2008/08/28

オペルのある国

 現在スイス現地時間、28日午前6時。仕事でスイスに来てます。まずドイツ、フランクフルト経由でジュネーブ入り。今はスイスの都市ローザンヌで装置の出荷検査に立ち会っています。スイスのネット環境、ホテルではWi-FiでLANが可能ですが、クレジット決済で30分約500円と高額。もちろん長くなればそれなりに安くはなるのですが、仕方なく必要最低限の接続と確認に留めています。今回のブログもローザンヌのホテルからのもの。ネット世界に国境はあまり無いようです。

 さてヨーロッパ入りして嬉しかったのが、オペル車の多さ。圧巻は降り立ったフランクフルト国際空港。何処もかしこもオペルだらけ。ドイツだから当然なのですが、あまりの驚きに手も付かず、写真を収める事ができませんでした。しかしドイツから飛行機で一時間、ローザンヌでも我がアストラはいうまでもなく、新旧、日本未発売モデルのコルサ等々が走っており、その数、枚挙暇がありません。ちょっと大げさだけど、まるで石を投げればオペルに当たる勢いでした。

 ご存知の通り、オペルは昨年春に日本市場から撤退。輸入車ゆえのハンデに加え、日本GMの戦略の不味さが引き金となり、現在に至りました。ただ本場ヨーロッパでオペルを見ると、大衆車である事がはっきり判ります。傷が付こうが、痛もうが乗り続ける。車は道具、そんな考えも伝わってきます。ちなみにスイスでの仕事の初日、来たタクシーはグリーンのGアストラでした。これも嬉しかった。

 来月は最初の車検となる三年目。実は我がアストラを手放すつもりで悩んでいました。決め手は毎月右肩上がりのガソリン代。しかもハイオクです。したがって通勤には妻の軽、ダイハツタントで既に二ヶ月過ごしてきました。でもたまにアストラに乗ると、ドイツ車らしいステアの重さ、余裕のアクセルワークが堪らないのです。そんな中、妻の声も後押しして、とりあえずもう一年乗ってみようと思っています。さらにトドメは今回のスイス滞在。やっぱオペルのある国はいいね。

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2007/06/30

オペで北海道へ行く(早来篇)

 函館の後、苫小牧でフェリー乗船となるが、その前に行きたいところがあった。それこそは早来、過去二度行った社台スタリオンステーションである。競馬好きにとって、外せない場所を最終日に組み込んだ。函館からその前日千歳に宿泊。そして早来へ移動。もちろん妻にとって初めての場所、サラブレッドを生で観る事自体が初めての出来事。道中、時折見える牧場の風景、放牧される母馬と子馬たち。そこが馬産地である事を印象づける。そんな中、裏道と思しきナビ指示をした妻に疑問を投げたが、さすがは「地図を読める女」。一切の間違いはなかった。誠に失礼致しました。

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 例年なら早来だけでなく、北海道初日の滞在地、静内でも牧場巡りをしたいところだったが、オフシーズン、まだ種付けシーズンでもあり、そちらは観る事ができなかった。ただここ社台は、そんな時期でもファンサービスも兼ねて、人気馬を午前中の数時間だけ放牧させている。放牧開始時間に合わせ、オペを走らせ、着くといましたトウカイテイオー、アグネスタキオン、クロフネ、ゴールドアリュール、キングカメハメハ、そして中央の柵にはディープインパクト。引退したばかり、種牡馬デビューしたディープである。

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 まず見た目。何せ五才、まだまだ現役でもおかしくない。競走馬時代と馬体に差異はほとんどないように思う。そしてただひたすら、脚元の草を食べるディープ。いやディープに限らず、どの馬ももぐもぐタイムのため、動きが少ない。放牧場を駆け抜けるディープを観たいところだが、なかなかそのチャンスに恵まれなかった。そのためしばらくは他の馬たちに目を向けることにした。隣にいるのはトウカイテイオーである。今ではこの放牧場で最古参となってしまった彼。しかし後ろ脚の沈むテイオーの踏み込みは変わらない。強いて挙げれば、ひ腹に年が伺われるが、何せ19才ですからね。

