2023/05/27

「孤独のグルメ」原作者・久住昌之の「ふらっとグルメ沼津」を観に行く@沼津市民文化センター

今日二つ目は沼津市民文化センターで行われた「孤独のグルメ」原作者・久住昌之の「ふらっとグルメ沼津」を観てきた。2ヶ月ほど前、あの久住さんが沼津に来るという話を聞いてチケット購入。タイトル通り、久住さんがふらっと沼津にあるお店を巡り、井之頭五郎さんよろしくグルメを楽しんだ様子を披露していくスライドトークショー。ちなみに久住さん自身がMacBookで演ってました。

イベントの前週に沼津を訪れた久住さん。冒頭、沼津駅北口にある謎のモニュメントが映され、どっと湧くほぼ沼津市民の観客。だしの自販機はオレも知らなかったぁ。その後、レンタル電動自転車で移動、飛び込みでいろんなお店に入っていくスタイル。最初に紹介された富士宮焼きそば屋さん、甘味どころは知らなかったが、これはまた遠くまで行ったのだなぁと。

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ただ久住さん自身も冒頭「意外に広い」と沼津のことを言っていたし、取材で距離とかはあまり考えていないらしい。それにテレビ番組(例えば「バナナマンのせっかくグルメ!!」とかそう巡るの?と思う編集多し)と違って実際の行程通りの話の流れで地元民にはイメージし易い。一旦西に行った久住さんは駅に向かって戻っていく。

そんな店探しで床屋さんを使うという久住さん(雑誌連載もあり)。だが沼津駅前には老舗の床屋が見つからず、「ディスカウント理容店」と書かれた意中から外れたお店へ。だがココが久住さんにとって大ヒット。店の中の逸品(オブジェ)とご主人との話にノックアウト。屋台と網焼肉の2軒のお店をご一緒に。

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八王子出身の床屋のご主人と話があった上「90分その話でも」というくらい人物ゆえに濃密だったのだろう。ちなみにそのご主人が今日のイベントに「北口亭」の餃子を持ってきてくれたという。ここはシン沼津人に微妙なところなのだが、「中央亭」「北口亭」の餃子は見た目、包み紙まで同じ。だが「中央亭」が元祖で暖簾分けを認めてない。でも「北口亭」も美味しいんだけどね。

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その翌日は朝から南口の新仲見世にある喫茶店ケルン。最新著書「勝負の店」の帯の如く覚悟を決めて店に入ったという。その後の展開、天井、ピンク電話、サンドウィッチのオチが可笑しい。そして驚きの戦前からの開業。お店を仕切るおかみさんと映る久住さんはほのぼのと。

その次に沼津市民があまり立ち寄らない沼津港(と久住さんも床屋のご主人?から聞いた)だが推薦されたお店ずうへ。やっぱ沼津といえば鯵(アジ)。久住さん曰くここのフライと刺身で「沼津の海鮮は充分」と言わしめた。その後、大岡のさなだ食堂へ。カオス気味な店内、沼津の冷やし中華を楽しんだという。最後は県外の方お約束の「どんぐり」で締めた。

沼津編を終えると、これまで地方を回った際のおもしろ写真ネタやドラマ「孤独のグルメ」のこぼれ話を披露。おそらく全国を回る際に披露されるはずなのでここでは割愛。ただ質問の中で出た話、ドラマが五郎さんが食べる1店舗の収録で6時間掛かる事、ロケハン等で1シーズンの間で14キロ体重が増えたスタッフの話には驚いた。

終演も最後はギターを持ち出した久住さん。サックス奏者の女性とあの「Stay Alone」を生演奏。やっぱりいい曲だよね。久住さんの人柄がよく出た楽しい時間を過ごせました。最後に物販品のサイン会へ参加。「さっそく北口、聖地巡礼してきます」と声を掛けると爆笑する久住さんでした。(おしまい)※ブログの写真は帰りに駅北口で撮ってきました。

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2023/04/01

山梨県神社巡りへ行く

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家族で山梨県の神社巡りへ行ってきた。個人的な一番の目的地は新倉山にある浅間神社。あの有名な富士山と五重塔がフレームに収まる眺望、しかも時期は桜。ウチの奥さんが神社巡りにハマっているのでそのスケジュールに入れてもらった次第。朝から我がスイスポで長距離ドライブとなった。

