2018/11/09

「ボヘミアン・ラプソディ」を観る

今夜は「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。イギリスのロックバンド「クイーン」、そしてそのメインボーカル、フレディ・マーキュリーの人生を描く。テレビドラマ「ミスター・ロボット」のラミ・マレック主演、「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー監督作品。

1970年ロンドン。ブライアン、ロジャーのバンドの演奏を見るフレディ。偶然ボーカルが脱退した彼らにフレディはその声を聴かせた。惹かれるようにバンド活動を始めた3人はフレディの発案でアルバム制作に取り掛かった。そしてメジャーレーベルEMIと契約、ロックバンド「クイーン」としてスターダムを駆け上がっていく。

言わずと知れたフレディ、クイーンの物語。80年代の洋楽で育った身として、描かれる音楽シーンが自分の音楽史とオーバーラップする。クライマックスまで扱う楽曲のエピソードは数曲に絞って印象的。一方ソロ楽曲は亀裂を生むキッカケとしてあっさり。ストーリーラインはクイーンとフレディの音楽活動と人生を辿る。

もちろん性的マイノリティーであるフレディのエピソードは、最初は暗示的に、やがて具体的に描かれる。ただ単に作品のテーマは彼らの軌跡だけでなく、彼らの求めた”家族”を描く事だろう。フレディは一旦失った家族=クイーン、盟友たちとの関係を修復するところで物語は結ばれる。その想い、そしてフレディの背負う運命は、クイーンとしてライブ・エイドでのパフォーマンスに結実していく。

最初は違和感のあったラミ・マレックのフレディも、80年代での彼は本物と見間違うほど。ウェンブリースタジアムでの4曲、20分のパフォーマンスは当時を彷彿とさせる。作品の構成上、ここでの楽曲を温存させてきたからこそ、観客は引き出される感情もある。ブライアン・シンガーの描く音楽と物語のバランスは浅過ぎず、深過ぎずに絶妙。名曲の数々に聴き惚れ、長時間を忘れる作品であった。

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2018/10/29

「高い城の男 シーズン3(吹替版)」を観る

配信になったばかりのリドリー・スコット制作総指揮、Amazon studioの「高い城の男 シーズン3(吹替版)」をAmazonプライムで観た。ご存知フィリップ・K・ディック原作。このシリーズはその枠を超え、シーズン2から完全オリジナルとなった戦後ifである。

枢軸国が勝利した第二次大戦後、一触即発の事態を回避したナチスと日本。だがナチスは石油禁輸し、日本を苦しめる。さらにナチスは本国の権力争いの最中、アメリカ人をナチス国民化するイヤーワン、もう一つある目的のためにニーベンベルトを計画していた。田上はジュリアナからニーベンベルト計画を聞かされ、阻止のために彼女を解放。ジュリアナらは計画のカギとなるワッカワナ鉱山へ向かうのだった。

シーズン3も面白い。だが1、2に比べるとやや盛り上がりに欠ける感が強い。理由は二つ。

(1) シーズン2で田上が見て来た世界が本シリーズで明確化されてしまった。
(2) 前シーズンに比べ緊迫感ある展開が無かった。

(1)での明確化こそ、シーズン3の本筋なのだが、それこそ超科学。ただナチスはUFOを開発していた(By ディスカバリーチャンネルの受け売り)程だから、その先に可能性はあるようで無いようで。それに本シーズン第2話であるキーパーソンの末路の表現が何とも。これ以上はネタバレになるために書けないけど。

(2)として内面の葛藤が挙げられる。つらさの一端だろうが、特にスミス夫妻は長男の件から関係がおかしくなる。その一方でLGBTを扱う等、我々の現代社会を反映したという事か。ただ残念ながら物語のダイナミズムに寄与したと言い難い。

ただ相変わらず本作最大の魅力である戦後if、歴史ifを表現する圧倒的なビジュアルは説得力があり、次シーズンも期待させる。街を走る日本製オールドカーに見惚れてしまった。

キャラクターでは木戸警部が気になる。かつての日系人収容所に立ち、敬意と理解を持ちつつ、職務を執行する。その姿に心を動かされた。

考え方によってはシーズン3は嵐の前の静けさと取る事ができる。きっとシーズン4はその期待に応えてくれるだろう。ただ一抹の不安があるとすれば、制作総指揮リドリー・スコットが「エイリアン」シリーズで風呂敷を畳めなくなった、同じ轍を踏まなければ良いのだが。