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 いろいろこの場でお話を聞くと、テイオーはディープが来てから気が気でないらしい。中山や府中で何度も奇跡を魅せてくれて、ファンを熱狂させたテイオー。だが隣に突如現れた若き七冠馬に嫉妬。テイオーの周り、始めのうちはそんな威圧感に溢れていたという。最近になってディープのほうが慣れてきたようで、この日もクロフネやアグネスタキオンに顔を向けていた。むしろテイオーは我が道を行くように馬場を闊歩。柵内に設置された、テイオー専用の日さしが彼の孤高さを物語る。

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 タキオンやクロフネは奥の柵に放牧されていた。以前、ここを訪れた時、ディープの場所にはスペシャルウィークが居たのだが、話を聞くと種牡馬になって翌年以降、ここに放牧されなくなったという。気性が荒い事が原因らしいが、前に来た時はそんな片鱗を見せていなかったのが不思議。当時、スペシャルを観れたのはラッキーだったのかも。むしろ種牡馬生活を満喫しているディープも、いつそんな変化を見せるのか。とても種付けに積極的だという。

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 やがて昼に近づき、放牧時間が終わる頃、何かに感づいたかのように、ディープが駆け始めた。その瞬間を待っていたのか、ボクも含め、沢山の人々がシャッターを切っていた。平成の天馬はターフを去っても、遠く北の大地で変わらずに飛んでいた。その動きは現役を離れた今も変わらない。そして放牧時間を終え、ディープたちは馬屋へ帰っていった。なおこの日は平日、まだ競馬北海道シリーズが始まる一週間前にも関わらず、道内外からファンが集まっていた。その中でも沼津ナンバーは異彩を放っていたようだった。

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最後に...これからもボクら二人、北海道旅行に早来は欠かせないだろう。いや早来と千歳の組み合わせは必須となった。実はこの後、千歳空港で食事、土産を大量に買い込んでいる。その理由、何より妻は空港が好きなのである。旅客機の離発着する姿、乗客の搭乗、旅客機に群がるスタッフ、特殊車両等、その動きが楽しいのだという。確かに観ていると楽しい。そして旅立つ旅客機が轟音を立て、やがて豆粒のように空へ消えていく。前日の夜も空港のレストランで食事。食事の後も二人で夢中になって観ていた。また土産、特にお菓子関係はここでまとめて買うのが吉。帰りのご飯もここで買っていった。今回の旅行、飛行機は使わねど、空港を楽しむ。そして苫小牧からフェリー、大洗へ戻っていったのだった。海上、フェリーで空弁を食べたのは、たぶんボクたちだけだろう。

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そして総計二千キロ、無事安全に走ってくれたオペよ、ありがとう。(完)

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2007/06/29

オペで北海道へ行く(観光篇・下)

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 そのまま小樽へ移動。翌日の朝は夫婦でガラス吹き体験をしてきた。ジョッキやタンブラー等の食器から、トンボ玉のようなアクセサリー等も作る事ができる。なお確実を期するため、事前予約をしておいた。作ったのはジョッキ。ボクは底面にはヒビを入れ、取っ手も付けている。実際に息を吹き込んだり、ガラスを回したりするのだが、手を添える程度でほとんどが指導するお兄さんたちがしてくれる。ただ物作りの流れを楽しむだけでなく、オンリーワンの物が手に入れられる喜びが大きい。ちなみに仕上がりに一週間程度を要するため、後日発送された。

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 即日、小樽から函館への移動。その途中ヤンキー先生でお馴染み、余市の道の駅へ。ここには宇宙飛行士毛利さんにちなんで宇宙記念館が併設。無料体験コーナー「ステップトレーナー」でよろめき、宇宙食を土産にした。

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 函館の道中は比較的スピードが出てしまう。しかしスピード違反の切符を切られたくないから、なるべくアクセルはセーブ。もちろん長距離を安全運転をこなすための術でもある。だから後続車のペースが速そうな場合、先に道を譲る事にしていた。実際、地元の人たちのペースは速く、そんな場面が多かった。ただ譲ってハザード出してくれたのは僅か三度。ちょっと寂しかった。そして道の駅に停まるたび、ソフトクリームを買っていた事を記録しておく。駅毎に味が違うのだ。

