2026/10/07

第105回凱旋門賞を振り返る

日本時間10月4日日曜の夜11時を過ぎたころ、フランスでは第105回凱旋門賞が行われました。日本からは宝塚記念馬メイショウタバル、G2を2勝しているアドマイヤテラが参戦。ただ戦前の予想はやはり現地組優勢の感は否めませんでした。そこで馬券は日本馬は買わずに穴目を狙い、3才馬ベンヴェヌートチェッリーニ、サンダリングオンと5才牝馬カルパナ09・12・15番の馬連・ワイド3頭ボックス(計6点)を買って楽しむことにしました。

レースは外目の枠から13番ゲートからの発走、武豊のメイショウタバルが押し出されるように逃げる形で始まりました。ペースはゆったり流れているようでしたが、ヨーロッパの馬場は徐々にタバルのスタミナを奪っていきます。フォルスストレートを過ぎたところで仕掛けどころ、タバル失速のあとに次々と襲い掛かります。東スポの動画でペリエが3箇所の我慢を挙げていましたが、凱旋門賞で先行は至難の業なのでしょう。

その中で目立っていたのはやはり昨年の勝ち馬ダリズですね。直線までじっと我慢。別次元の瞬発力であっという間に先頭に立ち、そのまま押し切り連覇を達成しました。古馬斤量59.5キロでのパフォーマンスに疑問があったのですが、全く問題でなかったですね。恐れ入りました。ただワイドで期待していた馬で最先着はカルパナの5着。恵量と内枠有利のアドバンテージを狙った3才馬たちは活かせませんでした。

正直、勝負目をもって馬券を買っていなかったのでレースが終わると早々に就寝。何せ「VIVANT」第19話が終わったあと、猛烈な睡魔に襲われて、何度か寝落ちしてましたから。

閑話休題。話を凱旋門賞に戻します。やはり日本馬にとって異次元のレースです。遡ればエルコンドルパサーのような長期滞在、またはオルフェーヴルのような特異的な血統背景、ナカヤマフェスタのような馬場適性(血統もあるんでしょうが)がハマった時、好走の可能性があります。今回のメイショウタバルやアドマイヤテラはその点で足らなかったのでしょう。蛯名正義とステイゴールドはとにかく凄い実績です。

また今思えばディープインパクトの3着入線やキズナの4着は彼らの産駒のヨーロッパでの活躍をみれば、凱旋門賞好走の表れだったと言えます。ただし勝ち負けのレベルとは別。しかし少しずつヨーロッパに適性のある馬が増えてきていることはいずれ….私が生きているうちに見られるかどうかはわかりませんが、日本馬の未来に期待したいところです。(おしまい)

261007_01

| | コメント (0)

2026/09/27

そんなところが似なくても….岩田望来騎手G1勝利に思うこと

今日のスプリンターズステークスは岩田望来騎乗のピューロマジックが大外から逃げ切り、G1勝利を飾りました。私は夏のスプリント連戦に安田翔伍調教師の泣きのコメントと外枠に人気馬が集まったのが気になって、ピューロマジックの馬券は一点も買いませんでした。

ただワイドボックスのうち、ワールズエンドとサウンドモリアーナを押さえていたため、プラス的中することはできました。個人的には秋G1、幸先の良いスタートです。

ただそんな馬券心理の中で一つ、大きく引っ掛かることがありました。それは鞍上の岩田望来騎手のことです。先週の3日間開催の中で21日阪神6R、岩田望来が騎乗したメイショウジンライが最後の直線、大きく斜行し結果2着となったジーティーアメリカの進路を遮りました。騎乗停止の審判が下されたものの、JRAの国際基準に沿って有言無実化した降着制度のお陰で降着、着順の変更はなく、しかも騎乗停止は1週間の猶予をもって10月3日から適用されるのです。

でも国際基準ながら、重大な非行、競馬の公正確保に直結する深刻な事案の場合は、例外として「即日発効」できるはずなんです。にもかかわらず….きっと大手馬主やブリーダーを見据えたJRAによる多少の忖度はあるんでしょう。

なお岩田望来騎手はデビューの際、有力馬が集まる藤原英昭きゅう舎所属でした。しかも藤原師は先日の函館記念で小林美駒騎乗のファウストラーゼンの斜行について異議申立をした方です。所属を離れてフリーになったとはいえ、師弟関係に変わりないはず。でも岩田望来騎手はデビュー年以外は制裁点50点を下回ったことがありません。

