明は一切無い。挙げ句の果て「Bluetooth接続してもらえないませんか」と言われる始末。

こちらとして「3ヶ月前にメーカー修理」に出す前はUSB接続による音楽再生に問題無かった。むしろ操作系以外は満足していた。

実は「3ヶ月前にメーカー修理」ってのに問題があった。楽ナビは地図アップデートができるのを売りにしているが、保証書記載の本体番号とナビ本体に記録されているデバイスナンバーが一致しないとそのアップデートができない。購入以後、地図アップデートできなくて、購入1年を過ぎた後にやっとその原因に行き着いた。

最初はSDカードのフォーマットがどうかとか、SDカードそのもの、ダウンロードが疑われた事もあった。その間、何度もアップデートを試した。SDカードを買い替えたり、スロットの清掃もやったりした。

しかも本体はパイオニアだが、地図アップデートはMapfanが運用管理。最後にパイオニアでなくMapfanに問い合わせたら、デバイスナンバーが違うと指摘された。これってユーザーが簡単に気づく構造じゃない。しかもデバイスナンバーってユーザーの範疇外ではないか。にもかかわらずパイオニアは有償修理扱いした。購入後一年を過ぎてしまったせいで、結構な金額を取られたよ。

これで機能がまともになるならよし。だが今回の作業で先の音飛び問題が起こり、むしろ修理と称しながらまともだった機能が壊された。これで怒りは収まらないわけがない。今はただ、二度とパイオニア製品を買いたいと思わない。

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2021/02/07

「ポケモンGO」をやめてみる

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「ポケモンGO」をやめてみた。始めた当初はiPod touchでプレーしていたが、iPad miniにスイッチ。昨年半ばにレベル40に到達するも、年末に上限が撤廃されてしまった。ただ続ける動機はあるようでない。

そもそもポケモン世代ではない。キャラクターに思い入れもない。ボールを投げてポケモンゲット。たまにレイドでバトルして伝説ポケモンを狙う。ポケストップで時々Goロケット団と戦うけど、バトルリーグはやらない。ポケだちもいないし。世間の流れに乗ってはみたけど、もう潮時かもと。

「やめる」と言い出すと止めるのはウチの子供。勿体無いという。でも勿体無いと思う理由が見つからない。だから今回は黙ってやめてみた。

変わった事。例えば通勤。近所のレイドが頭に入っているため(くれぐれも歩きスマホじゃありませんので)、その場所のたびに立ち止まってチェックしていた。もうその必要がない。通勤でのムダがひとつ無くなった。

そして仕事帰り。偶然にもレイドアワーにぶつかると、回り道してまで伝説ポケモンを獲りに行っていた。今やその行為自体がムダ。帰宅時間は早くなった。

そしてウォーキングも変わった。通勤同様、レイドの場所で立ち止まる事は無くなり、効率的になった。そもそも立ち止まってばかりいると脂肪燃焼効果は薄まる。心無しか、下げ止まっていた体重が再び減り始めた。

あるアニメ作品の大家が「ゲーム(をプレイする事)はムダ、ただコンテンツとして我々はそれと戦わねばならない」と言っていたのを思い出す。世間的にはコロナ禍で不要不急の外出自粛が叫ばれるなら、ムダの最たるは「ポケモンGO」だったかもしれない。ムダを省いて他の時間に活かそう。早く帰ってダビスタでもやるか。「おいおい」と自分にツッコミを入れてみる...




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2021/01/30

Anker Soundcore Life Q30を買う:その2 その後の私、就寝時対策

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Anker Soundcore Life Q30を買った最大の目的はノイズキャンセリングモードによる隣人対策。二週間経ってみてその効果は大きかった。

前回書いた通り、周囲の音が7割減する感じでゼロにはならない。特に階上の発する刺激音はオーバーイヤータイプであっても通り抜けてくる。でも音楽やRadiko を聴きながらであれば意識は散って相殺される。特に今はラジオ生活が楽しいので苦にならない。まるでひと部屋をもらったようなもの。残念ながらリアル個室はないけれど。

手持ちの有線ヘッドホン(安物)と比べ装着感が心地よく、音の印象と相まって何でもこのヘッドホンで聴きたくなる。スイッチや本体タップでノイキャンの切り替えが出来るのも便利。PC、iPhone、iPadと手元のガジェットは全てペアリング設定した。普段使いは電源スイッチを切って終了。それでいい。

しかし就寝時だけは困る。例えばiPhone聴きながらノイキャンしたまま寝入ってしまう。そんな翌朝、ヘッドホンを見るとLEDが点灯、電源が入ったままである事に気づく。原因はbluetooth。ただ結論から言うと、このヘッドホンはノイキャン使用時、bluetoothを切ったからといって電源は切れない。さぁどうする。