 そんな函館までの道中だったから、着いたのは午後七時頃。この日の夜はとにかく天気が悪かった。そしてこの日の目的が函館山から夜景を観る事。だが追い討ちをかけるように、山頂を結ぶロープウェイは落雷の危険性で運転を中止していた。行くべきか、止めるべきか。そこで山頂の映像を映すネットカメラをパソから接続。いまやホテルにネット接続無くして滞在はあり得ない。すると霧が晴れて夜景の見える山頂が映し出された。今しかチャンスがないと、路線バスでの登頂を試みた。

 バスには函館山行きのためか、ガイドさんが乗っており、道中は説明を加えてくれる。だが雨音に観光できるか半信半疑。しかし時折、木々の隙間から見える函館の夜景が、とても眩しく映った。山頂までのぶらり30分、バスの旅。もちろん山頂に着き、展望台からも夜景がよく見える。ただ雨風がちょっとつらかった。そして妻と記念写真を何枚か撮ったところで、急に山頂は霧に包まれた。すぐさまバスに戻り、座席から見える風景にブレーキランプが赤く映って不気味。実質、山頂で観光できたのは10分に満たなかった。

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 翌日もあまりいい天気ではなかったが、雨は僅か。函館旧公会堂へ行き、コスプレを楽しむ。コスプレといっても、ハイカラ衣装館という明治時代の扮装で写真(ただし要持ち込み)が撮れるという試み。国の重要文化財であるこの旧公会堂、また踊り場から函館の港町をバックに写真を撮るの乙なもの。20分1,000円、またボランティアのお母さんたちが写真を撮ってくれたりもするが、写真の隅にモップが写っていたのには、思わず苦笑してしまった。無理言えないしね。妻共々のツーショット満載もここではオミット。

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 函館観光には多くの名所があるが、やはり新婚旅行には「チャーミーグリーン」の坂をおさえたかった。石畳、その先には港が見える。そしてここであのCMが撮られたのね。他のカップル、観光客同様、ボクらも写真の中に収まった。

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 細かい出来事はさておき、駆け足で新婚旅行を振り返ってみた。北海道の魅力、本州と違う自然とその景観を楽しむも、後半は天気が微妙で雨に祟られた事が悔やまれる。妻共々、再び北海道の地を踏みたいとリベンジを誓うのだった。あれ、北海道といえばあれを忘れていた。そう彼の地へ行く事を...(早来篇へつづく)

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2007/06/28

オペで北海道へ行く(観光篇・上)

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 道内移動五日間、一日約三百キロを走ったオペ。その最初の目的地は襟裳岬だった。そもそも最初の宿泊地を静内に定めたものの、牧場巡りもほぼオフシーズンだったため、観光は諦めていた。そんな時、妻の機転で静内を一旦パスし、襟裳岬に行くプランが立ったのだった。

 苫小牧に着いてやや寒さを感じていたが、襟裳岬の寒さは六月にして九.六度。苫小牧からの遠路、天気は曇天、時間は既に午後六時。だが襟裳では絶景が待っていた。鳥が空を舞い、夕暮れ時と相まって岬には美しい日陽が差す。風が吹き、寒さは増したが、目の前の光景を楽しんだ。

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 襟裳岬といえば、森進一。もちろん彼の歌碑がある。しかしそれだけではない。島倉千代子も襟裳岬を歌っていたのだ。同名異曲、碑に書かれている歌詞は異なる。「こんばんは、森進一です...」と真似しようとしたが、写真にはただ単に寒がっているボクら夫婦がいた。

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 襟裳岬の後は静内で宿泊。馬産地らしい街灯も目立つ。ホテルサトウさんの新館、ホテルアネックスイン。もちろんパソを持ち込んでインターネット。そう、静内でもアネックスインならネットができる。ここでの夜食はセブンイレブン。グルメツアー、北海道上陸初日は質素に...

