2022/06/01

日本ダービーと武豊と「トップガン」と(ダービーテレビ観戦記)

先週末、東京競馬場で第89回日本ダービーが行われた。無観客から6万人に開放され、歓声抑えつつも興奮が戻ったターフ。組長(学生時代の友人)から入場券ゲットに誘いを受けたが、地方組にはコロナ禍リスクまだ壁高し。でも謝辞はついつい長電話になってしまう。それがダービーウイーク。

だから今年もダービーはテレビ観戦となった。午前にクーラーの清掃で汗をかきつつも、レースの時間は試運転も兼ねて涼しく過ごした。そして現場はさぞ暑かった、いや熱かったろう。あんなレースが待っていたのだから。

レースは逃げ宣言、岩田康誠のデシエルトがハナを切って始まった。1コーナーに入る時点、武豊ドウデュースとルメールのイクイノックスは後方待機。競馬でペース判断は大事な要素だが、たぶん二人は岩田の逃げ宣言=溜めの無いハイペースと割り切ったのだろう。実際レースは縦長、1000メートル通過58秒9が結果を物語る。実況でそれが告げられた瞬間、「速(はや)!」と思わず口にした。

レースは3、4コーナー、ケヤキを過ぎて直線に入った勝負どころ。一気に後続馬が先行勢を飲み込んでいく。そして直線坂下、武豊のドウデュースが一気の末脚をみせる。その後ろに控えたルメールのイクイノックスは同様に動くも、さりげなく武豊はルメールの内を締め、外に導いたように見えた。そんなコンマ数秒のロスが着差となっていく。ドウデュースは先頭でゴール、レースはダービーレコード。久々に直線で「ユタカっー!」と絶叫。2着はイクイノックスでそりゃそうだ。馬連13-18を買ってるんだから。

やっぱり武豊は凄い。ダービー6勝目は前人未踏。競馬に絶対は無いが、これは破れそうにない記録。そんな歴史を観られたのは嬉しい。ユタカは同世代にとってヒーロー。実は先週末「トップガン マーヴェリック」の公開、主演のトム・クルーズの健在ぶりに圧倒されていた。ユタカとトムを”ベテラン”と呼ぶには本人たちからクレームが付きそうだが、二人の存在、映画からの流れが個人的に残っていて予想、レース観戦とダブって見えた。数日経った今も興奮が重なって止まらない。

馬券は馬連13-18を1点厚めに。実は裏でピースオブエイトからワイドを総流し。ハイペースに「速(はや)!」と呟いた瞬間、先行したピースオブエイトは無いと諦めた。実際18着だったし。10レース、そしてダービーを当てて勢いづく。つい12レース目黒記念に気合が入る。ディアマンミノルから馬連総流しと複勝を買う。結果はご存知の通り。ハナハナの2、3着争いに敗れた4着。でも直線はダービー並みに興奮。これ現場なら最高のジェットコースターだったろうな。来年こそは生でダービーと長澤まさみが観たい。(おしまい)

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2022/05/03

「今日もどこかで馬は生まれる」を観る

アマゾンプライムビデオで「今日もどこかで馬は生まれる」を観た。競走馬のセカンドキャリアに迫るドキュメンタリー。鈴木伸尋調教師、岡田総帥のご子息コスモヴューファーム岡田義広代表他のインタビューを通して競走馬の現実を伝えていく。

このドキュメンタリーは受け取り手が競馬ファンか否かで考えは大きく違う。競走馬は年間七千頭近い登録があって、同じ数だけ抹消されていく。現実その行先はこの作品の通り。競馬ファンで無ければ動物愛護の観点から競馬自体や競馬産業をバッサリしたくなる。

だが冒頭この作品が言う通り、一大産業の維持に国庫への歳入は馬鹿にできない。そんな中、競馬と社会の両立と模索の一端が語られる。現実を受け止めて強い馬作りで対抗するもよし、地道に馬生を送らせてあげるのもよし。ただ民間の力には限界がある。

鯔のつまり、ファンのコメントの通り、JRAやNARから一助を、これら監督官庁たる農林水産省の姿勢にこそ問題がある。全くやっていない事はないと思うが、アピールもグリーンチャンネル頼りではね。それにやっていればこの作品でも少なからず語られたであろう。

近年、一部の競馬ファンの間でも角居元調教師の活動や重賞勝ち馬の乗馬への転向等が報道され、競走馬のセカンドキャリアの理解が浸透してきている。この映画もその一つ。その中で「身近なところに馬がいない」というコメントは心に残る。大半の人に馬の存在は画面の向こうでの出来事でしかない。

