2026/05/27

順化ということ

熱中症という言葉が当たり前に使われるようになった昨今。熱中症には様々な予防策、対策がありますが、その一つに順化があります。

順化とは「生物が新しい環境(温度、湿度、気候など)に徐々に慣れて、その状態が生理的に適応する現象」を指し、馴化と書く場合もあります。寒暖差が激しい日々から暑さが続くフェーズに向け、まず順化を意識した生活が必要です。

私は工場のスタッフですが、高温多湿で現場の方はこの時期が酷暑に向けての第一関門となります。現場に立ち会う事もありますのでその大変さ、ご苦労は身に沁みます。まして第一関門を通過しても夏本番はよりシビアな状況に、そしてお盆休み明けは再び順化を要します。

暑さに対する順化なら、なるべく文明の利器(エアコン)に頼らないのがいいのですが、要はバランス。体と相談しながら水分と塩分を摂りつつ、体調の変化に気をつけて。そこはエアコンをうまく利用していきましょう….

と熱中症の話をしたかった訳ではありません。この一年、大いに悩む日々でした。特に去年の今頃は食事も喉を通らなかったです。介護で家族と離れること、それだけに留まらないこと。ギターを始めたのも何かにすがる表れだったし、エンタメ、映画が無ければ終わってたかもしれません。

実は去年のダービーに行かなかった、いや行けなかったのも同じ理由です。競馬を再開したのもこの春シーズンからでした。何が言いたいかというと、色々紆余曲折の中でメンタル的に順化したのだと思います。メンタルが順化する中で食へのこだわりも復活しました。最後は体が資本ですからね。

盟友N氏はそうした事情を察してくれて、よく映画に誘ってくれています。たまに彼の天然ぶりに唖然とさせられる場面に出くわしますが、彼のご同僚の話を聞くにつけ、マイペース、我が道を突き進む彼に順化という言葉は必要なさそうでした。ちなみに彼は先日17台目の車へ乗り換えましたよ。

260527_01

| | コメント (0)

2026/05/12

健康診断終了

今日、健康診断が終了しました。正確に言うと昨日健康診断が終わり、日が違う歯科検診を今日行って全てのメニューが終了です。健康診断当日までに二日分の検便を用意、前日夜早めに夕食をとって就寝しました。当日朝は空腹に苛まれてキツかったです。

皆さんの健康診断と同じように検尿、肺レントゲン、身長、体重、血圧、採血、心電図に問診、そして視力、聴力まで行います。視力は両目1.0以下なのですが、今回は勘が当たったのか両目とも1.5と診断されてしまいました。最近、競馬をやっても(わずかですが)負けないのはこの勘のおかげなのかも。

生活習慣病リスクのために腹囲測定もありますが、微妙に腹を加減してます。そんなに効果はないですけどね。そういうインチキのせいかマイナス3cmになったのですが、昨年に比べ3kg近く落ちていたので多少なりともその影響はあったのでしょう。少なからず思い当たるところはあります。

皆さんとの違いは歯科検診や眼底検査があるところでしょうか。歯科検診は酸を使う業務があるから、眼底検査はクラス4のレーザー機器を管理しているからです。といっても、年に一回触るかどうかの話なのですが。秋の特殊健康診断を受けるのもそうした理由からです。

春の健康診断最大のイベントは胃バリウム検査、任意での受診ですが毎年受けています。撮影中の指示、その動きは軽快に行える自負がありますが、ネックはバリウムの後始末ですね。下剤を飲んでも数日はお腹の具合が悪い。何を食べてもお腹がモヤモヤ、丸一日経っても違和感だらけです。

260512_01

| | コメント (0)

2026/03/22

またもや尿管結石、自分の事だけど【介護日記】

金曜の夜、残尿感から深夜に目覚めました。その後、引かない残尿感から下腹部の痛みが出てくる。「これは!?」すぐに結石だと悟りました。私は結石が出来易い体質で、数年に一回は死ぬ程(死んだ事は無いけど)の痛みに陥ります。たまに運、要は結石が小さかったり、上手く砕けてしまえば、そこそこの痛みで過ごせます。でも尿管を通るので小さくても痛いわけです。

今回の痛みはそこそこの方でした。ただ違和感のままでは眠れないので、前回処方してもらった坐薬を使いました。気がついたら寝落ちして朝になっていました。ただ下腹部の違和感は拭えません。薬も坐薬しか無いし、AIに相談すると「かかりつけ医でもいいから行きなさい」とあったので連休の狭間の土曜、何とか受診できました。