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 二日目は富良野、美瑛といった風景を観て楽しむ旅。静内から富良野への道は長く、山をひと越え。しかしその道中は自然に溢れている。時々、車を止めては写真を撮りまくる。その一枚一枚が絵葉書の世界。まるで写真を撮るのが、上手くなったような錯覚に陥るほどだった。中でも富良野の山々は、あのドラマを思い出させるシーンが目に飛び込んでくる。あのドラマ「北の国から」の風景である。

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 「北の国から」は完結したものの、富良野には五郎詣での如く全国から人々が訪れる。富良野には過去使われた五郎の家のセットが残され、その風景の中に皆の思い出がよみがえる。特にテレビシリーズ初期に使われた五郎の家が懐かしい。妻には縁のない「北の国から」だったが、その世界の中、はしゃぐボクをシャッターに収めている姿を見ると、まんざらでも無い様子だった。

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 さらに美瑛は名所たる風景が多く、CMで使われた場所等は雑誌で紹介されている。妻は事前調査に加え、地図を頼りにナビゲート。ちなみにこの旅、カーナビ無しに全ては妻ナビがサポートしてくれた。勘でああだこうだと難癖をつけるボクより、明らかにその正確さはGPS以上。この旅、終始問題なく進んだのも妻のおかげだった。美瑛を周遊する流れも無駄が無く見事。そしてそれぞれの風景を写真に収めていく。ジェットコースターの坂、マイルドセブンの木、ケンメリの木...そればかりでなく田畑の一つ一つ、空と雲が一体となって素敵な風景を作る。緑の濃さはピークに無かったが、その瞬間を満喫した事に変わりない。

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 美瑛を離れ、旭川で宿泊。その翌日は今や国内トップの動員数を誇る旭山動物園へ。九時半開園に合わせて到着。だが10分を過ぎ、無料駐車場は満車近くなっていた。平日とはいえ、さすが旭山動物園は侮れません。

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 山に傾斜に立地、それぞれの展示が個性的で手作り感が漂う。最初に行ったペンギン館にして、ここの醍醐味である生態展示が登場。鳥であるペンギンが、ガラスチューブの外を飛び駆け抜けていく。テレビで紹介されたシーンだが、太陽の日差しを介し、実際にペンギンが泳ぐ姿が興味深い。同様にあざらし館の展示も、垂直に設けられたガラスチューブを、あざらしたちがすり抜けていく。

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 可笑しかったのはもうじゅう館としろくま館の動物たち。この日の旭川は30度近い気温に達していた。ごろ寝、ふて寝する動物たちも少なくない。さすがにもぐもぐタイム(餌やりの時間)には動きがあるようだが、それ以外は動さず。これが本当の動物の姿なのだろう。一方、せっせと餌を探すサルも居れば、くもざるはジムを駆け登り、観客に向かって放尿。この動物園、頭上注意の展示も多い。

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 妻の目的はカビパラさん。カピバラとは、「世界最大のねずみのなかま」。UFOキャッチャーで集めているカピバラたちの本物である。ただお尻を観客に向けるばかりで、シャッターチャンスは少なかった。妻的には旭山限定のカピバラグッズと肉球ストラップにご満悦。ひと通りの観覧を終えたお昼前、動物園の中は人で溢れていた。我々は人ごみを避けるべく、開園から午前いっぱい滞在としたが、展示を細かく見ていったら、一日では済まないだろう。(観光篇・下へつづく)

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2007/06/27

オペで北海道へ行く(グルメ篇)

 あれから二年、六月某日北海道へ行ってきた。入籍から五ケ月、北海道へ七泊八日の新婚旅行。行程は内五日を北海道を周遊、残り二日をフェリーでの移動に充てた。すなわちオペとの長期ツーリング。茨城県の大洗と北海道の苫小牧の間はフェリー、大洗までは東名、首都高、常磐道等を利用。終わってみると、自宅からの走破距離は二千キロを超える。北海道では、一日平均三百キロ走っていた計算になる。

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 フェリー利用には妻の職場の方の助言もあった。道内の移動もさることながら、船旅の良さを満喫する事ができた。片道約十八時間の航路だが、飛行機や列車と異なり、体に旅疲れはほとんど無い。もっとも波に左右され、船酔いもあり得るが、今回は好天ではなかったものの、波静かな航海だった。乗ったのは商船三井フェリーのご存知「さんふらわあ」。デラックスルームで二人で片道約五万円と根は張ったが、相部屋にならない気軽さは捨て難い。食事も朝晩とバイキングでそのボリュームを贅沢に楽しんだ。