JRAはピントのズレたCMで「競馬場へ来て下さい」と言う。家族で楽しめるよう遊具もあるし、美味しいものもありますと。欧米で馬は身近な存在でかつ、競馬の歴史は長い。今、間近に馬を見るには北海道や競馬場へ行くしかない。活路はその欧米との違いにこそあるのではないだろうか。

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Hola

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2022/02/13

Switch版ダビスタその9:禁断のリトライプレイと凱旋門賞

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Switch版ダビスタの馬主生活も60年を超えると、色々試したくなる。プレイ初期はセーブとリトライを繰り返し、資金を貯めていた。ただ最強馬作りにはリトライを用いていなかったが、今回最高の繁殖牝馬を得て作った子で禁断のリトライプレイをしてみた。

父は我が牧場の最強馬ウイングザリング。母は庭先取引で買ったスプリングスイーツ。ただウイングザリングの種牡馬適性はスプリント色が強く、産駒成績もマイル以下に偏っていた。それを母方のスタミナ色で補ってやろうというプラン。産駒は牡馬に出てスプリングザリングと名付けた。 

河合厩舎に入厩、早めのデビュー初戦は2着もその後は連勝街道。デイリー杯から朝日杯、連闘のホープフルSと勝ち星を重ねていった。さてクラシック、弥生賞をステップに皐月賞を勝利。問題はダービー。距離不安が付き纏う。

案の定、ダービーは勝てなかった。正しくは"普通"に勝てなかった。デゥラメンテやエフフォーリア相手と手強い。ここから直前セーブからリトライを繰り返す。5着以下に落ちる事はほぼ無いので距離は持ちそう。先行、差しと作戦指示を変え戦況を見ていく。数戦後、ダービーを勝つ事ができた。

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血統背景にダービーの勝ちっぷりから3冠は無理。そこで敢えて宝塚記念を目指す。宝塚も簡単には勝てない。先行を指示し、リトライを繰り返すと宝塚も制覇。なればやっぱ凱旋門賞でしょ。

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ネット情報では河合厩舎、3才無敗、ダービー、宝塚と書かれていたが、無敗で無くとも9月第1週に入厩していると凱旋門賞挑戦の打診が来た。そして10月第1週に凱旋門賞本番。だが先に結末を言うと初挑戦でビリ。リトライから何度やってもビリ。数戦してすぐに諦めた。

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同じ距離のダービーは勝てても、やはりスタミナの裏付けは必要なんだろうと思う。現実の競馬と同じ。その点でスプリングザリングは非力。帰国後緒戦のジャパンカップは3着。この感じ、超早熟の匂いがする。このまま有馬を使うか、中距離路線を辿るか、引退させるか。

さてクラシックはまだしも、特に凱旋門賞は禁断のリトライプレイが無くして勝つ事は難しいと思う。ただプレイスタイルはその人次第。正攻法でやるもよし、でもやっぱまたリトライプレイしちゃうだろうな。




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2021/10/09

Switch版ダビスタその8:「あつまれ!ダビスタもりあがり隊 あつもりブリーダーズカップ参戦」

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今回、グリーンチャンネルで放送されている「あつまれ!ダビスタもりあがり隊」(以下あつもりと略)のブリーダーズカップ(BC)に参戦した。新潟芝1000mとメイダンダート2000mの2レースにG1を5勝したウイングザリングを送り出す事にした。

ウイングザリングはダート芝問わずG1を勝ったし、どちらかというと中短距離馬。わが牧場の最強馬がどこまで通用するか。ただ世界の壁はとてつもなく高かった。

まずは新潟芝1000mのスプリント戦、予選第6レースに登場。新潟の直線1000mで外枠といえば馬券買いの定石なのだが、これはダビスタ。しかも無印。ウイングザリングは好スタートも徐々に順位を落とし、一度も名前を呼ばれずに18頭立ての14着でゴール。レース結果画面に名前が載るだけいいか。

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そしてもう1レース。メイダンダート2000mはドバイワールドカップと同舞台。こちらは予選7レースに登場した。1枠2番の好条件。でも無印。スタート後、好位につけたウイングザリング。4コーナーで力尽き、直線はブービーでゴールしたようだ(レース結果画面に名前が載らなかったので不明)。ただ2000m戦だったので実況で何度か馬名を呼ばれたのは嬉しかった。

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まぁこのBC、とにかく勝ちタイムが速い。スピードが身上のウイングザリングでも歯が立たなかった。トレンドは色々あるが、いい繁殖牝馬を買うのが近道。このBCの後、ミココロノママニとスプリングスイーツを庭先取引で買ったのは言うまでもない。