土曜は金星シネマ遠征、伊東市までの運転も控えていたので、体調の帳尻合わせができて幸いです。ただこれ、入院レベルの病気だったらどうしただろうか。要支援1の父と要介護1の母の対応。父は何とか料理できますが、買い物となるとかなりハードルが上がります。介護別居中の妻には頼めません。

仕事中のケアは巡回介護の方にお願いできます。ただ平日で限られた時間だし、あくまで緊急処置的な役割です。最後は家族、子である私が面倒をみるしかありません。ただ最悪の事態があったとしても、目が届かなかった時はやむを得ぬ事情と諦めるしかないと思います。そうでないと気が持ちません。

そんな昨日の通院時、受付で泣き叫ぶ中年の女性がいました。
「自分は家族の了解をやっと取ってここに来た」
「この病院は何時から開いているんだ」
彼女は誰も私を助けてくれないと言わんばかりに感情を剥き出しにしていました。それを見て、オレの方が泣きたいよと思ったのは言うまでもありません、色んな意味で。なおその女性は席に座り、再び泣き叫びつつ、スマホをタッチペンで猛烈な速さで打っている姿に唖然とさせられました。(おしまい)

260322_01

| | コメント (0)

2025/11/10

母が俺の名前を思い出せなくなった日…【介護日記】

仕事から帰ってくると、雨戸の戸締まりが甘く「これだけ開いている」と母に指摘してみました。ところが反応があまりなく、悪かったと思う表情も無し。そこで試しに俺は「この人誰?」と自分の顔に向かって指差すと名前が出てこないようでした。

しかも最初は子供でなく「部下!」と言われました。言葉自体が出難くなっているのだと思います。たまに親戚のいとこの名前が出てきたり。ウチの父と20分程のそんな問答が続いてやっと俺の名前を思い出したようです。母本人は笑っていましたが、俺も父も心中は穏やかでありません。

俺はいずれこんな日が来るのを覚悟していました。だから冷静に受け止めてはいます。心配なのは父のほうです。長年の連れ合いが自分の子供の名を思い出せない…側から見てかなりショックを受けている様子。しかも涙ぐんでいるようにも見えました。

認知症の診断を受けた直後、母は冗談で俺の顔を見て「あんた誰?」と言い笑っていましたが、ホンモノのボケは違いました。どんなに考えても出てこない、明らかに記憶から消えかけています。今は毎日、都度、自分の名を伝えるしかありません。

いずれ、本当に俺の名を忘れるでしょう。名前どころか、家族かさえ、どんな存在なのかも。そして巡回サービスの人と大差無くなるのでしょう。ここからが正念場なのかもしれません。さらに心配なのは実家に近づかなくなった俺の息子。お前もばぁばに忘れられてしまうよ…

251110_01

| | コメント (0)

2025/06/28

父、退院する【介護日記】

今週、月曜に父が退院しました。入院後、「一週間経ったら、病院に来て下さい」と言われて翌週末に担当医と面談。その時、「順調です。いつ退院しますか?」と言われ、「じゃあ月曜日で」と即答しました。病院としては早くベッドを空けたいでしょうし、ウチ的に入院コストを減らしたいですから。

退院直後は言い争いは避けたかったのですが、帰宅後に勃発してしまいました。この一週間、お互いにストレスを溜め込んでいたようです。ただ翌朝には鎮火、現在に至ります。

発端となった握力は戻らないようです。担当医もそう言っていました。力が入り難いそうですが、食事の際に箸の使い方に影響が出ています。ただ本人曰くリハビリの一環、時間を掛けてでも箸を使いたいとの事です。父は三日後に母(切り役)と手分けして餃子(タネと包むところだけ)を作ったのでそれもいいのかなと。

とはいえ、この二週間、帰宅後はほぼずっと台所に立っていました。母の昼食用のおかずを作りだめして冷凍したり、解凍したり。味噌汁の腕も上がった気がします。台所は少しずつ父に再び移譲するつもりですが、様子を見ながらですね。

退院の報を受けて映画鑑賞を再開しました。特に「メガロポリス」は上映しているうちに観たかったんで。今週末、「F1/エフワン」を観に行くつもりで盟友N氏に打診したのだけれど返信なし。それならあの作品を一人で観に行きましょうかねぇ。



| | コメント (0)

2025/04/14

睡眠時無呼吸症候群とCPAP(その5):一年やってみて

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)を始めてから一年以上が過ぎた。大きな変化として、昼間に眠く無くなった事。仕事へ行く平日は午後に向けてのリフレッシュを兼ね昼寝はしているが、休日の昼寝は確実に無くなってその分活動時間が増えた。

myAir webの結果からも判る通り、かかりつけ医も驚くハイスコア。1時間あたりの無呼吸数は4回弱に激減(表中イベント数)。何せCPAP使用前は10秒以上の無呼吸が1時間あたり38回もあったのだから。