実は藤原調教師は今年自きゅう舎の馬に岩田望来騎手を乗せていません。これって先の藤原師の函館記念での行動と一致する話ではないでしょうか。目に余る悪質な騎乗が多い岩田望来騎手への無言のメッセージなのかもしれません。

ちなみに岩田望来騎手の父親は岩田康誠騎手です。勝利への貪欲さはお父さん譲りというところでしょうか。まだ岩田望来騎手の騎乗によって大事故に至っていないのは幸い。事故は起きてからでは遅い。馬券とそうした事態は別とわかっていても、多くのファンの思いは一つ、クリーンな競馬が観たいだけ。だから今回のピューロマジックの勝利を心から祝福できないのです。

岩田望来騎手の年次別の制裁点推移

年度年間制裁点 主な動向・特徴
2019年20点台 デビュー年。30点未満で「再教育」の基準も下回っていました。
2020年51点 騎乗数が一気に増え(JRA最多の938回)、それに伴い制裁点も増加。
2021年50点 前年に続き50点の大台に到達。2022年68点年間100勝を達成する一方で、当時の自己ワーストを記録。
2023年68点 前年と同じく68点に到達し、ワースト上位の常連となりました。
2026年(現在)68点 まだ9月であるにもかかわらず、すでに過去の自己ワーストタイ(68点)に到達しています。

260927_01

| | コメント (0)

2026/08/20

競馬初心者のための小ネタ「ジャック・ル・マロワ賞斤量増の怪」

先日、フランスで行われたG1ジャック・ル・マロワ賞。日本から安田記念を勝ったシックスペンス、日本重賞未勝利馬ながらアブダビのオープン格を勝っているシュトラウスの2頭が参戦しました。グリーンチャンネルでも無料生中継され、リアルタイムでレースを観ることができました。

レースはフランス地元組が馬場中央、日本馬2頭は拉致沿いに馬群が分かれてそのままなだれ込み、結果は地元フランスの3才馬ライフが勝ち、日本馬2頭は着外に終わりました。マイルながら広大なフランスの直線コース。熱波に馬場維持のために散水、開催者から稍重発表と情報が錯綜しましたが、それらは出走馬に同条件、日本馬にアウェーの不利は知ってのこと。

その結果に驚きもしないし、海外競馬の難しさは過去の日本馬の挑戦から窺い知れます。今回、ライブ中継中に驚いたのは「現地の気温が30度を超えたら斤量は0.5キロ増」という謎ルール。第一声のあと頭の中が「???」でしたが、まもなく中継先の合田直弘さんの解説で腑に落ちました。その理由とは、

「暑さ対策のためで騎手が水分を十分に補給できるための措置」

ヨーロッパの熱波は尋常じゃないということなのでしょうが、まずは騎手の体調保護のためということでしょう。ヨーロッパではエアコンの装備率が低いというし、馬場上では当然対策が及ばない。元々ヨーロッパの重賞は斤量が重く、その上で0.5キロ増は出走馬によっては影響が出てくるかもしれません。日本では”斤量泣き”なんて言葉もありますから。

ただちょっと解せないのは騎手優先はわかるのですが、お馬さんにとっては斤量増えて、かつ暑い事情と非常に苦しいハンデばかりを背負います。日本では函館、札幌開催を除き、日中の気温が高い時間のレースを避ける策が採られていますが、騎手と出走馬共に負担が平等でかつ効果的だと思います。

降着制度の件で世界標準に大きく遅れをとっていますが、JRAの暑熱対策は世界にアピールしても良いのではと思います。

260820_01

| | コメント (0)

2026/06/30

競馬初心者のための小ネタ「JRAの降着制度」

先週末の競馬は降着問題で揺れました。

ひとつ目は27日土曜の福島2R。江田騎手騎乗のテンオンスゴールドは直線、坂井瑠星騎乗の勝ち馬スターツトゥデイと何度も接触。馬体をぶつけられ、ハナ差の惜敗。

もう一つは28日日曜の函館11R函館記念の小林美駒騎乗の勝ち馬ファウストラーゼンが最後の直線で外に寄れて、北村友一騎乗のケリフレッドアスクが外に振られて半馬身差の2着に終わりました。