次回あつもりBCもアナウンスされているが、それに間に合うかどうか。BCもオリンピックと同じ、参加することに意義があるのかな。世間では最強馬を作るために表裏ワザを尽くしているのだろう。まぁオレ的には正攻法、表ワザだけで何とかしたいと思うけどね。

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2021/10/03

2021年凱旋門賞を観て思うこと

グリーンチャンネルで今年の凱旋門賞をテレビ観戦した。馬券は直前の重馬場を考慮し、酷量でレースを勝ってきたドイツ馬トルカータータッソの複勝を購入。睡魔の中でレースが進み、フォルスストレートから直線、まさかの先頭ゴールで的中と目が覚めた。そして思うのだ。何故、お前は単勝を買わなかったのだと。

まぁ馬券秘話はともかく、毎度馬場の違いが取り沙汰される凱旋門賞。芝丈の高さ、品種の違い等、挙げていけば沢山出てくる。その一つに日本の高速馬場とのミスマッチはある。だからといってロンシャンの芝は日本の気候に適合しないみたいだから、日本の競馬場で養育して予行とはいかない。

そして何よりロンシャンがタフなコースである事が大きい。10メートルとされる高低差は日本国内で最も勾配のある中山競馬場の倍あるという(JRAホームページより)。ゴルフと同じで自然と戦うのが欧州競馬。日本競馬はレース番組こそ英国に範を取っているが、競馬場の作りは人工的で北米に近い。そんな馬場とコースが相まって手強く出迎える。それが凱旋門賞。

やはり適応するには長期滞在でのエルコンドルパサーのような馬体改造か、オルフェーヴルのように現地のステップレースを使う、これが現時点の日本馬にとってベターな選択。これは競馬関係者だけでなく、ファンもこの20年の経験で学んだ。それでも運は必要。今年の馬場は日本馬にとって事故レベルだったし。

こうした障害を乗り越え二度も凱旋門賞を2着したオルフェーヴルは常識を超えた、日本最強馬だと今でも思う。エルコンドルパサーからオルフェーヴルまで14年。あと10年経てばそんな機会がまた巡ってくるかも。あの直線の昂りをもう一度日本馬で味わいたいな。もちろん単勝馬券を手にしてね。

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2021/08/01

Switch版ダビスタその7:いよいよ自家生産種牡馬へ

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久々のダビスタネタ。ランク35に達し、牧場で自家生産種牡馬を管理できるようになった。G1を勝った馬のみが種牡馬になれる。その権利を得たのが、ハイサンウイングとハイライブマンの2頭。実績はフェブラリーSにチャンピオンズカップと2勝したハイサンウイングが上。ただ高松宮記念勝ちのハイライブマンも中距離で善戦してきた馬である。

まずハイサンウイングに重賞勝ちの自家生産牝馬ゴールドリングを付けてみた。サンデーとキンカメのクロス立ちまくりの血統。そして生まれたのがウイングザリングという牡馬。3才時皐月賞を2着、ダービーは惨敗もセントライト記念を快勝。さらに秋の天皇賞を勝ってくれた。

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ただ4才春は惜敗続きであったが、マイルチャンピオンシップ、チャンピオンズカップ、有馬記念とG1を3連勝。しかも有馬記念は6馬身ぶっちぎり、レコード勝ちのオマケ付き。5才時もジャパンカップを勝ってG15勝馬として引退、顕彰馬となった。でもピークは4才秋だったのかなぁと。有馬記念追い切り後にBC登録しなかったのが悔やまれる。

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今のところハイサンウイングの産駒で大活躍したのはウイングザリングのみ。でも他のハイサンウイング産駒もオープンクラスまでは出世しているようだ。あとはウイングザリングからさらに血統を伸ばしていきたい。一方、ハイライヴマンは重賞を勝つ産駒が生まれるも、G1勝ち馬は出ていない。健康がCなのもなぁ。それでも総じて自家生産種牡馬は結果を出し易いと思う。

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次はSwitch版ダビスタその8:「あつまれ!ダビスタもりあがり隊 あつもりブリーダーズカップ参戦」





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2021/06/27

さよなら「みんなのKEIBA」

今日、春のG1シリーズは「宝塚記念」でフィナーレ。競馬場へ行かなくなって1年半が経つ。今年はダービー回顧さえしなくなったっけ。コロナ禍という特殊事情は競馬観戦スタイルを変えてきた。

