2024/08/18

スイフトスポーツ【ZC33S】の車内騒音を改善してみる

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スイフトスポーツ【ZC33S】の車内騒音を改善してみました。ここでの内容はミスターサテンさんのYoutube動画【比較】スイフトスポーツのロードノイズ マフラーこもり音を劇的に改善する方法 How to Minimize Road & Exhaust Noise From Swift Sport zc33sを参考にしています。

そもそもスイスポは低価格ゆえにコストカットされた箇所が多々あります。その結果での車内騒音。ただできる対策は限られます。究極はデッドニングするのもアリですが、今回は比較的に手が出しやすいフロア(床面)を中心に行いました。

行なったのは次の通り。

  • エーモン 静音計画シリーズによるフロント、リアシート、トランクの整音化。
  • エーモン 静音計画 風切り音防止モールによるドア対策。

なお動画は3年前のものなので「エーモン 静音計画 ロードノイズ低減セット ラゲッジルーム用 普通車用 (2691)」は欠品(生産中止)で多少アレンジしています。この点は昔オーディオファンだった頃のノウハウで補っている感じです。トランクルームへダンピングテープ(鉛テープ?)の代わりに防振ゴムテープを貼っていきます。拳で叩きつつ響きを抑える箇所に貼っていけばほぼ機能は代替します。

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この他、床面のためにロードノイズ低減マット(フロント、リア共)、フロアマットに重ねてサイズをマーキングしカットしていきます。ただ注意が必要なのは低減マットよりもフロアマットをどのように固定させるかです。

この低減マットには固定用のマジックテープが付いています。ただフロアマットを上に重ねると低減マットがズレてきてしまいます。元々フロアマットは滑り止め加工されているので低減マットの動きに勝ってしまうのです。だからカット面積を少しだけ低減マット<フロアマットにしてズレを抑制しています。

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ただそれでもマジックテープはズレてしまいます。いや正確には低減マットがズレていく、その理由は簡単。低減マットに直貼りだとマジックテープとフロアのくっつき力にマジックテープの粘着面が負けちゃうんです。

対策はマジックテープを貼る前に布テープを低減マットに貼って保持力を確保。この方が直貼りより強力だと思います。

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なおフロアマットは純正のため、フロアとの留め具が付いていました。ただそれでもズレます。留め具に布テープを巻いて抜け難くしています。両者を含めて今は経過を確認中。1ヶ月以上経った今でもいい感じで固定できています。

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その点、風切り音防止モールの取り付けはシンプルですね。モールをドア高さにカットして取り付けるだけ。ただ下の数センチ分だけはドア開閉のたびに抜け易いので時々差し込み直す必要があります。

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さてこれら対策による整音効果は如何に。

結果からいうと騒音レベルは変わりません。対策前後でiPhoneアプリの騒音計で測定しましたが、差は出ませんでした。ただし間違いなく聴感上の効果はあります。鋭く感じていた突き上げ音、騒音は角が取れたように丸くなりました。スペクトラムアナライザなら対策前後の周波数帯の変化を捉えてくれると思います。この音なら許容レベル。スポーツカーだし一定のインフォメーションは必要だし。

少し前オーディオ系の強化のため、ツイーターのセパレート化を考えていましたが、今回の車内整音対策のおかげで不要の結論となりました。耳に入る音のレンジが広がった効果だと思います。またZC33Sオーナーは是非、車内整音対策をやって欲しい。一万円そこそこの投資に見合うし、スイスポがもっと好きになりますよ。

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2023/02/12

radikoアプリアップデートに戸惑う

最近radikoアプリが大型アップデートされた。ユーザーインターフェースを一新。操作が大きく変わり、ここ一週間戸惑っている。特にアップデート直後の昼休み、お楽しみの「ビバリー昼ズ」を最初から追っかけ再生しようとしたが、タイムフリーへの切り替えがなかなか見つからずに貴重な10分を費やした。

タイムフリーへの切り替え方法は会社のパソコンで検索し、画面下側をタップすればよい事を知った。ライブ放送からの切り替えには要注意。旧アプリの方が直感的だったから、むしろ改悪になりかねない。いや全般の操作系で一番困ったのがタイムバーの取り扱いだ。

昼間のニッポン放送はほぼタイムフリーで聴くのにシジミやB型肝炎、過払い金のCMばかりでつい飛ばしたくなる。そこでタイムバーを使って飛ばすのだが、指先の加減が難しい。しかも旧アプリに比べとても反応が悪い。うまくいかなくて冒頭に戻ってしまう事さえあった。「わざと操作しにくくしているのか」と思いたくなる。

そんな時、「Radikoアプリ タイムバーを「5秒」「60秒」単位で操作する裏技」という記事を目にした。通常は5秒戻り、60秒戻りしか表示されないが、シェアボタンを押す事で5秒送り、60秒送りも表示可能になるというもの。旧アプリの記事だが、アップデート後のアプリも可能だった。何ステップか操作は増えるが、確実に数分先まで送る事ができる。詳しくは下の写真図示にて。※送りボタン出したまま一時停止で放置すると聴取可能時間がどんどん減るみたいなので注意(2月13日加筆)。

