静岡空港なんていらない
地球は広い。だが日本は狭い。忙しい世の中、ネット時代。たった一時間の短縮が何になるのだろうか。静岡県は東京都と愛知県の狭間。東海道新幹線は通っているし、空路なら国内外に名古屋、成田、羽田とアクセスポイントがある。それなのに何故、静岡県に空港を作りたいのか。そもそも選択肢を増やす事は必ずしもプラスとはならない。プラスどころか債務ばかりが増えていく。そしてそれを半ば強引に進めた、現知事の進退を賭けた静岡県知事選挙が週末に行なわれる。
四年前に行なわれた前回の県知事選。だが当時その争点、空港問題はおざなりにされた。いや対立候補が乱立、一本化できず、現職に立ち向かうまでに至らなかったというのが正しい。現職はそのまま三選されたが、静岡空港問題を住民投票に掛けず、そのままゴリ押しに進めている背景がある。静岡県に何故、空港が必要なのか。十分な論議もされずに作られようとしている。奇しくも今回、対立候補は一本化された(支持団体は別として...)。しかも空港反対論者である。そう、今回の知事選は空港反対論争の代理戦争でもある。
引き返すのならまだ間に合う。ならば真っ向から空港反対だ。静岡から他県、首都圏との距離を考えれば、どうして空港が必要という答えが出てくるのか。様々な空論を盾に県を始めとする推進派。だが所詮は空論だ。しかも同じ空論を繰り出した他県の地方空港は、いずれも閑古鳥が鳴いている。それに高コスト、騒音、環境と様々な問題をわざわざ作る必要はないだろう。それでなくとも静岡県内の自然は破壊されつつある。海や川、山は汚れ、他県の人を受け入れる以前の問題を抱えている。県内観光への動員を引き合いに出すのなら、まだまだ先にする事があるのではないか。
そして最もバカバカしいのが、この空港へ行くために鉄道、道路の敷設が必要な事である。航路開拓のための陸路開拓。まるで本末転倒な要求。ど田舎に空港を作るとはそういう事なのだ。現知事を動かす一部の利権のため、エゴのために空港なんて要らない。ちなみに現知事が就任以来、県の債務は四倍に膨れ上がったらしい。空港問題、三期に渡る県政の総括、それらを含め7月24日、静岡県民の賢明な総意が求められている。
| 固定リンク | コメント (13) | トラックバック (4)










最近のコメント