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2018/10/28

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を観る

今日は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を観てきた。「ブエナビスタ」といっても競走馬ではない。前作の公開が2000年。ミュージシャン、プロデューサーでもあるライ・クーダーがキューバのミュージシャンを集め、アルバムを制作し全世界でヒット。そして彼の盟友でもあるヴィム・ヴェンダース監督がドキュメンタリー映画を撮り、こちらもミニシアター系でヒットした事が思い出される。

本作は当時触れられていなかったメンバーの半生、前作ドキュメンタリーの更なるバックステージ、2016年アメリカ-キューバ国交正常化へと進んでいく現在の彼らの姿を追う。副題の「アディオス」はさよならを意味するが、推して知るべし。グループ結成当時でメンバーのほとんどが70~80代、コンパイ・セグンドに至っては90才とある種の別れを感じてしまう。

ただ陽気なキューバ音楽。歌詞は奴隷時代、貧困を暗喩するものばかりだが、前述のコンパイにイブライム・フェレール、女性ボーカルのオマーラ・ポルトゥオンドと明るく、美しく歌い上げる。2000年当時、何度もアルバムを聴き、前作ももちろん観ている。今回、本作で久しぶりに彼らの音楽を触れたが、不変で熱く、感慨深く、そして美しい。

しかもその不変さはその後に至っても変わらず。音楽を演じる、歌う事の楽しみこそが彼らの持ち味。靴磨きから召集を受けたイブライムのエピソードが可笑しくも悲しい。前作制作時の未公開映像、ギターチューニングで気を吐くコンパイに頭を抱えるライ・クーダー。もちろん前作でのイブライム、オマーラが見つめ合うデュエットと、年齢を経て開花した彼らの魅力を伝える。

監督交代、ヴィム・ヴェンダースは製作総指揮に回っているが、本作が音楽の旅である点も変わらない。終幕前やや凡長に、政治色が出てしまったのはホワイトハウス絡みのエピソードがあったせい。ただ彼ら曰くそこで音楽を演奏するだけ。むしろ正常化前、グラミーを授賞式で直接受けられなかったイブライムらと隔世の感がある。前作以上にキューバ音楽の魅力とその歴史を知る上で欠かせない一編。帰りの車中、再度彼らのアルバムを聴いたのだった。

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2018/10/26

「search/サーチ」を観る

今夜は「search/サーチ」を観てきた。ロバート・レッドフォード主宰サンダンス映画祭で観客賞を受賞。物語はパソコン画面のみで展開されるサスペンス。リブート版「スター・トレック」のスールーことジョン・チョー主演。SNS時代、我々がどれほど依存しているか思い知らされる一編。

デビッドは2年前に妻パムと死別、娘のマーゴットと暮らしていた。ある日、マーゴットと口喧嘩してしまう。翌朝、帰宅しない娘から深夜の不在着信に気づくデビッド。友人関係を探るも行方は知れず、警察に相談する。そして八方塞がりの中、デビッドはマーゴットのノートパソコンに手を伸ばした。

この映画は「ハードコア」を観た時に近い新感覚。かつてパソコン画面導入は断片的なら「ユー・ガット・メール」で観た事がある手法だが、終始徹する点で新しい。カメラ撮影でいうカットの繋がりは緻密に計算され、流れるように進んでいく。

この作品のテーマは人と人のコミュニケーション。今や手法は様々となったが、見た目程に密になったとは言い難い。家族の心でさえ、解っているようで解っていない。だからこそデビッドは時に翻弄されミスリードもする。これは我々への警鐘でもあるだろう。最後、力となるのは家族への思い。デビッドの執念は事件の真相に近づいていく。

Mac、iPhone、FaceTimeにiMessageとApple(が大半)だけでなく、GoogleにYoutube、Facebookと見慣れた画面がシームレスに彩り、一方でWindowsはXPのみと隔世の感を受ける。これらツール、デビッドの使いこなしぶりも見所だ。ガジェット好きも楽しめるだろう。

サスペンスとしてもなかなかの出来。二転三転する物語の出口とは?一見テレビサイズ向きと思いきや、スクリーン向きと気づく。例えば作中、所々に伏線が散りばめられているのだが、如何に情報を見逃しているかと後に思い知らされるのだ。オススメの佳作!