午前10時前に最寄りの臨時駐車場に車を停め、歩きで浅間神社へ向かう。ここで誤算が。息子が車酔いでダウン。マニュアル車の下手な運転もあるけど、たぶんスマホ画面の見過ぎもあったのかと。息子的に神社巡りは家族とのお付き合いなのか、車で待っているとひと言。奥さんと15分程歩いて浅間神社に着いた。

ふもとに着いてまず驚いたのは人の数。しかもYou(外国人)の皆さんの多い事。比率にして5割以上居る気がする位。特にアジア系のYouの方。自撮り棒を片手に神社、いや五重塔に向かっていく。ご利益よりSNSパワー。皆の目標はあの眺望。信心深い我々は神社でお参りを済ませ、「写真を撮らせて下さい」と神様に伝えてから五重塔へ向かった。

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そこでもう一つの誤算。事前に展望台が整備された件、5分で50人交替も聞いていたがそこに長蛇の列。ざっと...数えるのが嫌になる位。ざっと1時間、いやそれ以上の覚悟が必要だと。こんな時の判断は早い。昼食と他の神社を回るスケジュールを考えると、展望台での撮影はすぐに諦めた。

五重塔を上から見下ろす例の画は撮れなかったが、塔越しに富士山を望む画だけは撮れた。富士山にちょっと雲が掛かって微妙だけど。それと山の桜ゆえに巷に比べて五分咲きだったし。これは来年に向けての反省かも。

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ここからは奥さんプラン。次に向かったのは北口本宮冨士浅間神社。入り口の鳥居からの道中にしてマイナスイオンに満ちているようで神々しい。出川さんの充電の番組でも見た事があるよなぁ。さらに歩を進めると本殿、その左右にある神木の大きさに圧倒された。ここでのお参りをして次の神社へ。

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車を10分ほど走らせるとすぐに着いたのが、新屋山神社。こちらは金運上昇、商売繁盛、農林業繁栄のご利益がある場所。馬券師?として金運上昇は見逃せない。お参り後にお守りを買うと「その場で財布にしまって下さい」とひと言があった。神事、運を見せず洩らさずという事だろうか。

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ここで昼ご飯を。やはり吉田うどん。近くのふもとやさんへ。昼時を少し過ぎた事も相まって並ばずにお店の中。注文後すぐに肉天うどんが出てきた。息子は車酔いのせいで頼んだ肉うどんを少し食してそのまま自分の元へ。結局、2杯食べた感じ。でもコシが強くて飽きなかったなぁ。食べ終わる頃、写真撮るの忘れた事に気づくのだけど。

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この日最後の神社は御室浅間神社本宮。こちらは武田家ゆかりの場所で富士山最古の社との事。実はこちらのお守りは新屋山神社の金運お守りと対を成すようなもの。お利益のため写真に撮れないが、2枚揃うとなるほどと思う。お守りから受けるご利益も大事だけど、そうなるよう身を引き締める事のほうが大事かも。

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帰りは桜が満開の富士霊園経由で帰路へ。霊園が閉まる時間間際だったが、車がメイン道路の両端にびっしりと停まっていた。ここの桜はいつ見ても素晴らしい。しかもこの時間、夕日と相まって味わい深い。この日だけは信心深く一日が過ごせたような気がする。(おしまい)

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2020/11/07

忍野八海と吉田うどんを巡る旅に出る

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今日は盟友N氏と忍野八海と吉田うどんを巡る旅に出た。

理由は二つ。一つ目は盟友N氏がトヨタヤリス(1.5リッター6MT)を買ったから。エンジン慣らしの終わる頃で遠くへ走らせたくなったらしい。スイスポも望むところ。もう一つはN氏が山梨県周辺へ行きたい、吉田うどんが食べたいと言う事。三週間前に誘われ、当日を迎えた。