まず就寝時のノイキャン使用は諦める。そもそもこのヘッドホンは音楽を聴こうが聴くまいがノイキャンのみで機能する。この点は妥協。寝る時間、その体勢ならノイキャンしなくてもいいだろう。ノイキャンしなければBluetoothオフがトリガーとなり、ヘッドホンの電源は切れる。

その上でiPhoneやiPadに限るが、Appleの謹製アプリのショートカットを利用する。時計のタイマー、bluetooth設定を組み合わせて作っていく。ポイントは途中に入れたスクリプティングを使った待機時間。タイマーより長く設定してbluetoothオフを機能させる事ができる。停止時間はライフスタイルにあわせて作ればいい。

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ただ事前にタイマー終了時を再生停止にしておかなければならない点は注意。無論タイマーで再生停止を常用している方は設定変更不要で問題はない。

実は妻によく言われるほど寝入る速さはのび太級。そもそも作例のように25分もタイマー時間が必要か。まぁ、いいじゃないの。

 

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2021/01/21

Anker Soundcore Life Q30を買う:その1

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Anker Soundcore Life Q30を買った。理由は"「ミセス・ノイジィ」を観る"の回にも書いたが、隣人の騒音問題にある。隣人といっても共同住宅の階上。共同住宅歴10年以上だがこんな事は初めて。成長期の幼児は昼夜を問わず騒ぎ、たまに夫とみられる男性の怒号。特に物を落とす音が耳、頭上を刺激する。管理人さんを通して話しても改善されない。

妻は共同住宅歴がもっと長い事と、所詮は子供のする事だからと寛容。むしろオレが嫌な顔をするのが気に入らないらしい。「じゃあノイズキャンセルヘッドホン買うよ」と言うと「その方がマシ」と快諾?を得た。

正式名称はノイズキャンセリングヘッドホン。価格帯はピンキリ。そこでバッテリーやBluetoothスピーカーでお馴染み、Ankerから発売されたばかりの Soundcore Life Q30を選んだ。安サラリーマン、迷ったら中くらいなので。それでも8,990円(税別)でAnkerでは上位クラス。近場に試聴の場が無いので一か八かのギャンブル購入。

Bluetooth接続のヘッドホン、ウォーキング用なら割り切りもあって中華製で良かった。だが今回は屋内メイン使用。これでも昔はオーディオマニア。有線至上主義者ゆえ、ジャック付のiPhone6sをあえて選んだくらい。でもAnker Soundcore Life Q30の音を聴いた瞬間、「これで充分」と思わせた。しかも耳をパットが覆うオーバーイヤータイプで没入感が高い。

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音はこれまで聴いたヘッドホンに比べ、モニターライクでレンジが広い。やや低音を誇張するところがあるが、嫌味はない。ここは今後エージングで変わってくるところだろう。スマホ上から数種プリセットイコライザを選べるが、個人的に今のデフォルトが合っている。

実力確認のため、「鳥の楽園セイシェル」に「Symphonic Suite AKIRA」から金田、「Total Recall: Original Motion Picture Soundtrack」からThe DreamとClever Girl、「WHIPLASH」(『セッション』オリジナル・サウンドトラック)からCaravanと手元のiTunes(送り元はiPad miniでmp3:128kbps)で試聴リファレンスや普段聴く曲を選んでいった。

まずノーマルモードで聴いてみる。金田を聴いて音場は程々に広く、音も回る。オケのレンジ、音の立ち上がり、解像度も申し分ない。Caravanでの音のねちっこさといい、聴き応えがある。俺レベルで充分にリファレンス級の音。

ノイズキャンセリングモード(以下NCモード)は音が薄味になる反面、解像度が若干上がる。これは暗騒音が下がる時と同じ現象。セイシェルの波の音、動きが明確になった。レンジとのトレードオフ。ボリュームの大きさも関係するだろう。

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なおノイズキャンセリングは周囲の音が7割減する感じでゼロにはならない。これ以上の効果はボーズやソニーの上位機種しか選択肢はないだろう。radikoを聴く時はおしゃべり中心だからノイズキャンセリングモード常用でもいい。

NCモードの選択はTPOに合わせて使いたい。そして階上でいざ事が起こった時、その効果を試してみたいが今は静か。まずはこのヘッドホンを使い始めた精神的効果の方が大きい。この続きは次の機会に触れたいと思う。

 

 

 

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2020/10/04

ウォーキングのお供

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ここ2ヶ月、ウォーキングが週末のルーティンとなっている。コロナ禍で大幅体重増となったからだ。もちろん食事管理も欠かさない。徐々に体重は下がってきているが、目標は遥か先にある。

昔、ウォーキングはしていた。止めたのはキタサンブラックが秋の天皇賞を勝った2017年。この年は毎週末雨だった。トドメは翌年の社内異動。その後、土日も出勤があったしモチベーションは上がらない。そして歩かなくなった。ストレスは溜まり食だけに走った。