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 今回の旅行のテーマはグルメ。一般的には北海道最初のキーワードでもある。小樽では寿司と揚げ鳥、函館ではラーメンを挙げていた。しかし旅は一部計画通りとはいかなかったが、大半は上手く運んだ。『一部』上手く運ばなかったのは、耐えられない食欲が成せる業。北海道とは行く場所毎に食欲をそそる物があるからだ。新鮮な食材、はたまたB級グルメまで枚挙暇が無い。旅行中、空腹と満腹が繰り返され忙しかった。

 この旅行、メインディッシュの寿司は小樽の夜、魚真というお店で食べた。実はこの日小樽の街で食べまくったためか、十貫の上握りがお腹の限界に達していた。この店の売り、魚真焼もオーダーしたが、ふた口で断念。この魚真焼、じゃがいもとコンビーフ、そしてこれらにウニを混ぜ合わさせた焼き物で、妻念願のメニューだった。大半を彼女が食べてくれたが、共にリタイア。今思えば、残りはテイクアウトしておけば良かったと思う。寿司の味はいうまでもなく、このお店は次回リベンジの筆頭となった。

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 もう一つの目玉は同じ小樽、なるとというお店。寿司屋でもあるこの店の目玉が揚げ鳥。お昼にオーダーした若鶏定食のボリューム、そして味も大満足。骨付を得意とするボクにはもって来いの食材でもある。アツアツを冷ましながら軟骨まで食べまくり、昨夜の立場は逆転。バテ気味に食べ終えた妻に対し、ボクは余裕で完食した。ランチメニューでこの定食は千円。単品のボリュームでも圧勝だろう。是非、お腹を空かせて食べに行って欲しい、そんなオススメのお店だ。

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 小樽の滞在は一泊。ただそんな僅かな時間も上の二軒、さらに数件をハシゴした事を記しておく。挙げていくとかま栄の練り物、ここのツナサンドが美味い。しかも価格が百円のものが多くリーズナブル。ご存知六花亭のカフェでシュークリームを。居酒屋チックなお店で烏賊のゲソ、ホタテ焼も食べた。その日の夜、寿司屋でギブアップも当然。翌日の朝、スイーツもハシゴ。とにかく食に困らない街が小樽の印象である。

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 この他、印象に残った食べ物は二点。富良野で食べたジンギスカン、そして函館のラッキーピエロだろう。ジンギスカンは普通のものとザフォークというものを食べた。一般の焼肉とは違ううまみ。両方とも臭みはないが、サフォークはより美味に感じた。晴れ上がった富良野の風景共に、炭火のジンギスカンを満喫。自然と御飯も進む。その日搾り立ての牛乳も濃かった。

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 ラッキーピエロは食べ物の名でなく、地元の人ならご存知のファストフードチェーン。ただファストフードとファミレスの中間というのが正しく、ハンバーガーに加え、カレーにオムライス、スパゲティーをラインナップ。ボクらは一番人気のチャイニーズチキンバーガー、二番人気の鯨味噌カツバーガー、土方歳三ホタテバーガー、チャイニーズエビバーガーの四種を妻と分け分け。二日間で二度訪れる程のお気に入り。価格比圧巻のボリューム、手作り感が伝わってくる。ここのバーガーを食べると、モス以上、そしてマックでは物足らなくなる。妻共々、函館の人はうらやましいと思った。

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 もちろん朝市でのうにいくらホタテ丼、土産購入でのやり取りも忘れられません。食事だけでなく、市場の人々とのやり取りが楽しかった。とにかくおいしい一週間でした。

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帰宅して二日後の出来事。怖くて体重計にのれていません。いや今もですが...(次回、観光篇へつづく)