県境目前、御殿場のセブンイレブンでルートを最終調整。御殿場から有料道路は避け、あえて峠道を選択する。コストカットと運転が楽しめる一石二鳥。それじゃあ記念写真を撮ろうとK-1mk2を取り出すが、何とバッテリを忘れるアクシデント。先週、子供の運動会で頭の中が燃え尽きていたようだ。

気持を改め山梨へ車を走らせる。スイスポが先行、ヤリスが後を追う。スイスポはトルクがあるので、エンジンは回さずにヤリスの動向を見つつ抑え目に運転。さらに先行する自衛隊のトラックがいたお陰でスピードも出せないが小気味よくシフトを変える。スイスポを走らせるのは楽しい。

山中湖周辺で休憩。最初のN氏のリクエストはニューヨークスティックのチーズケーキ直売店へ行く。まずは奥さんへのご機嫌取り、いや土産に欲しかったらしい。

でもチーズケーキを買うだけじゃ寂しい。オジサン二人、店の前で富士山の眺めつつクレームブリュレを買って食べる。確かにこれは美味い。パステルのプリンに近いが風味は違う。これならオジサンで無くとも美味い。

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続いてN氏のリクエストは角屋豆富店。車の出入りが多く人気が窺える。ここでは胡麻豆腐と豆乳を買った。

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オジサン二人旅は行き当たりばったり。目的はあくまで忍野八海方面。ただN氏共に行った事がないというので急遽、世界遺産の忍野八海へ。

ここのシステムが巧いんだ。周辺は駐車場が無いのだけれど、土産屋の駐車場を停める代わりにその店のものを一定額(停めた店では600円以上)買うとタダになる。確かに駐車場代300円払うなら土産を買うよ。

GoTo期間中で人出が多かった。肩がぶつかるほどでは無いけどソーシャルディスタンスを気にしつつ散策。時間的に天気が良かったものの肝心の富士山は頭を隠していた。確かに忍野八海はいい。でも個人的に近場の柿田川公園こそ行くべきと思うけど。

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目的の吉田うどんはN氏から店の候補はあったものの絞られてなかった。N氏の決断で渡辺うどんを選択。漫画「美味しんぼ」にも取り上げられた店でN氏は行った事がない。車のナビで検索したが、引っ掛からずグーグルでナビる。民家が並ぶ場所で通り過ぎてしまったが、無事到着。

開店11時過ぎに店内へ。壁に有名人のサイン色紙が並ぶ。N氏の推奨もあり、肉玉うどん(中)をオーダー。5分と待たずに目の前に出てきた。つゆは醤油だしに田舎うどんっぽい硬めの食感が吉田うどん。小さじで足した唐辛子がアクセント。入れ過ぎなくて良かった。N氏共に満足の一杯。これで550円は安い。

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忍野八海周辺でする事が無くなり、N氏最後の目的である御殿場の山崎精肉店へ。再びスイスポで先行、行きの道中を戻る。エンブレを効かせながらシフトのアップダウンを繰り返す。でもクラッチ側より、アクセルとブレーキの右足に負担が掛かる。店に着く頃、足にどっと疲れが出ていた。山崎精肉店では焼豚、豚肉の味噌漬けに馬肉の燻製を購入。

オジサンにとってマニュアル車は楽しい。ヤリスのN氏共にドライブを満喫。朝から往復6時間半、約120kmを走破。長距離のアドバンテージ、スイスポの燃費計を見るとリッター18km弱を示し上出来。早くもN氏から次なる旅が挙がったが、コロナ禍を横目にいつとなる事やら。

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2014/06/21

大阪・奈良・京都、家族旅行へ行く(後半:奈良・京都篇)

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 翌日朝、コンビニパンで腹ごしらえし、早々にホテルをチェックアウト。電車を乗り継いで奈良に入り、平城宮復原場所へ行く。6年前、ただ広い空き地に朱雀門しか無かった。ただ当時、ドラマ「鹿男あをによし」のロケでも使われ、この番組に魅せられた者として感動したのが思い出される。さて今回、復原は大極殿に拡大、その場を見て来た。

 最寄り駅大和西大寺駅から歩く。大人は我慢できるが、子供には結構な距離。幸いビデオカメラで撮る事に気が向いて疲れを訴えつつも無事に着いた。復原された平城宮跡は壁で囲まれて大きく拡大。西から近づくと右手奥遠くには朱雀門が、そして左手奥に大極殿が現れた。