それゆえに病院の先生からは「最高です」(別にあの宗教ではないデス)のひと言で特に指導は無い。お医者さんからみれば定期問診料が自動的に入ってくるわけで美味しい患者なのかも。ちなみにマスクによる拘束は慣れの問題で、この一年夜中無意識に外したのは数える程度だった。

ただそうした体調の変化のためか、夜になると確実に眠くなる。平日夜9時から10時の間、睡魔に襲われれば確実に落ちるので映画のレイトショーは鬼門となった。昼間は元気、それは夜になれば眠くなるという当たり前。要は体が普通になったからなのだろう。

そして今思うのはいびきが酷かった中高時代からの事。当然、授業中も集中力を欠く位眠気に襲われていた。そんな事だから満足な学力が付くわけが無い。もし当時、いびきの診断を受けていたら人生が変わっていたかも。でも治療の術があったかな?ただ少なくとも今更ながら人生は変わったと思う。

追伸.
ラジオ好きのオレとしてはよくネタでCPAPの話題を耳にする。特に深夜ラジオ(JUNK)で多い。ちょっと前なら爆笑問題の太田さんやおぎやはぎの矢作さんがCPAP利用の話をしていた。最近なら伊集院光さんだがどうやら常用はしていない模様。

250414_01

| | コメント (0)

2024/10/03

母の介護のため、実家住まいに戻る(その5):親のかかりつけ医は重要

認知症の家族を持つ身として如何に初動が大事だと痛感する。認知症発覚までは母たちと同居していなかったので、顔を合わせた僅かな時間でそれを汲み取れるかが重要だった。ただ同居していた父でさえ、母の老化と認知症の区別が付かなかったくらいだから、所詮家族の判断だけでは難しいかもしれない。

そんな時、かかりつけ医の存在がクローズアップされてくる。母は月一、近所のかかりつけ医から血圧の薬を処方されてきた。問診もあるわけで医者と患者間で相応の会話がなければならない。しかし、だ。認知症発覚以前であっても母は難聴ゆえに会話するには相当な労力を要していた、はず。

問診なら体調の変化も聞いてくるだろうに、そのかかりつけ医はちゃんと聞きもしなかったと思う。血圧測って、時々血液検査して、お決まりの処方箋を出すだけ。その医者にとって後期高齢者は黙ってお金を持ってくるカモネギ、ズバリ格好のお客さん。昔、同じ医者の問診を受けたが、横柄で良い印象はない。

数年前、父に医者を変えたほうがいいと進言したが、「ご近所(への気遣い)だから」と拒否された。もしかかりつけ医を変えて、その医者が異変に気づいていれば…いや、そもそもその医者がちゃんと問診をしてくれていれば、と思う。

それを後悔した出来事がある。認知症発覚後、父から「(母の)歯医者をお前の行っているところに変えて欲しい」と頼まれ、母を連れて行った。すると入れ歯の清掃ができていないと歯医者からの指摘。そもそも歯医者に行くまで入れ歯の事は聞いてなかったし、アップになった歯茎の映像には精神的に大きな衝撃を受けた。

たぶん母は入れ歯を作った歯医者からメンテ、使用していくか説明を受けたはず。だが父でさえ、母が入れ歯を洗っている所を見た事が無かったという。元々難聴を理由にちゃんと話を聞かない母だったが、認知症の初期段階が重なったのも災い。父も母一人で遠くの歯医者に行っていると過信していた。

歯医者さんの提案で月一、歯茎の清掃する事になった。会社へ介護を理由に月二日から三日は早退を申し出ているが、今はさらに歯医者の予定も組み入れている。認知症の家族を持つ身としてはお医者さんに正しい情報を伝え、生活と症状軽減のために最善を尽くすしかない。

またそんな不満、後悔もあって両親共、信用のできる自分のかかりつけ医に変えました。また高齢のご家族を持つ方(特に遠方)には一度かかりつけ医の問診に付き添う事をお勧めします。

241003_01

| | コメント (0)

2024/05/06

母の介護(その1):介護の始まりと実家住まい再び

実は一ヶ月前から母の介護のために実家住まいとなった。以前母が眼科に通院の際、道に迷ったという話、同居する父の感じた違和感から、俺が同行して母にある病院の物忘れ外来を受診させた。冒頭、説明を受けた年相応と言われるCT画像が生々しい。さらに長谷川式と呼ばれる評価方法で9点の結果。アルツハイマー症、重症だと診断された。