ウォーキングをしていた当時、お供はiPodのプレイリストだった。ヘビーローテーションというプレイリストで聴き覚えのある曲だけが再生される。テンションの上がる曲が多かったような。

しかし今、
ウォーキングのお供は変わった。普段PCやタブレットばかり見て、情報に巻き込まれてる気がする。そんな時、一服の清涼剤がラジオだ。

政治を扱う番組は聴かない。お上手な話ばかりで飽き飽きする。メインは22:00からのオールナイトニッポン。MUSIC10と題された音楽中心のプログラム。第2水曜日は森高だし。他の週、曜日のパーソナリティも楽しく癒される。僕らの年代には丁度良い。完熟女子会も面白かった。また同じ時間、金曜の
オールナイトニッポンGOLDもいい。

いつもウォーキングは週末午前中。ここで使うのがradikoのタイムフリーだ。Radikoアプリからタイムフリー再生もいいが、事前に家でアプリ(Radikoではない)にタイムフリー録音し、それをウォーキング中に再生、通信費を節約できる。ひと汗かきつつ、心身共にストレス解消になる。この楽しさはウォーキングを続けるモチベーションになるだろう。

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2020/02/09

「Bluetoothオーディオレシーバー」を買って凱旋門を活用する

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Amazonで「Bluetoothオーディオレシーバー」を買った。

我が家のテレビ用スピーカー凱旋門は映画やライブなど映像込みでの鑑賞での使用のみ。実に勿体ないと思っていた。音楽はストレージやiPhoneにライブラリ化され、10年前に買ったミニコンポは死に体。なら凱旋門にBluetoothオーディオレシーバーを組み合わせてはと思った次第。これなら各デバイスと組み合わせられるからだ。

必要とする仕様は次の通り。
・Bluetooth(もちろん)
・操作がシンプル(使ってみなきゃ判らないけど、家族が使い易い様に)
・AC電源(バッテリ内蔵タイプも多い。屋外で使わないので不要)
・RCAピンプラグ出力(以外に少ない)

結果、Amazonの商品検索で引っ掛かったのが、写真のもの。メーカーは1Miiというところで日本製ではない中華製。ひと昔なら黙ってソニー製とか買っちゃうのだけれど、そんな痒いところに手が届く逸品は出ていない。
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とりあえずPMA-390REの空いた入力系、このレシーバ間をピンケーブルで接続。電源を入れ、Bluetoothペアリング、デバイス側で検出すれば準備完了。

何故RCAピン出力に拘ったかというと、ステレオプラグ(ミニプラグ)はケーブルの品位がお粗末なものが多い。またプラグ変換して接点を増やしたくない。とはいえ、昔のようにピンケーブルを自作(長岡式)する気力も無く、あくまで精神衛生上の問題。ケーブルはAmazonの製品検索で中の下を選んだ。

アナログ入出力ありきのオーディオから始めた身として、HDMIなどのデジタル入出力って何の面白味もない。Blu-rayレコーダにアナログ音声出力が無くなった時点で、目指すオーディオビジュアルは終わった。あくまで余談だけど。200209_03

さて手持ちのPhone6s、妻のAndroidスマホ、ソニーのウォークマンの音楽ライブラリを試聴してみたが、スピーカーの素性がいいため、レンジが広くしかも低音が出る。安いBluetoothスピーカーとは一線を画す。物足らなかったらトーンコントロールやラウドネスを使えばいい。でもボリューム上げれば低音はモリモリ出てくる。当たり前だが、それが長岡鉄男設計のスピーカー!
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またradikoを聴くにもちょうどいい。妻はこれまでヘッドホンしながら手作り趣味をしていたが、こっちの方がいいと言ってくれた。しかも使う機会を多くする事でアンプの故障防止にもなる。経験上オーディオは使ってナンボだから。

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2019/12/22

パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続について[聴き比べ&自己解決編]

前回取り上げた通り、パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続は色々問題あり。そこでUSB接続とBluetooth接続での音を聴き比べしてみた。
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[USB VS Bluetooth聴き比べ]
使用環境は楽ナビAVIC-RL710に聴感上で音圧を揃える程度。ただしBluetooth接続ではiPhone6s側の音量は最大、楽ナビ側で音量調整した。また車内環境のため、音場補正は必須。Relux Livingを選択し、リスニングポイントはフロント重視の設定。

使用曲はよく聴くサントラから2曲「Clever Girl」(トータルリコール)「Caravan」(セッション)。いずれもMP3で128kbps(LAME)によるエンコード。

ちなみにBluetooth接続でもソースをiPod、Bluetoothで入力音量が違う。iPodのほうがやや音量低めとなる。ここではソースBluetoothでの評価とした。