例えばグリーンチャンネルが期間限定ながら中央競馬中継を無料視聴できた。ただグリーンチャンネル(以下グリチャ)はチャンネル契約しているので個人的にはどうでもいい話。ただ7月から月額1,320円から880円へ値下げされるのは朗報。余波でグリチャの番組クオリティが下がらない事を切に祈る。

午後からの競馬中継ならBS11もある。マニアックな人選とラジオNIKKEIの協力もあり、かつてのUHF系競馬中継の流れを汲む。ただ如何せんメインレースのライブ放送だけは地上波との兼ね合いでできていない。

そういう背景があってメインレースの時間、土曜はテレ東、日曜はフジテレビの競馬中継を観てきた。テレ東の中継「ウイニング競馬」は脱線気味だが、関係者の素顔が見れて面白い。BSテレ東なら30分拡大。KBS京都の実況も貴重。前MCアナの今の姿に閉口するが、ジャンポケ斉藤と森アナのコンビも悪くない。

一方、フジテレビの競馬中継「みんなのKEIBA」は「スーパー競馬」時代から親しんできた時間帯。大川慶次郎の解説に耳を傾け、関西のレースなら関テレ杉本清の実況を楽しむことができた。

しかしそれも過去の話。関テレ実況は杉本アナに加え、後輩の馬場アナも勇退。看板井崎先生のコーナーも随分と短くなり、ゲストとのどうでもいい予想対決を見させられるのに嫌気。競馬ファンにとって人の馬券が当たった映像に面白味はない。挙句にテレ東前MCアナの電波芸者ぶりにチャンネルを変える。そんな番組作りと合わせ見る動機を失っていった。

これまではフジのG1中継をアーカイブ扱いし、録画やディスクに焼いてきた。でもその必要性はない。もう今週で録画は止めにしたい。

今春から我が実況のスタンダードはグリチャ、ラジオNIKKEIに完全移行。ラジオNIKKEIの実況ならJRAのHPで観られるしね。そしてヴィクトリアマイルの中継を観て実感。

「強い!それはなぜか…それはグランアレグリアだからです!」

ラジオNIKKEI小林雅巳アナしてやったり。レースが決するまで実況に徹するのがラジオNIKKEI流。いいんです、レースが決してしまえば何をぶっ込んでも。しっかりした実況技術があるからこそ言葉が光りますな。

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2021/03/31

「ウマ娘」受け入れ難し

TVCMも多数打たれる人気のスマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」。以前、派生したアニメシリーズの第1話を観たが、正直受け入れる事ができなかった。

どうやら競走馬を女の子に擬人化、実際の競走馬のルックスとエピソードを織り交ぜたものらしい。所詮はゲームと割り切れる大人じゃないので、この設定がまずダメ。競馬の魅力を微塵も感じないもの。原体験、これまで競馬を観てきた来た者にとって全てが我慢ならない。

競馬は牡馬(男馬)、牝馬(女馬)がレースを競う。しかし擬人化されてゲーム、アニメは女の子だけが登場。アニメ第1話を観る限り、主人公はスペシャルウィークで実際は牡馬。「ウマ娘」では皆んな女の子になって、父子が紡ぐ血統のスポーツである部分は一切伝わらない。スペシャルウィークとサイレンススズカが同じサンデーの子という背景はアンタッチャブルなのか。

ウィキの物語解説を読むと怒りは増してくる。当時外国産馬であるエルコンドルパサーはダービーに出れなかったし、スペシャルウィークと同着はあり得ない。2着のボールドエンペラーをぶっちぎった。武豊念願のダービー初制覇に母馬キャンペンガールの運命、関係者の姿は何処にも無く、コンセプトは可愛く明るくスポ根が信条らしい。

実話を映画やドラマにする際、脚色される事が多いが「ウマ娘」の世界観は範疇を遥かに超え、原型を留めていない。実際の競馬の感動はその比でない。
牝馬のウオッカがダービーで牡馬を蹴散らす光景は現実でこその快挙。牝馬が再びダービーを勝つまで64年掛かってんだ。競馬マンガなら「みどりのマキバオー」のほうが何万倍、いや数字に表せないほど感動的だよ。

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2021/02/14

Switch版ダビスタその6:25年経過と箸休め

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Switch版ダビスタはプレイ期間25年を経過。オーナーランクは36。一応、牧場拡張すれば自家種牡馬も管理できるようになる。その権利を得たものの、牡馬でG1馬が出ていないので牧場拡張は後回し。ただ権利が生まれる数年前にG1を2勝(天皇賞・秋、スプリンターズS)したハイサンソードがモチベーションを繋いだ。コイツを種牡馬にしたかったなぁ。