いずれのレースもパトロールビデオを見る限り、被害馬への接触、加害馬騎手の騎乗アクションは許容を超えるものでした。

そこで福島2Rは江田照男騎手が、函館11Rではケリフレッドアスクの藤原英昭調教師が降着の申し立てを行いました。何故ならいずれもレース中に審議ランプは点灯せず、彼らの申し立てを受けた上で審議となったのです。彼らが意見しなければそのままレースは成立しているところでした。まぁそうはいっても、今のJRAって簡単に降着にならないんだけど。

ここで改めてJRAの降着制度を整理したいと思います。以下、JRAのホームページからのものです。

裁決委員が、加害馬の違反行為により被害馬が走行を妨害されたと認める事象で、かつその妨害行為がなければ被害馬が加害馬より先に入線していたと判断した場合に、加害馬は被害馬の後ろの着順に降着となります。
なお、審議においては、加害馬・被害馬の着順や着差だけでなく、被害の程度、事象が起こった場所、事象前後の加害馬・被害馬の走行状況などの要素を総合的に勘案して、降着するかどうかを決定しています。

今回の福島、函館の事例では1,2着逆転の可能性は否定できないと思います。だからといって私は競馬に乗ったことがありません。きっと採決委員は騎手目線で考えた時に審議、降着にしなかったと判断したのでしょう…と言いつつもここで落とし穴が。実はJRAの審議委員に騎手経験者は不在、彼らは競馬に乗ったことないんですよ。

YouTubeの藤田伸二チャンネルで何度も指摘されていますが、競馬に乗ったことない人が何処までレース上の事象を判断が可能か。要は採決委員とて我々長い競馬ファンと経験、視点はそれほど変わらないのです。しかも今回も含めて私の知る限り過去、結構悪質な降着案件であっても、まずくつがえることは無いです。

その根底には彼らが判定を覆す面倒臭さを感じます。くつがえそうが、しまいが、どちらも面倒臭い。間近には大手オーナーブリーダー、世界のトップジョッキーたち。彼らを審議対象にする、彼らに意見するハードルの高さは否めません。日本人ゆえの長いものには巻かれろといったところ。

せっかく競走馬は世界レベルになってきたのに、実はレースを見守る採決委員のレベルは低い。だからJRA所属の騎手たちの危険意識も低くなる。ちなみに海外競馬で審議委員は騎手経験者を登用しているそうです。これが今の世界標準。あとはJRA、日本中央競馬会の取り組み次第なのです。公正に競馬が行われてこそ、ファンは馬券を楽しめるのですよ。

ちなみに降着申し立てにあたって保証金3万円を支払う必要があります。異議が通れば3万円は返ってきますが、そうでなければ返ってきません。果たしてこのお金、何処に行くんでしょうか。JRAさん、是非教えて下さい。そもそも降着に至らない理由も都度明確にファンへ説明してください。それが最大のファンサービスなんですよ。

260630_01 260630_02

| | コメント (0)

2026/06/17

ジュウリョクピエロ、秋シーズン国内専念

オークスを制したジュウリョクピエロ(牝3・寺島良きゅう舎)が今年の秋シーズンを国内専念することになりました。これ、表現の問題で「今秋、凱旋門賞断念」と書いてしまうとファン目線で残念度は上がってしまうけど、”国内専念”となれば意味合いが変わってきます。

まず競馬ファンとして最も大事なのは鞍上を引き続き今村聖奈が務めること。唯一無二、女性によるG1コンビだからこそ、ここまで注目を集める存在となったわけです。しかも秋シーズンは三冠最後の秋華賞、さらにエリザベス女王杯が予定されています。

ただ一見、凱旋門賞に比べハードルが下がったように見えますが、同時にファン目線で必勝(一番人気必至)を課せられたことになります。今村の騎乗結果次第では鞍上を明け渡す可能性も秘めているのです。

まず秋華賞の行われる京都芝2,000メートルは小回りでフルゲート18頭出走となれば難コースだし、オークスから距離短縮となれば桜花賞馬スターアニス、あの瞬発力も復活し黙っていないでしょう。エリ女はさらに層の厚い古馬との初対決が待っています。

現実、凱旋門賞を目指すとなれば、全く異なるハードルがあります。やはり最も大きいのが渡航に関する負担です。個人馬主に社台グループのような手厚いサポートは難しいです。しかもオーナーの現役所有馬はこのジュウリョクピエロだけ。愛馬を大事に見守りたい気持はわかります。

同時に国内で2戦走ってくれることは大きなファンサービスです。結果、状況次第で有馬記念も目指すそうです。斤量の恩恵は無くなりますが、古馬になってから凱旋門賞を目指すのも悪くありません。是非、来年父オルフェーヴルのリベンジが実現するといいですね。まずは無事なレースを!