 デカイ。近づいてもデカイ。大極殿内は入る事ができる建物で、開放側にはその先に小さく朱雀門を入る眺望。映画「陰陽師」で観たイメージに近い。敷地内は壁に囲まれ何も無い。大極門に向かって歩いてくる人々が豆粒にみえる広さだ。殿内には同じく復原された玉座があり、想像は古きロマンに誘う。

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 予定では朱雀門再訪だったが、時間は11時半。昼を奈良市街で取るつもりだったため、市内を周るぐるっとバスで朱雀門を通過しつつ、下車せず眺める事にした。バスは朱雀門の裏手にできたロータリーに向かう。仮設かどうか判らないが、ロータリーの作られ方が妙に残念。ドラマ「鹿男あをによし」オンエアの頃の面影は無かった。

 昼は駄目元で妻が決めていた洋食屋さんへ向かう。行列待ち覚悟、だがタイミング良く席が空いたため、そのまま入店できた。お店の名は「春」。大和牛を使ったメニューが人気で、ハンバーグと有頭海老のフライとセットをオーダーした。海老は頭と尻尾が食べられるという。元々魚の頭は平気で食べてしまえる人なので望むところ。ハンバーグの食感はこれまで食べてきたものと異なり肉の味わいを楽しみかつ深い。なおハンバーグカレーを頼んだ息子(6才)には量が多いようだった。

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 妻が奈良市内で買い物を済ませると奈良公園と東大寺大仏殿へ。これは息子のリクエスト。ただ生で見る鹿にビビり気味で公園をさっさと抜けていった。そんな息子が興奮気味だったのは大仏殿。その大きさに誰もが見上げるの必至。渡したビデオカメラで大仏を捉える。大仏殿共々、写真だけでは伝わらない大きさというものを感じたのではないだろうか。

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 京都駅から新幹線で戻る前、伏見神社へ寄った。千本鳥居で有名な伏見稲荷神社、被写体としては最高だ。ただ滞在時間は帰りの新幹線のために30分だけ。人も多く狙い通りとはいかなかったが、限られた時間の中でできるだけ撮ってみた。帰りの新幹線の中、持ち込んだMacbook Airで撮った写真をプレビュー。バッテリの心配なく帰途までの時間を過ごした。

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 今回残念ながら妻の行きたかった東寺は行程の都合でおあずけ。大変申し訳ない。だからまた来たいなぁ、大阪、奈良、京都。

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2014/06/20

大阪・奈良・京都、家族旅行へ行く(前半:USJ篇)

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 前々から計画していた家族旅行へ行ってきた。行程は次の通り。初日は大阪、ユニバーサルスタジオジャパンで遊び一泊。翌日は奈良、京都を周るというもの。奈良は新婚時代に出掛けた朱雀門に対し復元された大極門を、その後に奈良公園を通りつつ東大寺で大仏殿を拝観。最後は千本鳥居でおなじみの伏見神社で拝観と観光のスケジュール。二日目はタイトだったが、目的の場所はほぼ周る事ができた。

 まずUSJ。3ヶ月前から平日金曜に有休を取り準備。何かトラブルがあれば吹っ飛んでしまいそうなリスキーな計画だったが、イレギュラーな入院を挟みつつも何とか無事にこぎ着けた。チケット関係は妻に一任。ただアトラクションの希望は出しておいた。絶対に行きたかったのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」だ。高校時代からの憧れ、デロリアンに乗ってのアトラクション。。この他「ターミネーター2:3-D」「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D」と続く。

 チケット手続きを終え、最初は息子への家族サービスに徹する。エルモにスヌーピーの乗用アトラクションでご機嫌取り。ただ平日、週末とはいえ金曜で人はまだ少なかった。そこでいよいよ個人的な本命「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」へ。建物の前にはデロリアンが飾られテンションを上げさせられる。6才の誕生日を控えた息子は乗る気満々だったが、待機部屋で怖くなりリタイア。家族でただ一人乗る事になった。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」
評価:画質B、音響AB、体感度A、総合AB

