スイフトスポーツ【ZC33S】の車内騒音を改善してみる
スイフトスポーツ【ZC33S】の車内騒音を改善してみました。ここでの内容はミスターサテンさんのYoutube動画【比較】スイフトスポーツのロードノイズ マフラーこもり音を劇的に改善する方法 How to Minimize Road & Exhaust Noise From Swift Sport zc33sを参考にしています。
そもそもスイスポは低価格ゆえにコストカットされた箇所が多々あります。その結果での車内騒音。ただできる対策は限られます。究極はデッドニングするのもアリですが、今回は比較的に手が出しやすいフロア(床面)を中心に行いました。
行なったのは次の通り。
- エーモン 静音計画シリーズによるフロント、リアシート、トランクの整音化。
- エーモン 静音計画 風切り音防止モールによるドア対策。
なお動画は3年前のものなので「エーモン 静音計画 ロードノイズ低減セット ラゲッジルーム用 普通車用 (2691)」は欠品(生産中止)で多少アレンジしています。この点は昔オーディオファンだった頃のノウハウで補っている感じです。トランクルームへダンピングテープ(鉛テープ?)の代わりに防振ゴムテープを貼っていきます。拳で叩きつつ響きを抑える箇所に貼っていけばほぼ機能は代替します。
この他、床面のためにロードノイズ低減マット(フロント、リア共)、フロアマットに重ねてサイズをマーキングしカットしていきます。ただ注意が必要なのは低減マットよりもフロアマットをどのように固定させるかです。
この低減マットには固定用のマジックテープが付いています。ただフロアマットを上に重ねると低減マットがズレてきてしまいます。元々フロアマットは滑り止め加工されているので低減マットの動きに勝ってしまうのです。だからカット面積を少しだけ低減マット<フロアマットにしてズレを抑制しています。
ただそれでもマジックテープはズレてしまいます。いや正確には低減マットがズレていく、その理由は簡単。低減マットに直貼りだとマジックテープとフロアのくっつき力にマジックテープの粘着面が負けちゃうんです。
対策はマジックテープを貼る前に布テープを低減マットに貼って保持力を確保。この方が直貼りより強力だと思います。
なおフロアマットは純正のため、フロアとの留め具が付いていました。ただそれでもズレます。留め具に布テープを巻いて抜け難くしています。両者を含めて今は経過を確認中。1ヶ月以上経った今でもいい感じで固定できています。
その点、風切り音防止モールの取り付けはシンプルですね。モールをドア高さにカットして取り付けるだけ。ただ下の数センチ分だけはドア開閉のたびに抜け易いので時々差し込み直す必要があります。
さてこれら対策による整音効果は如何に。
結果からいうと騒音レベルは変わりません。対策前後でiPhoneアプリの騒音計で測定しましたが、差は出ませんでした。ただし間違いなく聴感上の効果はあります。鋭く感じていた突き上げ音、騒音は角が取れたように丸くなりました。スペクトラムアナライザなら対策前後の周波数帯の変化を捉えてくれると思います。この音なら許容レベル。スポーツカーだし一定のインフォメーションは必要だし。
少し前オーディオ系の強化のため、ツイーターのセパレート化を考えていましたが、今回の車内整音対策のおかげで不要の結論となりました。耳に入る音のレンジが広がった効果だと思います。またZC33Sオーナーは是非、車内整音対策をやって欲しい。一万円そこそこの投資に見合うし、スイスポがもっと好きになりますよ。
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