260617_01 260617_02

| | コメント (0)

2026/06/10

競走馬育成シミュレーション『ダービースタリオン2』発売決定

今朝起きてそうそうYoutubeを見ていたら、そのウインドウの一つに「ダービースタリオン2」なる文字がありました。何とダービースタリオン最新作が発売となるようです。柔和なイラストとなったビジュアル、パドック、本物のファンファーレがゲームを演出します。今回から地方競馬へ、海外も拡大。でも….

長年にわたり多くのファンに支持されてきた「ダービースタリオン」シリーズの最新作、Nintendo Switch 2専用ソフト『ダービースタリオン2』の発売を決定いたしました…以上原文ママ。そうこのソフトはSwitch 2専用。逆立ちしても手元のSwitch Liteではプレイできないのです。

Switch 2ってもう手に入るようになったの?⇒いまだAmazon在庫無し。そもそもSwitch 2っていくらなの?⇒税込59,980円(国内専用モデルの場合)そんなお金、今の私にはありません。たぶん今年中に買うことはできないでしょう。

「ダービースタリオン」って最初はファミコンスタートだったですけど、プレイステーションやサターン、PC9801でマルチに展開されていたんですよ。それなら出してくれないですかねPS5で、PS5なら持っているんで。今ならSteamとかもありですよ。でも出ないでしょうね、大人の事情で。

今までSwitch 2のことなんて欲しいと一度も思ったこと無かったんですよ。何せファミコンさえ、社会人になってから買った程ですから。でも「ダビスタ」最新作となれば話は別です。昔ほどのモチベーションはありませんけど、でも欲しいですね。

260610_01

260610_02

https://youtu.be/6UeJQkHY_tY?si=RV-k7-KtvzH6iRdE

| | コメント (0)

2026/06/08

日本ダービーとか、安田記念とか、今週のこととか【競馬備忘録】

いつもなら日本ダービーは前日に予想をアップして、レース後には回顧を書いていたのですが、去年からそのモチベーションを失い、毎G1馬券を買うことも無くなり、買ったとしても昔の投資額に比べれば圧倒的に少なくなりました。きっとJRAは収入減で困っていることでしょう(苦笑)。

ただ感動的なオークスを観せてもらったし、ここでダービーを振り返るのも一考かと思いました。

ダービーは皐月賞組を中心に馬券を組み立てていました。加えて青葉賞馬、プリンシパルS勝ち馬。ただその中にパントルナイーフはいません。府中実績は気になっていましたが、皐月賞凡走の謎が解けなかったからです。こういう時のルメールは買うべきでした。オークスもそうでしたね。

パドックで目立っていたのはロブチェンの馬っぷり。雄大でただでさえ大きな馬体がより大きく見えました。でもそれだけでないのが競馬。8枠発走の懸念はワグネリアンの時に一掃されましたが、どうしても今年のダービーは混戦に思えたのです。

結果は高速馬場であったにしろ、2分22秒7の勝ちタイム。勝負根性は言うまでもなく、仕掛けをギリギリまで待った鞍上、松山弘平の好判断、好騎乗も光りました。父ワールドプレミアの代表産駒にしてディープ系の凄みを感じさせられたダービーでした。

260608_02

ただ個人的にはワールドプレミア自身に罪は無いのですが、ワールドプレミアの馬主のことが頭を離れず、今も何処かでこの馬をヒール扱いしてしまいます。ホントくだらない話です。いや公明正大でなければならない競馬で、いまだ白黒つけなかったJRAとあの馬主には不快さしかありません。

何を言っているか分からない方は”ワールドプレミア 馬主 不正受給”とネット検索してみて下さい。

さてオークスのあと、「世代交代の予感」をアップしたのに、今年の安田記念はまるで異を唱える結果で終わりました。武豊騎手が騎乗したシックスペンスでJRA最高齢G1優勝の記録更新を打ち立てたのです。ちなみに私の馬券はワールズエンドの単複勝負でした。直線が熱かった…