 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」自体、制作30周年になるような作品。USJ黎明期を飾ったアトラクションでもある。そのためか、ドーム型のスクリーンに映る映像はプア。制作年を考えればやむを得ないところはあるが、制作年の近いこの後に入った「ターミネーター2 3-D」と比較すると明らかに劣る。ハイビジョンに見慣れた今では開演当時のアドバンテージはない。ただアラン・シルベストリによるテーマは高らか、またドク・ブラウンやビフの登場、そして数々の演出(時間表示、時空転移装置等)に胸躍らされる。未来から過去、様々な時間へタイムトラベルを体験できた。ファンなら乗って損は無いだろう。ちなみにデロリアンのプラモとトミカ2台(1台は息子用)を買った。

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「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D」
評価:画質A、音響S、体感度S、総合S

 コミック、アニメ版ベースのスパイダーマン。映画版でおなじみの悪役キャラが数多く登場、迫力の3D画面で迫ってくる。画質は4Kと言えるほどの高画質に感じなかった。やはり3Dメガネゆえのスポイルされる弱さか、ただ致命的ではない。4Dの所以は体感度だ。筐体の揺れ、圧倒的なスピード感に加え、水しぶきに炎(熱気)が迫ってくる。次から次へ現れる強敵に最後はスパイダーマンが我々を助けてくれる。ストーリー、展開、スピード感、体感度はUSJでも室内アトラクションでは最強の部類だろう。シングルライダーを利用、家族で乗ったのはワタクシただ一人。

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「セサミストリート4-Dムービーマジック」
評価:画質S、音響S、体感度A、総合S

 ご存知「セサミストリート」のキャラクターたちが3Dで繰り広げるアトラクション。子供向けと侮るなかれ。画質は「スパイダーマン4D」を凌駕する。加えて4Dの名の通り、水しぶきにシャボン玉、クッキーの匂いと五感を刺激する。さらにあっと驚くような衝撃、シートでの体感も子供騙しを超えている。体感型のアトラクションは未就学児童に不向きだが、このアトラクションなら薦められる。恐がりの我が息子もこれはOKだった。

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「ターミネーター2:3-D」
評価:画質AB、音響A、体感度A、総合A

 ジェームズ・キャメロン監督が手掛けた3Dアトラクション。映し出される巨大スクリーンにステージでは演者によるリアルアクションが展開。銃撃戦にバイクがステージを爆走。スクリーンの中ではシュワもエドワード・ファーロングも若い。3D演出も今ではチープに感じるが、中々の飛び出しっぷりをみせる。シュワの吹き替えは玄田哲章氏で鉄板。前説のお姉さんのお客さんの掴みっぷりも楽しく面白く、ブラックなサイバーダイン社を演出している。名は3Dながら十分4Dな演出も光る。

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「ウォーターワールド」
評価:画質評価なし、音響A、体感度S、総合S

 映画のほうは興行がパッとしなかったが、ユニバーサルスタジオでは今も人気のライブアトラクション。人気の理由は観てみるとよく解る。笑いに観客の一体感をくすぐる前説と演出。そしてびしょ濡れになるブルーシートゾーン。特に最前列に座って防備無しは無謀。アトラクションのキャストも目を光らし、びしょ濡れ必至。縦横無尽に動くキャストにこれでもかの爆発、そして水上バイクのアクション。一日の上演回数が少ないのも水場でこれでもかのライブを命懸けで行われているのをみると納得。大おススメの一つ。

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 「ウォーターワールド」観覧を終え、気がつけば時間は16時。この日はドコモの貸切日と重なり、午前と客の数と流れは大きく変わっていた。本来なら映画ファンの定番「JAWS」「ジュラシックパーク」「バックドラフト」といきたかったが、外から覗くだけに留める。乗ったアトラクションは5つ。人気アトラクションはシングルライダーを使い、家族と別行動をとった事は大きかった。USJは映画ファンならまた来たくなる場所だろう。夕方から息子はエルモのアトラクションに入り浸り。ただ終わるのを待った。家族共々疲れて18時半頃に退園。ホテル近くの大戸屋で夕食をとり、宿泊先のホテル京阪ユニバーサル・シティで息子の誕生日をケーキで祝った後、間も無く就寝。(後半へ続く)