まず結論。やはりUSB接続の方が明らかに解像度が高い。対してBluetooth接続の解像度、音質は8掛けか、9掛け位。解像度が低い分、エッジが立たない感じ。元々コアキシャル型なので雰囲気重視のスピーカー構成なのだが、一度比較してしまうとUSB接続の方がいい。

ただこれまでBluetooth接続で、同型のヘッドホンにありがちな音声が途切れるような事象は発生していない。確かに手軽さならBluetooth接続はアリだとは思うようになった。

[USB接続、ディスク番号認識問題の自己解決]
さてiPhoneのUSB接続最大の欠点はディスク番号を認識しない事...だったが、克服する手段を見つけた。その方法とは、

ソースiPod、USB接続のまま、iPhoneのミュージックアプリでアルバム選択、曲選択をすればよい。仮に楽ナビをシャッフルのままでこの操作をし、シャッフル解除した後もディスク番号を認識。曲番が他のディスク番号を跨る事は無くなった。

原因は楽ナビ側でファイル構成上の上位階層、アーティスト名、アルバム名を選んでしまうと強制的にソートが掛かる事。その際ディスク番号は無視される。要は2枚組以上のアルバムを収録順に楽しみたければ、楽ナビAVIC-RL710側でアルバムを選ばなければいい。

以後、同一アルバム内なら曲戻し、曲送りはディスク番号を崩さずに楽ナビ側、ステアリングスイッチ側でできる。ただアルバムを変える際は再度、iPhone側からの操作が必須となる。

本来、ハンズフリーを進める車内環境とすれば、楽ナビのディスク番号無視、日本語漢字無視はまさにクソ仕様。今般の交通法改正からも停車時以外のナビやスマホ操作はダメ。楽ナビもそれ以外の操作性、機能は悪くないから、その中でTPOに合った使い方でしていくほかない。

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2019/03/23

シリーズ 平成を振り返る(その1:PDAとか)

いよいよ平成が終わるまで二ヶ月を切った。昭和に生まれ、平成、そして次へと三つの年号を跨ぐなんて思いもしなかった。そこで懐かしさを込め、テーマを決めて平成を振り返ってみたい。

個人的に振り返ってみると、モバイルコンピューティングなんて言葉がもてはやされた頃、IBMのThinkpad535(その後はソニーVAIO C1からVAIOノート)にモデムカード、ソニーの携帯電話やPHSカードを繋いで馬券購入をした事もある。Windows用のJRA-PATソフトの相性、コマンド入力等色々苦労した。

それに競馬場へ持って行きようにもバッテリが半日しか持たず、当時高額なモバイルバッテリを使ったりした。荷は重く「モバイル=苦痛の中で楽しむ」ような感じで、若いからできたようなものだった。それでも楽しかったのは間違いない。

モバイルで忘れられないのがCLIE。今は亡きPalm OSを搭載したソニーのモバイル端末である。PEG-T600C、PEG-TH55、珍しさでPEG-UX50の中古と3台のCLIEを所有したが、最も愛着があったのはPEG-TH55だ。Graffitiと呼ばれる手書き入力が懐かしい。しかもGraffiti領域がソフト化され、Webや写真が全面表示できるようになった。

色の違いで3倍速い訳ではないが、赤い限定モデルはステータス。当時、31万画素のカメラで現場記録を撮ったり、会社のグループウェアサイボウズと同期してスケジュール管理していた。記憶容量は当時のメモリースティックじゃたかが知れていたし、通信手段は無線LANとBluetooth経由でケータイ接続にCPUの能力不足で貧弱。かったるさだけが記憶に残る。そしてTH55発売から間もなくソニーはCLIEを撤退させる事になる。それでもしばらくの間はCLIEを使っていた。

3年後の2007年、iPhoneが発売され、一般レベルに情報端末が浸透。PDAは死語となり、今やiOSにAndroidとスマートフォン、タブレットが全盛。iPhone登場以降、ハードの進化、通信環境の整備と共に皆が手の上で当たり前のように情報を扱う時代となった。

その後は通信機能のないiPhoneことiPod touchで満足。iPhoneやiPod touchをPDAと呼ぶ人はいない。もはや死語。CLIEのもっさり感に比べれば何の不自由無し。しかもアプリが面白い。やっと3年前にiPadminiと共に通信の自由を手に入れた。EvernoteにTeamviewerとパソコンと作業を共有。これが30年の顛末。

iPhone6sを手に入れてもデータ通信のみ。通話に使わないのは主要キャリアのデータ通信料の高さゆえ。平成の終わり、次年号では料金体系が変わるという。使っても月5G以下。そんなのに3千円近い通信料を使う気はない。果たしてどんな結末が待っているだろうか。

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