ワールズエンドは非根幹距離でパフォーマンスが高く、一見マイルに疑問符がつくところもありましたが、阪神のマイル戦を好時計での実績がありました。しかもメンバー的に時計は速くならないはず。単勝、特に複勝馬券の妙味を感じ取りました。

一方、シックスペンスも面白いとは思いましたが、この馬こそ非根幹距離での活躍が目立つ馬。G1となればオープンクラス以上でスプリント、マイル、2000メートル戦で勝ち星がない馬は買えません。正直、資金もそれほど無かったのでワールズエンドの単複買うのが限界でした。

ちなみに根幹距離とは世界的に1200、1600、2000、2400メートルと重要なG1が催される距離を、非根幹距離はそれ以外を指します。G2以下となれば根幹距離の中間となるレースがあったりしますが、不思議とその勝ち馬がG1で通用しない場合も少なくありません。

結果、そのウンチクを覆すことになるシックスペンスですが、2番手でレースを支配した武騎手、転厩後2戦で結果を出した田中博康調教師と同厩舎(初ブリンカーとか前日追いとか)、そしてその礎を作った国枝センセーと旧国枝厩舎のスタッフの方々など、色々とサイドストーリーが見えてきますね。

260608_01

さて今週は宝塚記念。これまでは安田記念もそのステップレースの一つでしたが、今年から完全にその梯子を外されてしまいました。カミノクレッセやイクノディクタス、ツルマルボーイ等、両距離で連対する馬を知っているだけに物足りなさを少なからず感じます。

結局、メンバーは大阪杯と春天出走組に絞られてしまいます。ただ宝塚記念は非根幹距離で、阪神小回りの器用さも求められます。また大事なことは大阪杯(G2時代含む)、春天、宝塚を全て勝った馬はいまだかつていません。たとえ例年より早い阪神開催、良馬場が見込まれたとしても…

果たしてデータは覆されるのか、とりあえず宝塚記念の枠順確定を待ちたいと思います。



| | コメント (0)

2026/05/26

中央競馬、世代交代の予感

260526_01

ジュウリョクピエロでオークスを勝った今村聖奈騎手。日本で女性騎手によるクラシック制覇は初になります。それに対して武豊騎手は

「ゴールして(ジュウリョクピエロが)勝ったのが分かった。立派だと思います。チャンスのある馬だとは思っていたけど、きっちり決めるのはさすがですね」(東スポ記事より)

武騎手のアランカールは8着。今村騎手がゴールしたその時、競馬ファンに歴史が動いた思いが芽生えた瞬間でもあります。また観る者に涙必至のウイニングランを収めたジョッキーカメラを含めて、偉業に立ち会えた事に興奮しました。本当にこの映像は必見です。たとえ「ザ・ロイヤルファミリー」であっても本物のドラマに敵いません。

昨年の坂井瑠星騎手のブリーダーズカップクラシック制覇にも興奮しました。世界競馬トップのレースの一つで武豊騎手も勝ちたいレースに挙げています。そのレースを勝った、いや日本競馬念願のレースを制した坂井騎手、もちろん矢作先生、スタッフ、オーナーも含めてやっぱり凄いです。

キズナでの復活まで数年の低迷期がありましたが、武豊騎手、ユタカさんあっての日本競馬の時代が続きました。しかし坂井瑠星、今村聖奈と若い力が現れた事は日本競馬にとって好ましい出来事です。ドバイワールドカップとブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを勝っている川田将雅の存在も忘れてはいけません。

例えが古いのですが、千代の富士が当時の貴花田に負けた瞬間、その後の引退会見を含め、時代が大きく動いた出来事と今も記憶に刻まれています(角界の裏側は置いておいて)。だからといってユタカさんがそうする訳ではないんですけど、中央競馬に世代交代の波がやって来たのだと実感します。

ただ、これまで日本競馬を牽引してきたユタカさんのパーソナリティーはやっぱり凄い。あのユーモアセンスは超々一流です。これまでも若手騎手にリトルユタカが芽吹いていますが、まだまだ。もちろんユタカさん通算4,600勝を超える実績は我々が生きているうちは破られませんし。