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2013/01/12

鉄道フェスタへ行く

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 妻の親戚家族と共に鉄道フェスタへ出掛けた。妻たちはここで一日遊ぶつもりだったが、経験上半日遊べば十分に思えた。会場のツインメッセ静岡はかつて独り身の時、トミカ博で訪れていたからだ。全天候型建屋にNゲージにプラレール、小型の乗用機関車や新幹線を配置とオーソドックスな作り。会場奥にはロンドンバスがあり目立っていた(静岡ナンバーは目をつむって)。

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 子供たち的には乗れるトーマスや新幹線に気がいくが、大人としてはリアルな鉄道模型に目が行ってしまう。地元情景の再現、特にノスタルジックな雰囲気たっぷりな建物、駅が素晴らしい。

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 意外だったのは田宮模型の出展。スケールモデルの大御所が手掛けたのは新幹線の皮を被ったミニ四駆だった。しかもこの場で買って組み立てないと、コースを走らせる事はできない。早々に子の手を引っ張った。

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 我が子はトミーテックのTOMIXでドクターイエローを操縦。ほんの僅かだが、運転士気分を味わったようだ。鉄道模型に興味津々。個人的には小さいジオラマと組み合わせて作ってみたいが、それは老後の楽しみにしよう(苦笑)。

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 ミニとはいえ蒸気機関車は迫力があった。雨天を気にしたインドア開催はやむをえなくとも、やはり外で走って欲しかった。

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2010/04/04

大瀬まつり

天下の奇祭「大瀬まつり」へ行ってきました。

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2008/08/28

オペルのある国

 現在スイス現地時間、28日午前6時。仕事でスイスに来てます。まずドイツ、フランクフルト経由でジュネーブ入り。今はスイスの都市ローザンヌで装置の出荷検査に立ち会っています。スイスのネット環境、ホテルではWi-FiでLANが可能ですが、クレジット決済で30分約500円と高額。もちろん長くなればそれなりに安くはなるのですが、仕方なく必要最低限の接続と確認に留めています。今回のブログもローザンヌのホテルからのもの。ネット世界に国境はあまり無いようです。

 さてヨーロッパ入りして嬉しかったのが、オペル車の多さ。圧巻は降り立ったフランクフルト国際空港。何処もかしこもオペルだらけ。ドイツだから当然なのですが、あまりの驚きに手も付かず、写真を収める事ができませんでした。しかしドイツから飛行機で一時間、ローザンヌでも我がアストラはいうまでもなく、新旧、日本未発売モデルのコルサ等々が走っており、その数、枚挙暇がありません。ちょっと大げさだけど、まるで石を投げればオペルに当たる勢いでした。

 ご存知の通り、オペルは昨年春に日本市場から撤退。輸入車ゆえのハンデに加え、日本GMの戦略の不味さが引き金となり、現在に至りました。ただ本場ヨーロッパでオペルを見ると、大衆車である事がはっきり判ります。傷が付こうが、痛もうが乗り続ける。車は道具、そんな考えも伝わってきます。ちなみにスイスでの仕事の初日、来たタクシーはグリーンのGアストラでした。これも嬉しかった。

 来月は最初の車検となる三年目。実は我がアストラを手放すつもりで悩んでいました。決め手は毎月右肩上がりのガソリン代。しかもハイオクです。したがって通勤には妻の軽、ダイハツタントで既に二ヶ月過ごしてきました。でもたまにアストラに乗ると、ドイツ車らしいステアの重さ、余裕のアクセルワークが堪らないのです。そんな中、妻の声も後押しして、とりあえずもう一年乗ってみようと思っています。さらにトドメは今回のスイス滞在。やっぱオペルのある国はいいね。

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2007/06/30

オペで北海道へ行く(早来篇)