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2005/10/24

無敗・三冠・菊花賞観戦弾丸ツアー無事終了&プチ京都見物

 昨日はとにかく無敗の三冠馬誕生に酔った。公言通りに前日から深夜、寝台特急に乗って京都入り。弾丸ツアーの理由は日帰りにあったが会社から一報が入り、翌日月曜の出勤が回避された(そもそも会社自体は休日)。完全な弾丸では無くなったが、ツアー前半の疲れは間違いなく弾丸級である。しかも明日は日の出前、早朝からお呼びが掛かるとあって、この日記を書き終えたら、気持ちはスリープモードに切り替えなければならない。とはいえ、あの興奮と感動を味わった後、疲れなんて何処かにすっ飛んでしまった感が強い。

 競馬観戦を終えた昨夜、宿を取ったホテルに移動。実は朝一番の新幹線で帰る事を想定して、事前に宿はとっておいたのだ。それから夕飯を食べようと散策。宿は三条付近だったが、どうせ京都に来たのだから和食でも食べましょうと歩くが、なかなかいい店が見つからない。確かに宿まではよかったが、食事までは想定の範囲外だった。結局、歩くだけ歩いて関西のわりに濃口の中華そばと焼めしを食べ、ビール中ビンを飲む。石和温泉でドンチャン騒ぎしているであろう同僚を思い浮かべつつ、一人だけの弾丸ツアーを楽しむ。

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  ディープインパクトは上がり33秒3[平均時速64.9キロ]

 ホテルに戻るとテレビで日本シリーズを観戦。第一戦に続きロッテの猛打が爆発。そして菊花賞の生観戦コラムを書き始めるが、体は正直に疲れからアルコールを受け入れ、ゲーム終了の頃にはそのまま爆睡。気がつけば翌朝、今朝の午前七時。もし事前の予定通り、朝一番で戻る事になっていたら、完全に遅刻であった。ホテルで簡単な朝食(込みで6,000円台とは安い)、それから観戦コラムの残りを書きつつ、近場に二条城があるので朝からプチ京都見物に切り替えた。

 二条城は1603年に徳川家康が造営。その後、大政奉還の舞台にもなった歴史的な建物、世界遺産である。歴史マニアでないので細かい事は分からないが、とにかく建物内部は古くもその作りは繊細。二の丸御殿内、古くから多くの人が歩んだであろう廊下で歩を進める。微妙に鳴く廊下が興味深い。そして城内、とにかく外国の観光客が多く、建物を前に写真を撮る人が多かった。なお当たり前だが内部は撮影禁止。その上、外であろうが三脚使用禁止には正直参った。

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           二条城、二の丸御殿


 実は今回の京都遠征は公には内緒、だって会社の旅行を蹴ってまでも...である。土産は両親にだけ、おかげで土産代は助かった。ひかり号に乗り、二時間の道中。バイオTの本領発揮。処理は速いし(バイオC1比)、何よりバッテリーの持ちは、その後喫茶店に持ち込んだ合計三時間を経てもやっと50%を切る程度。これなら予備のバッテリーは要らないかもしれない。やっぱり新しいパソコンはいいね。無敗の三冠馬誕生と、旅の余韻に浸りながら、明日に備えて早く寝ようっと。

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2005/08/28

任三郎ぶらりひとり旅日記2005[俺だけの旅]をアップしました

 8月11日から15日までコラムを休載しましたが、その理由は北海道旅行にありました。既にお土産ネタは披露しましたが、実際に旅行中書いていた日記をアップするには、ちょっとボリュームがあり過ぎました。写真も多かったですからね。その点を踏まえて、前回と同じようにホームページ側にコンテンツを用意しました。写真とあわせた旅の思い出を書いた日記となっています。良かったらどうぞ。

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2005/08/16

北海道へ行って来ました

 北海道へ行って来ました。先週の8月11日から昨日の15日朝まで、早来、静内、日高の馬産地を巡り、最後は開催の始まったばかりの札幌競馬を楽しんできました。まさに競馬ファンにとっては垂涎の夏休みメニューを堪能してきました。