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2018/10/16

「イコライザー2」を観る

今夜は仕事帰りにデンゼル・ワシントン主演の「イコライザー2」を観てきた。元CIA工作員マッコールが悪を討つシリーズ第2弾。通称「EQ2」と一昔前ならグラフィックイコライザーみたいなタイトル。SUUNTOの腕時計に一撃必殺必中、マッコール無双。前作鑑賞抜きでも楽しめる。前半は人情話を散りばめて悪党退治。後半は恩人殺しのラスボスにマッコールが迫っていく。

タクシー運転手として働くマッコール。だが悪を見つけた瞬間、その芽を潰していく。そんな中、CIAの同僚スーザンが出張先のベルギー、ブリュッセルで強盗に襲われ命を落とした。恩人と復讐のため、マッコールは捜査を開始する。

本作はアメリカ版必殺仕事人と喩えられるが、それよりも「北斗の拳」のケンシロウに近い。街の人々との関わり。マッコールは書籍を愛し、時に僧侶のように諭し、苦悩すら見せず、静かに、動きは素早くムダがない。この作品の流儀としてマッコールは血まみれになる事なく、次々と悪を倒していく。

前半の人情話はタクシーが起点。前作と異なり、デンゼル版「タクシードライバーの推理日誌」でもある。中盤には短いながらカーアクションもあり、テンポよく飽きさせない。しかもボンドやジャック・バウアーと異なり、サポートなく唯一人でハッキング、端末類を使いこなす。全てに精通、無双たる所以。こんな元エージェントに勝てる奴はいない。

ブルース・ウィリス版「デス・ウィッシュ」の予告を観た後のせいか、70年代、80年代のアクション映画を思い出させるが、デンゼルの盟友アントワーン・フークア監督はスタイリッシュにそつなく魅せる。前作と微妙に方向性を変えつつも、マッコールは変わらない。唯一無二、デンゼル・ワシントンの存在感に第3弾を期待させる。アクション映画ファンなら楽しめる一作だろう。

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2018/10/07

LS miniを買う

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AmazonのEcho dotは購入して以来、目覚ましやキッチンタイマーに使うぐらい。たまにアホな質問を喰らわす事はあるが、使いこなしているとは言えなかった。そんな中、Echo dot(またはGoogle Home)と組み合わせるLS miniが発売された。Alexaを使ったスマートホームハブ。価格も手頃な上、キャンペーン中でさらに安く手に入れた。

[セットアップ]
箱はこれ程なくシンプル。LS mini本体は手に乗るくらい小さい。同梱されていたのはUSBコンセントと壁掛け用のマウントのみ。

LS miniはEcho dotと無線LAN接続し、各制御デバイスを赤外線でコントロールする。だから置場が重要、制御したいデバイスを見通せる位置が理想となる。相手は照明、テレビ、エアコンが主なところだろう。

ペラペラの小冊子を見ながらセットアップ。電源を入れ、LS miniを室内の無線LAN上に載せる。手順はEcho dotの時と同じ。その後、アカウントの作成を行ない、LS mini用のAlexaアプリをインストールする。なお小冊子は記事が少なく、大半はリンクされたWeb上のガイドを読む事になる。

アプリをインストールした後にデバイス登録していく。大半のデバイスはリストから選ぶ事になる。

出荷状態で可能なスキルはデバイスのON、OFFのみ。ひと通りデバイス登録したら、AmazonのAlexaアプリからスキル(デバイス登録)の読み込みを行なう。この作業のおかげでウェイクワードによる操作が可能になる。

LS miniはIoTのハブとなり、この状態でも魔法使い気分を味わせてくれる。子供相手にテレビや照明のON/OFFだけでも面白い。

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[クイックルールとアレクサカスタムスキル]
そんなLS miniは9月、大幅にバージョンアップした。クイックルールとアレクサカスタムスキルの利用である。

クイックルールは大きくトリガーが2種。一つは従来通りに音声認識動作。もう一つが日時環境、使用者のGPS情報に基づく動作となる。

アレクサカスタムスキルは従来のウェイクワード+「リブスマートで」と付け加える事で、テレビでいえば音量、チャンネル等を、エアコンなら温度を選ぶ事ができる。

実際扱ってみて、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみた。なおクイックルールはAlexaアプリ(Amazon Echo側)※とその音声認識動作に限った使い方としている。