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これまでG1は6勝は全て芝2,000メートル以下となっている。いわゆるクラシックディスタンスを勝っていない。ディープやキンカメを付けても新馬で芝2,000メートルを使うと失速「距離が長すぎました」とコメントされる。今後は繁殖牝馬の血統が重要だろう。ラストランの有馬記念僅差の3着、ハーツクライ産駒のハイサンドーターに繁殖牝馬としての期待が掛かる。

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さてSwitch版ダビスタ、アップデートのたびにロード時間は短くなり、俺的に今の状態で満足している。ただ一点、疑問が。それは夏の北海道シリーズの扱いだ。実際、札幌や函館に出走する馬は滞在し、出走週の追い切りは競馬場で行う。したがって本来は使える調教施設が限られる。

しかしSwitch版ダビスタではその週、函館や札幌のレースを使おうと調教で坂路やポリトラック、プールが使える。おそらく製作側は百も承知の事。ユーザー、特に競馬初心者がシステムを理解するのが難しいと割り切ったのだろう。過去のダビスタがどうだったかは覚えていない。ただ今後のアップデートで北海道仕様(滞在競馬にダート、芝調教中心)を織り込んでもらいたい。

それとひとネタ。出走に際し騎乗依頼をするのだが、上段から有名ジョッキーの名が並ぶ。過去のダビスタではランク付けがあったが、色々問題があって以来記載無し。でも何となくトップジョッキーは上の方という感じ。ただ驚いたのはここから。実はこの1画面だけではない。スクロールし、何ともっと多くのジョッキーが選べるのだ。ベテランに減量騎手と実にマニアック。未勝利戦で減量騎手と勝負も面白い。

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最後にもうひとネタ。Switch版ダビスタはSwitch Liteでプレイしているが、観戦中はダイソーのタブレット用スタンドに載せると丁度いい。一応、角度を調整すれば充電しながらのプレイもできる。下手にAmazonなんかでスタンドを買うより出来がいいし、コストパフォーマンスは圧倒的に高いのでオススメだ。

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2021/01/17

Switch版ダビスタその5:年度代表馬と停滞期ふたたび

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ハイサンボーイはその後G1を勝つ事は無かったが、善戦して総賞金7億3287万円を稼いだ。驚いたのはG1を3勝した翌年初め。まるでウイニングポストかと思うイベント、JRA賞ならぬSRA賞の授賞式。何とハイサンボーイは年度代表馬と最優秀短距離馬に選ばれたのだ。イベントはウイニングポストに比べればあっさりしたものだが、ちょっと嬉しい。

ダビスタはG1を勝った牡馬は種牡馬にできる。だが馬主ランク35で馬柵拡張しないと自家種牡馬として管理できない。現在、馬主ランクは29。せっかく生まれたG1馬ハイサンボーイの血統を父系で残すためには何とか種牡馬にしたい。あと6ランク上げるのが早いか、種牡馬として売却してしまうほうがいいか、それが目下の悩み。ハイサンボーイは今8才。時間は残されていない。

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ハイサンボーイの後、ブレイクスルーしたかに思えたが、再び停滞期に入った。G1を勝つどころか、重賞勝ちもままならない。そんな中、18年目に凝った配合のハイコーズウェイが生まれた。父はスズカコーズウェイで母は自家製繁殖牝馬のハイサンリナックス(父エピファネイア)。新馬勝ち、札幌2才Sと連勝してソダシと同じ夢を見た。だがアルテミスS惨敗、阪神JFを5着と鳴かず飛ばず。

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一方それでもハイビギニングから派生した牝系、ハイサンタクトの子が頑張ってくれている。ハイサンマスター(父ディープインパクト)は重賞勝ち無くとも4才秋にオールカマー、エリザベス女王杯を連続2着。骨折で長期離脱となったが、宝塚記念に向けて調整中。

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そしてその妹ハイコンチェルト(父ジャスタウェイ)は3才時に忘れな草賞を勝ちクラシックに乗ったが、4才になって本格化。小倉大賞典を勝った後に大阪杯4着、ヴィクトリアマイル3着と善戦。宝塚記念での姉妹対決が待っている。それで宝塚記念を勝ってくれれば御の字だけど。

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停滞期とはいえ、それなりに結果は出てきている。生産頭数が増えた事は大きい。馬房8頭の枠の中、繁殖牝馬をどう回すかもカギ。定期的に2才馬や繁殖牝馬のセリを利用、新しい血を入れるのも忘れてはならない。


 

 

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