俺はといえば結婚後は妻のマンションに住居を移し、世間で言われるマスオさん状態だった。あれから15余年の間、実家は朝晩寄って出勤するのがパターン。だからほぼ毎日両親と会っていたし、状況もわかっていたつもり。その中で両親の老いは感じていたが、まさかそこまで進んでいたとは…

生活拠点を実家に戻して数週間、通院や様々な手続きのために一緒に行動すると、母の老いに留まらない変化を知る事になる。耳が遠いのは判っていたが、テレビの文字(奄美大島とか)を読めなくなったり、時計を読む時に苦労したり。ちょっと前なら難なくこなした事ができなくなっていた。

物忘れ外来の後、様々な病院で受診の際、俺が実家で介護すると話すと異口同音に「それがいい」と声掛けられた。ウイークデイ日中は父に任せて仕事へ行き、週末に数時間妻のマンションへ戻る事があるが、それ以外は実家で過ごす。毎日仕事帰りにスーパーで買い物が通例となった。

進学した子供の事は妻に任せ、両親の事に専念も父と手分けしてやる事だらけ。自分の部屋に戻ると唖然、無法地帯。こりゃ片付けもしなければならない。むしろこれを機にオレ自身の終活を始めなければと。

Kaigo_rourou_hard

| | コメント (0)

2024/05/01

睡眠時無呼吸症候群とCPAP(その4):いびきを検証

myAirはAirSense11本体を用いた睡眠状況を見える化するアプリ。それ以外にいびきと睡眠時無呼吸症候群のせいもあるけど、iPad miniにも睡眠関係のアプリを入れてある。そこでいびきのモニタリングをしてみる事にした。使ったのはいびきラボというアプリで、ガジェットのマイクを用い、睡眠中のいびきを記録、グラフ化するものだ。

昨年5月に録ったいびきデータ(マウスピース使用)と今回、CPAPを使ったデータを比べてみた。

違いは歴然だった。

昨年5月記録(グラフ上):いびきスコア91、いびき時間62%、睡眠時間の約半分がいびき大きめ以上の判定。

今年1月記録(グラフ下):いびきスコア 4、いびき時間10%、いびき大きめ以上の判定はほぼ無し。

いびきラボは音声データもあって、昨年5月のいびきピーク時は轟音で聴くに耐えなく、今年1月はそもそもピークはなく「スーハー」と静寂に等しい。ここまで違うとは、恐るべしCPAP。

ただCPAPには弱点があり、あくまで呼吸を補助する道具である事。CPAPを使う事で無呼吸が治癒するわけではない。ただ起きている間の睡魔は激減。不出来な映画を観ている時に眠くなる事も少なくなるかなぁと。(いずれ続きを)

240501_02

| | コメント (0)

睡眠時無呼吸症候群とCPAP(その3):アプリで見える化

インストールしたのはmyAirというアプリで、AirSense11本体からメーカーのサーバへ転送されたデータを見える化するものだ。myAirを使うためにはアカウントを作る必要がある。使用機器、マスクの種類等を登録して完了する。

見える化されるデータは次の通り。

(1) 使用時間

(2) マスクの密閉性

(3) 1時間あたりのイベント数

(4) マスク外れ

(5) myAirスコア合計=(1)〜(4)の合計

(1) 使用時間はAirSense11のON、OFFをみていると思う。7時間以上が最高スコアになるようで、(5) myAirスコア合計への寄与率も大きい。

(2) マスクの密閉性、(3) 1時間あたりのイベント数、(4) マスク外れはいずれも本体が圧の変化をモニターして数値化。(3) 1時間あたりのイベント数は無呼吸数を表す。使用前、38回/1時間だった無呼吸が今では5回以下に落ち着いている。

目下問題なのは(2) マスクの密閉性。(1) 使用時間に次ぐスコア寄与率で酷い時は30リットル/分の漏れが出ている。これは寝返り等の睡眠体位、マスク装着状況の影響を受けるためだ。またカーテンロールでリビングと仕切った寝室である事も大きな原因で、週末の夜中にAPEXをプレイする息子の声で起こされるのもしばしば(2024年2月当時)。

そんな週末を除けば(5) myAirスコア合計80以上で推移しているし、無呼吸がここまで少ないと体に与える効果も大きい"だろう"。"だろう"としているのは、何十年も無呼吸で過ごしているせいで実感がまだまだ小さいのが本音だからだ。(続く)

240501_01

| | コメント (0)