そうした関係性を含めて日本競馬を盛り上げて欲しいですね。短期免許で来る外国人騎手ばかりが活躍しても競馬は面白くないから。毎週末、競馬場ではドラマが待っています…

| | コメント (0)

2026/05/24

ジュウリョクピエロ 今村聖奈がオークスを制す

今日のオークスは今村聖奈騎乗のジュウリョクピエロが制しました。驚きです。レースも何もかも。まずパドックのジュウリョクピエロを見て腹回りの汗で大きく割り引いてしまいました。頭も高くイレコミも強い。ただ馬連ボックスの一つに入れておきました。

見限れなかった理由はやはり父オルフェーヴルの血です。オルフェは自分の競馬歴上の最強馬。不良馬場のダービーを勝って未曾有のスタミナを披露。三冠、そして二年連続の凱旋門賞2着。うち最初の年は腰が砕ける程にがっかりした事が思い出されます。

去年のドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」じゃありませんが、そのモチーフはステイゴールドからのオルフェーヴルの血でした。まるでその地を行く、オルフェの子ジュウリョクピエロは個人馬主ながら何と凱旋門賞に(予備)登録しています。しかもこのオークスの結果の前に、です。

しかも今回のオークス、16番外枠からの競馬で折り合いをつけながら中団待機、直線は馬群を縫って先頭を駆け抜けました。フルゲート18頭のタフな競馬ながら本当に度肝を抜かれました。クラシック初騎乗、東京コース未勝利の中、今村騎手は貴重なワンチャンスをモノにしましたね。

馬券は2着抜けで外れたけれど、この快挙を杉本節で例えるならば「いやぁ恐れ入った!」

凱旋門賞に登録していること、国内なら秋華賞が視野に入りますが、行けるのなら凱旋門賞へ行って欲しい。オルフェーヴルの血でリベンジと期待が高まりますが、まずは歴史が動いた瞬間にリアルタイムで立ち会えて(ネット視聴だけど)感動しました。

260524_02 260524_03

| | コメント (0)

2026/05/07

競馬ファンにとって「MacBook Neo」という選択肢

250507_01

MacBook Neoが人気だそうです。まず256GBであればアンダー10万円で買える気軽さ。iBookを彷彿とさせるカラフルなボディーカラーに、MacBook入門機として必要最低限のパッケージングも魅力です。私はM4 MacBook Airを昨年買いましたが、もし今なら迷っていたかもしれません。

そもそもiPadOSとmacOSは26になって機能的に近くなったと言われていますが、実際アプリ(特にマイクロソフトのOffice系)を使うとまだまだ使い勝手に違いを感じます。またmacOSにできてiPadOSにできない事があります。それはOS上でのWindowsの仮想運用です。

私にとってWindowsは重要で競馬ソフトの利用に不可欠。JRA-VANによる競馬データの提供はWindowsのみでJRA-VANを使用した競馬系最強ソフトTerget Frontier JV、愛用している西田式スピード指数を用いたスーパーパドックもWindowsでしか動作しません。

その点で以前、私はMacBook Airで仮想化ソフトVM Fusion Proを介したWindows導入(Arm版)と先の競馬ソフト運用を紹介しました。今のところ不都合なく利用できています。ハードルはけっして容易くはありませんが、馬券検討する上でデータベース系の競馬ソフトが利用できる事は大きなアドバンテージになります。

さてそんな中、新たにMacBook Neoが選択肢として登場しました。ただ競馬ソフト利用となると一考が必要で、ストレージは256GBでなく512GBが必須。仮想環境とデータベース系の競馬ソフトを走らせるとなると、容量的に余裕が欲しいからです。また便利なTouch IDは512GBにしか装備されていません。

ちなみに現行のM5 MacBook AirとMacBook Neoの512GBの価格比較をすると7万円差になります。ただし忘れてはならないのが搭載プロセッサMシリーズとA18の違いとMacBook Airはメモリ16GB、MacBook Neoは8GBである事です。MacBook全般、特にNeoは8GBオンリー、メモリ追加ができない事はウイークポイントになります。

ただし単にMacで競馬ソフトを運用したいだけとなれば話は別。メモリ8GBでもWindowsと競馬ソフト利用に限れば最低限の動作はするはず。512GBでもアンダー12万円で買えるMac、現行モデルの中でMacBook Neoは最もコスパが高い、競馬ファンにとって良い選択肢だと思います。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