クイックルール
メリット:
リモコンプリセットされていない機器、例えばマイナーなメーカーの扇風機、空気清浄機等、自分で登録すれば音声認識による操作ができる。
単一デバイスに限らず、複数以上のデバイスを組み合わせる事ができる。
(ただしこれはAlexaアプリの定型アクションでも同様に動作が指示できる)
デメリット
Alexaアプリの音声認識機能に依存しており、定義した言葉を認識できない場合が多い。
ボタンを押し進めていく操作はできない。
(Alexaアプリの定型アクションでも同様)

アレクサカスタムスキル
メリット:
???
デメリット:
正直、「リブスマートで」と付け加えるのが面倒くさい。使い慣れない言葉で忘れてしまう。
クイックルール同様、Alexaアプリの音声認識に頼っており、言葉を認識できない場合が多い。

デメリットに関わる部分。クイックルール、アレクサカスタムスキル、そしてAlexaアプリの定型アクション、いずれの場合において、登録語句に何らかアルゴリズム上のバッティングがあると、Alexaアプリは内容を受け入れず、または見つけられない旨を返答してくる。

じゃあ他に方法はないか。アレクサカスタムスキルで「6チャンにして」としても、先の理由で「リブスマートで」と言葉がなかなか出てこない。そこでAlexaアプリの定型アクションで「アレクサ、TBSテレビにして」と"TBSテレビにして"を登録語句してみた。だが定型アクションで指示しているにも関わらず、TBSはテレビ、またラジオかというところでAlexaは区別できない。

さらにTBSテレビというところでAmazonのコンテンツ中から探そうとしているようだ。

これはNHK、Eテレでも同じ。"Eテレ"を"教育"と変えるとAlexaアプリは認識した。本来、より直観的な登録語句を使いたいが、日テレ、テレ東、フジと局名を入れる事は困難という事が判った。ただAlexaが賢くなれば今後、解消される可能性はある。Google Homeでの認識ではどうだろうかと思う。

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[後記]
これだけ書くと「LSminiってダメダメじゃん」と思われてしまうだろう。ただAlexa頼りの音声認識抜きにしても、LSmini単体ではスマホ、タブレットを介した優秀なマルチリモコンである。部屋の電気機器を一元管理できるのは凄い。

また4,980円でのキャンペーン価格購入による気軽さは大きかった(現在は6,980円だが、他社比でも安い)。スマートホームの入門機として、また使いこなしは奥深いので色々試してみたい。

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2018/09/30

iPad Proの液晶保護フィルムを交換

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妻の要望でiPad Proの液晶保護フィルムを交換した。理由はペンタッチした時の感触、絵描きに向いていないという事だった。そうした人たち向けにペーパーライクフィルムが存在する。妻の同好の人たちも使用しており、切り替えを薦められたそうだ。

今回、ペーパーライクフィルムはPDA工房のものを購入した。何故、PDA工房かといえば、かつてソニーのCLIEを使っていた頃、ここの液晶フィルムを使っていたから。

貼付はいつもの通り、風呂場にて実施。説明書を読んで行なったが、画面が大きいとズレが出やすい。数回位置調整したところで何とか整った。ただ一か所だけゴミが入ったようだが、無かった事と目を瞑ろう。

実際、ペーパーライクフィルム前後で絵を描き比べてみると、違いは大きい。平滑なフィルムに無い引っ掛かりが、紙と同じ書き味を生む。

妻曰く「(ペーパーライクフィルム前は)ペンが画面の上を浮いているようだった」との事。

交換の効果を楽しむのと同時に、もっと早く替えれば良かったという事だった。

ただペーパーライクフィルムにも欠点がある。それはApple Pencilのペン先摩耗が早まる事。書き味を作るため、表面に抵抗を作っている訳で完全にトレードオフの部分。

また指タッチでの感触も独特となる。妻がApple Pencilを多用する理由もそこにある。

今や一般グレードの新iPadがApple Pencil対応となり、当たり前となった。絵を描く事に限定すれば、ペーパーライクフィルムは必須だろう。ただそれ以前に我がiPad miniは新型が投入されるのだろうか。ただひたすら吉報を待ち続ける......