 函館の後、苫小牧でフェリー乗船となるが、その前に行きたいところがあった。それこそは早来、過去二度行った社台スタリオンステーションである。競馬好きにとって、外せない場所を最終日に組み込んだ。函館からその前日千歳に宿泊。そして早来へ移動。もちろん妻にとって初めての場所、サラブレッドを生で観る事自体が初めての出来事。道中、時折見える牧場の風景、放牧される母馬と子馬たち。そこが馬産地である事を印象づける。そんな中、裏道と思しきナビ指示をした妻に疑問を投げたが、さすがは「地図を読める女」。一切の間違いはなかった。誠に失礼致しました。

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 例年なら早来だけでなく、北海道初日の滞在地、静内でも牧場巡りをしたいところだったが、オフシーズン、まだ種付けシーズンでもあり、そちらは観る事ができなかった。ただここ社台は、そんな時期でもファンサービスも兼ねて、人気馬を午前中の数時間だけ放牧させている。放牧開始時間に合わせ、オペを走らせ、着くといましたトウカイテイオー、アグネスタキオン、クロフネ、ゴールドアリュール、キングカメハメハ、そして中央の柵にはディープインパクト。引退したばかり、種牡馬デビューしたディープである。

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 まず見た目。何せ五才、まだまだ現役でもおかしくない。競走馬時代と馬体に差異はほとんどないように思う。そしてただひたすら、脚元の草を食べるディープ。いやディープに限らず、どの馬ももぐもぐタイムのため、動きが少ない。放牧場を駆け抜けるディープを観たいところだが、なかなかそのチャンスに恵まれなかった。そのためしばらくは他の馬たちに目を向けることにした。隣にいるのはトウカイテイオーである。今ではこの放牧場で最古参となってしまった彼。しかし後ろ脚の沈むテイオーの踏み込みは変わらない。強いて挙げれば、ひ腹に年が伺われるが、何せ19才ですからね。

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 いろいろこの場でお話を聞くと、テイオーはディープが来てから気が気でないらしい。中山や府中で何度も奇跡を魅せてくれて、ファンを熱狂させたテイオー。だが隣に突如現れた若き七冠馬に嫉妬。テイオーの周り、始めのうちはそんな威圧感に溢れていたという。最近になってディープのほうが慣れてきたようで、この日もクロフネやアグネスタキオンに顔を向けていた。むしろテイオーは我が道を行くように馬場を闊歩。柵内に設置された、テイオー専用の日さしが彼の孤高さを物語る。

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 タキオンやクロフネは奥の柵に放牧されていた。以前、ここを訪れた時、ディープの場所にはスペシャルウィークが居たのだが、話を聞くと種牡馬になって翌年以降、ここに放牧されなくなったという。気性が荒い事が原因らしいが、前に来た時はそんな片鱗を見せていなかったのが不思議。当時、スペシャルを観れたのはラッキーだったのかも。むしろ種牡馬生活を満喫しているディープも、いつそんな変化を見せるのか。とても種付けに積極的だという。

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 やがて昼に近づき、放牧時間が終わる頃、何かに感づいたかのように、ディープが駆け始めた。その瞬間を待っていたのか、ボクも含め、沢山の人々がシャッターを切っていた。平成の天馬はターフを去っても、遠く北の大地で変わらずに飛んでいた。その動きは現役を離れた今も変わらない。そして放牧時間を終え、ディープたちは馬屋へ帰っていった。なおこの日は平日、まだ競馬北海道シリーズが始まる一週間前にも関わらず、道内外からファンが集まっていた。その中でも沼津ナンバーは異彩を放っていたようだった。

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最後に...これからもボクら二人、北海道旅行に早来は欠かせないだろう。いや早来と千歳の組み合わせは必須となった。実はこの後、千歳空港で食事、土産を大量に買い込んでいる。その理由、何より妻は空港が好きなのである。旅客機の離発着する姿、乗客の搭乗、旅客機に群がるスタッフ、特殊車両等、その動きが楽しいのだという。確かに観ていると楽しい。そして旅立つ旅客機が轟音を立て、やがて豆粒のように空へ消えていく。前日の夜も空港のレストランで食事。食事の後も二人で夢中になって観ていた。また土産、特にお菓子関係はここでまとめて買うのが吉。帰りのご飯もここで買っていった。今回の旅行、飛行機は使わねど、空港を楽しむ。そして苫小牧からフェリー、大洗へ戻っていったのだった。海上、フェリーで空弁を食べたのは、たぶんボクたちだけだろう。