 初日は早来社台スタリオンステーションでスターホース4頭トウカイテイオー、クロフネ、シンボリクリスエス、キングカメハメハを目の前にし、翌日は静内のレックススタッドではエイシンプレストン、ヤマニンゼファー、エアジハード、ジェニュイン他。あいだ日高軽種馬農協門別種馬場ではあのテイエムオペラオー。静内地方に戻ってビッグレッドファーム(明和)ではステイゴールド、アグネスデジタル、マイネルラヴら、アロースタッドではブライアンズタイム、ラムタラ、サクラローレル、メジロライアン、ツルマルボーイ他、そしてアンバーシャダイ。挙げていけば、ここ十年程の競馬の歴史に再会した感があります。しかも愛嬌あり、人見知りあり、それぞれの馬たちの性格もいろいろ。ただここにいる彼らは、選ばれたトップホースたちですからね。一方では星屑の如く消えていった馬たちがいるという事になります。でもこんな時だけはロマンを感じるんですよね。

 日曜は札幌競馬場へ足を運び、競馬観戦。やっぱ競馬はライブですよ。ロマンを感じた牧場巡りから博打の鉄火場へ。せっかくピュアな気持になったのに、少し汚れになってしまったかもしれません。勝負馬券にロマンは禁物ですから。牧場巡りと札幌競馬観戦の詳しい事は別の機会に書きたいと思います。

 それにしてもこの旅行の間、北海道の食も満喫しました。摂ったカロリーを考えるとぞっとします。ウニ、いくら、カニ、ジンギスカン、そして今流行のスープカリー。やっぱ時代はスープカリーですよ。あまりの美味しさに絶句、ちょっとした田舎町、特にウチの地元みたいなところでやれば、絶対ウケると思うけどなぁ。そして今日から仕事なんだけど、それが実は一番、ぞっとする話だったりするんですけどね。

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          嗚呼、夏競馬、札幌競馬!

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2005/07/19

静岡空港なんていらない

 地球は広い。だが日本は狭い。忙しい世の中、ネット時代。たった一時間の短縮が何になるのだろうか。静岡県は東京都と愛知県の狭間。東海道新幹線は通っているし、空路なら国内外に名古屋、成田、羽田とアクセスポイントがある。それなのに何故、静岡県に空港を作りたいのか。そもそも選択肢を増やす事は必ずしもプラスとはならない。プラスどころか債務ばかりが増えていく。そしてそれを半ば強引に進めた、現知事の進退を賭けた静岡県知事選挙が週末に行なわれる。

 四年前に行なわれた前回の県知事選。だが当時その争点、空港問題はおざなりにされた。いや対立候補が乱立、一本化できず、現職に立ち向かうまでに至らなかったというのが正しい。現職はそのまま三選されたが、静岡空港問題を住民投票に掛けず、そのままゴリ押しに進めている背景がある。静岡県に何故、空港が必要なのか。十分な論議もされずに作られようとしている。奇しくも今回、対立候補は一本化された(支持団体は別として...)。しかも空港反対論者である。そう、今回の知事選は空港反対論争の代理戦争でもある。

 引き返すのならまだ間に合う。ならば真っ向から空港反対だ。静岡から他県、首都圏との距離を考えれば、どうして空港が必要という答えが出てくるのか。様々な空論を盾に県を始めとする推進派。だが所詮は空論だ。しかも同じ空論を繰り出した他県の地方空港は、いずれも閑古鳥が鳴いている。それに高コスト、騒音、環境と様々な問題をわざわざ作る必要はないだろう。それでなくとも静岡県内の自然は破壊されつつある。海や川、山は汚れ、他県の人を受け入れる以前の問題を抱えている。県内観光への動員を引き合いに出すのなら、まだまだ先にする事があるのではないか。

 そして最もバカバカしいのが、この空港へ行くために鉄道、道路の敷設が必要な事である。航路開拓のための陸路開拓。まるで本末転倒な要求。ど田舎に空港を作るとはそういう事なのだ。現知事を動かす一部の利権のため、エゴのために空港なんて要らない。ちなみに現知事が就任以来、県の債務は四倍に膨れ上がったらしい。空港問題、三期に渡る県政の総括、それらを含め7月24日、静岡県民の賢明な総意が求められている。

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長澤まさみちゃん、静岡の中心で、Go!選挙とさけぶ...


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