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2018/09/29

MacbookAir(2013)に「macOS Mojave」を導入(するまでの顛末)。

macOS Mojaveが提供されたため、さっそくMacbookAir(2013)へ導入を試みた。以下、その顛末を書く。

仕事から帰り、ネットチェックしていると「macOS Mojave提供開始」の文字。これまで何度かOSのアップグレードをしてきたが、一度もトラブルことは無かった。そして何気なくAppStoreからダウンロード。ダウンロード終了からインストールへ?(この間、よく見ていない)。再起動が掛かった後、「インストールできませんでした」っぽい文字が。

それから何度再起動しようが、メモリリセットしようが、正しくログインしても受け付けない。半ば諦め、7連勤後の休日を待った。Appleサポートへ電話するためだった。

何となく判っていた事。filevaultのせいでは?
iCloudからパスワードをリセットしても受け付けない。
復元ユーティリティの中のディスクユーティリティでドライブをみると、Macのドライブがマウントされていない(Windows用のbootcampドライブはマウント済)。しかもパスワードを弾くのでマウントをできない。

根本原因はインストール上の誤動作かもしれないが、復旧できないのはfilevaultのせいだろう。

最悪、OS再インストール、Timemachineから復旧かなと推測した。

ちなみに保存文書はほぼクラウド。TimeMachineへのバックアップは2か月前。致命的なデータ損失は無い。

Appleサポートへ指導を求めた。対応は推定通り、、OS再インストール、Timemachineによる復旧。ただ第一声、ハードディスクを全消去と言われ、「bootcamp領域は生きてます」のひと言でMac領域のみに留まった。

見通し立ったところで最初の電話が終わるも、OS復旧途上で謎の進入禁止マークが表示。再度、Appleサポートへ指導を求めた。難易度が上がったせいか、二度目の相手は上級サポートの方。ただそこからはスムーズ。OSの再インストールはMojaveからスタートし、間もなく終了。TimeMachine(ポータブルHDD)からの復旧も2時間弱で終わった。被害はほぼ無かったといっていい。

あえて復旧に至る操作には触れない。何より思ったのはAppleサポートの素晴らしさだ。ハード、ソフト一貫管理の強みもある。ただそれよりも他社、他業界への電話対応を受ける事があるが、言葉は下手(したて)、態度は大柄っていうのがほとんど。

例えば実家の某NTTのネットを解約、だが違約金の受け付けは某NTTファイナンス。こちらとしてはネット契約を切り替え、その切り替えによるキャッシュバックを行なうため、違約金入金の書類が欲しいと尋ねたものの、NTTもNTTファイナンスも、お互い自分のテリトリ外だとタライ回し。結果、書類は送られたものの、不快な気分だけが残った。

それに比べたせいか、Appleサポートの第一声に感動、何より心強かった。
「安心して下さい」
懇切丁寧。最後までフォローしてくれる旨、マニュアル通りだろうが、内線番号まで送ってくれた。

もちろん最悪のケース、例えば全フォーマットやそれ以上の状況もあり得る。そんな心情を考えれば言葉の一つ一つが大事。お互いに次へ向けての施策を前向きに考えられる。

さて新macOS Mojaveだが、ダークモードが興味深い。Adobeのアプリケーションなんかはとっくにその方向だが、確かに作業のしやすさ、見やすさを感じる。操作感、快適さはあまり変わらないようだが、写真情報は多く、扱いやすくなった。

来年の新OSもこのMacbookAir(2013)が対象に入ってくれればいいが。あとFilevaultはありがた迷惑、もう使わない。

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2018/09/28

「ガンダムデイズ」を読む

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週末に届いた小田雅弘著「ガンダムデイズ」を読んだ。作者の小田さんは伝説のモデラー集団ストリームベースの中心人物。今の子達には川口名人が頭に浮かぶだろうが、我々世代はまず、小田さんなのである。

ガンプラブームの頃、その牽引の一つであった「月刊ホビージャパン」とその別冊「HOW TO BUILD GUNDAM」。さらに「コミックボンボン」が創刊、ガンプラがフィーチャーされ、裾野を広げた。その渦中にいた著者が当時を回顧した雑誌連載、それらをまとめたものが本作となる。