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そして総計二千キロ、無事安全に走ってくれたオペよ、ありがとう。(完)

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2007/06/29

オペで北海道へ行く(観光篇・下)

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 そのまま小樽へ移動。翌日の朝は夫婦でガラス吹き体験をしてきた。ジョッキやタンブラー等の食器から、トンボ玉のようなアクセサリー等も作る事ができる。なお確実を期するため、事前予約をしておいた。作ったのはジョッキ。ボクは底面にはヒビを入れ、取っ手も付けている。実際に息を吹き込んだり、ガラスを回したりするのだが、手を添える程度でほとんどが指導するお兄さんたちがしてくれる。ただ物作りの流れを楽しむだけでなく、オンリーワンの物が手に入れられる喜びが大きい。ちなみに仕上がりに一週間程度を要するため、後日発送された。

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 即日、小樽から函館への移動。その途中ヤンキー先生でお馴染み、余市の道の駅へ。ここには宇宙飛行士毛利さんにちなんで宇宙記念館が併設。無料体験コーナー「ステップトレーナー」でよろめき、宇宙食を土産にした。

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 函館の道中は比較的スピードが出てしまう。しかしスピード違反の切符を切られたくないから、なるべくアクセルはセーブ。もちろん長距離を安全運転をこなすための術でもある。だから後続車のペースが速そうな場合、先に道を譲る事にしていた。実際、地元の人たちのペースは速く、そんな場面が多かった。ただ譲ってハザード出してくれたのは僅か三度。ちょっと寂しかった。そして道の駅に停まるたび、ソフトクリームを買っていた事を記録しておく。駅毎に味が違うのだ。

 そんな函館までの道中だったから、着いたのは午後七時頃。この日の夜はとにかく天気が悪かった。そしてこの日の目的が函館山から夜景を観る事。だが追い討ちをかけるように、山頂を結ぶロープウェイは落雷の危険性で運転を中止していた。行くべきか、止めるべきか。そこで山頂の映像を映すネットカメラをパソから接続。いまやホテルにネット接続無くして滞在はあり得ない。すると霧が晴れて夜景の見える山頂が映し出された。今しかチャンスがないと、路線バスでの登頂を試みた。

 バスには函館山行きのためか、ガイドさんが乗っており、道中は説明を加えてくれる。だが雨音に観光できるか半信半疑。しかし時折、木々の隙間から見える函館の夜景が、とても眩しく映った。山頂までのぶらり30分、バスの旅。もちろん山頂に着き、展望台からも夜景がよく見える。ただ雨風がちょっとつらかった。そして妻と記念写真を何枚か撮ったところで、急に山頂は霧に包まれた。すぐさまバスに戻り、座席から見える風景にブレーキランプが赤く映って不気味。実質、山頂で観光できたのは10分に満たなかった。

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 翌日もあまりいい天気ではなかったが、雨は僅か。函館旧公会堂へ行き、コスプレを楽しむ。コスプレといっても、ハイカラ衣装館という明治時代の扮装で写真(ただし要持ち込み)が撮れるという試み。国の重要文化財であるこの旧公会堂、また踊り場から函館の港町をバックに写真を撮るの乙なもの。20分1,000円、またボランティアのお母さんたちが写真を撮ってくれたりもするが、写真の隅にモップが写っていたのには、思わず苦笑してしまった。無理言えないしね。妻共々のツーショット満載もここではオミット。

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 函館観光には多くの名所があるが、やはり新婚旅行には「チャーミーグリーン」の坂をおさえたかった。石畳、その先には港が見える。そしてここであのCMが撮られたのね。他のカップル、観光客同様、ボクらも写真の中に収まった。

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 細かい出来事はさておき、駆け足で新婚旅行を振り返ってみた。北海道の魅力、本州と違う自然とその景観を楽しむも、後半は天気が微妙で雨に祟られた事が悔やまれる。妻共々、再び北海道の地を踏みたいとリベンジを誓うのだった。あれ、北海道といえばあれを忘れていた。そう彼の地へ行く事を...(早来篇へつづく)

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