ちなみに「月刊ホビージャパン」でガンプラが取り上げられた当時は中学生、購読者だった。ガンプラをキレイに作る事など出来るはずもない。手にした「ホビージャパン」に注ぐ目は写真集的、作品の出来を超えた世界観を楽しむものだった。「HOW TO BUILD GUNDAM」のトリプルドムはアニメの世界を飛び出していた。

その続編「HOW TO BUILD GUNDAM 2」で目立っていたのが、徹底工作と題された1/144ジオングだ。比肩無きクオリティーとそのディティール。キットとは別物。再構成されたボディとシャープなラインは小田さんのイマジネーションと高い工作力の賜物。初見当時、度肝を抜かれた事が思い出される。本著でもターニングポイントの一つとしてこのジオングの事が取り上げられていた。学生モデラーゆえ試験シーズンとの横睨みの中での取り組み、その過程が興味深い。

もう一つ、イマジネーションの賜物がMSVだ。大河原邦男氏のイラストから派生、「HOW TO BUILD GUNDAM 2」でも黒い三連星MS-06Rザクが発表された(同誌面ではゲルググキャノン他多くのMSVが登場)。その後、バンダイが本格的にシリーズ化を進めるが、まさに小田さんの存在ありきだと判る。AFV、飛行機モデラーとしての知識を活かし、裏方としてその世界観を広げていく。

この本を読んでいて楽しいのは読者として表舞台を知っている事で、今回裏側に何が起きていたか判る事だ。メディア、ライター、モデラー、キーマンらよく知る各人の名、点が線で繋がっていく。そしてそれぞれで化学反応が起き、現在までのガンプラの潮流となる。その一つ一つに裏付けされた根拠と経験。フルアーマー、パーフェクト、レッドウォーリアとガンプラの系譜、顛末も楽しく読ませてもらった。

そして何より原点はザクへの拘り。大河原ザクへの追求、イマジネーションによる補間。振り返り今見ても「HOW TO BUILD GUNDAM」での作品群は引けを取らず、しかも色褪せない。第一次ガンプラ世代、殊更当時、「ホビージャパン」「コミックボンボン」を読んでいた人には堪えられない本だ。

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2018/09/18

「アントマン&ワスプ」を観る

今夜は仕事を終えてから「アントマン&ワスプ」を観てきた。「インフィニティ・ウォー」後のMCU最新公開作。アントマンが相棒ワスプと共にマクロからミクロ、そして量子レベルにまで駆け巡るSFアドベンチャー。

ソコヴィア協定に反発したアントマンことスコットは2年の自宅軟禁下にいた。その終わりが近づこうとした頃、ある夢にうなされる。それこそ量子界に置き去りにされ、死んだと思われたホープの母ジャネットとのコンタクトだった。時同じくジャネットの夫ハンクは量子トンネルの製作に成功。スコットを基点としたジャネット救出を計画する。だがそこに量子トンネルを狙う者がいた。

前作はスコットと娘キャシー、ハンクとホープの二つの親子を軸に展開した物語。今回はジャネット救出に奔走するホープとハンク親子、さらにハンクの過去が描かれる。彼らを襲うゴーストとの接点、軟禁下を装うスコットの奮闘。スコットの親友ルイスがコメディパートで笑わせる。

毒の少ない悪役、本作はMCUの中で最もディズニー的、子供も安心して観られるファミリー映画だ。ただ前作を観ていないと判らない設定、背景も多いので注意。

戦いっぷりはほぼミクロに徹した前作の方が好き。「シビル・ウォー」で巨大化を果たしたアントマン。テンポよくスムーズなサイジング。加えて本作のトリッキーなカーアクションがいい。こういう演出はテレビサイズよりも劇場向き。それだけでグイグイ引きこまれる。エンドロールのミニチュア、小ネタも可笑しかった。

ちなみにキャストの一人にローレンス・フィッシュバーン。ライアン・レイノルズ共に数少ないマーベル、DCの両映画に出演を果たしている。

ラストシーンに「インフィニティ・ウォー」との接点が現れる。次作「アベンジャーズ」完結編での活躍を期待しながらも、彼の行く末が気になるエンディング。MCUらしく手堅い出来、及第点以上に楽しめる作品だ。

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