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あとアップデート後に気になったのが、毎度アプリを開くたびに「位置情報サービスの有効」を促される事。「使用中のみ」じゃダメなのか。これは明らかな改悪だな。

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2023/02/08

CP(コストパフォーマンス)は高い

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三省堂「今年の新語2022」の大賞にタイパが挙がっていた。「タイパ(タイムパフォーマンス)」とは言葉の通りに時間対効果の意味でその満足度を計る言葉。時間に追われる現代人のために生まれた言葉といっていい。近年問題となったファスト映画も同様、Youtubeに代表されるデジタル動画により世間の倍速文化は加速した。

正直、本当の映画ファンに倍速文化は存在しない。飛ばすなんてご法度、その間(ま)や演出を大事にするからだ。例えば昨年からの大ヒット映画「RRR(アールアールアール)」は3時間の長尺に大きな満足度を占める。もしこの作品が2時間でも満足度は高かったろうが、駆け足感は増して逆効果になるかもしれない。ズバリ「RRR」にタイパという言葉は似合わない。

対してこの10年で流行った言葉がコスパだった。確かSEIYUのCMから端を発して世間で流行ったと記憶しているが、それ以前からもあった言葉。「コスパ(コストパフォーマンス)」とは費用対効果。企業がそれによって利益追求し社会(もちろん社員も潤う)に還元していく。他の作品と同じ料金で3時間も満足させる「RRR」はまさにコスパが高い。

そんな世間にコスパが浸透する遥か昔の80~90年代。「CP(コストパフォーマンス)は高い」と結ぶ試用レポートで人気だったのが長岡鉄男さんのダイナミックテスト(FMfan誌上)だった。バブル期で物量投入華やかしオーディオコンポに秘めた真のコスパを見極めてその効果を認めた時、「CPは高い」と締めくくる。 毎回その文章に痺れた。

間(ま)を大事にする日本人に何処か時短を尊むタイパは似合わない。やはりコスパいやCPこそ大事。しかも世は円安、世界に取り残された給与水準の日本。そんな生き残りのために。そしてこのブログ、果たしてCPは高いのだろうかと。

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2023/02/06

プチ整形のスイスポとグリル問題

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毎朝通勤ですれ違う何台かのスイフトスポーツ。他人のスイスポほど気になる存在は無いが、中でも気になるのがその顔。ボディカラーは違えどどの顔を見ても共通点があった。それはヘッドライト用のガーニッシュ。

そんなガーニッシュを付けた切れ目鋭い顔のスイスポは傍から見るととてもカッコよく映る。ただアイラインのような、人で言えば二重のようなスリットがイマイチ。まるでプチ整形のようだ。元々無いパーツを付けたからだが、むしろそれが気になる。

一重まぶたの人が二重に憧れるような事はあっても、一重のノーマルスイスポにガーニッシュを付けたいとは思わない。そもそも無くてもカッコいいし、Aマーチンを気取っている我がスイスポには不要。そもそもAマーチンにガーニッシュなんてないか。

むしろグリルを替えている人には憧れる。グリル中央に仮面ライダーストロンガーのようなSマーク。嫌いじゃないけど、Aマーチンを気取りには不要。それにノーマルに付いたグリルは樹脂製に日光で経年劣化してしまうスイスポ最大の泣きどころ。

数社からアフターパーツは出ているものの、グリルパーツ自体は高額でかつ取り付け難易度が高く業者依頼は必須となる。このままスイスポを乗り続けるとして、いつかは狙いたいアイテムなのだ。



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2023/01/31

パナソニック blu-rayディスク生産撤退とこれから

パナソニックがblu-rayディスク生産から撤退する事になった。自社ブランドを残し、他社からOEM供給される事もない完全撤退。これまでパナソニック(=ディーガ)は自社ディスク以外で録画保証すらしなかったのに「今後は他社を使って」と突然の手のひら返し。

事実、ディーガとパナソニック製ディスクはエラーもほぼ無かったし相性が良かった。手元のディスクは8割以上がパナ製。最大手のパナがこうなって他社の追随もありうる。数年でディスクに焼く行為(もはや趣味)は無くなるかもしれない。

ディーガは単なるHDD(またはSSD)レコーダーに変わっていくのかな。その補完に外付けでSeeQVault対応のHDDの選択肢もあるが、並べ替えも検索も出来なくてとにかく使い勝手が悪い(ディーガBRG2020との組み合わせ)。だいぶ昔に1TB買って以降、これを増設しないのはそういう理由。ディーガのHDDからの一時退避的な使い方くらいがいいところ。

Appleは元々blu-rayをサポートしていなかったし、初期のDVD、Blu-rayプレーヤー普及の一躍、プレステさえPS5のデジタルエディションは光ディスク不要。これも見逃せない流れ。しかし何よりこれまでの膨大なblu-rayライブラリーがあるのは見逃せない。

そんな時、パソコンでBlu-rayが視聴可能だと便利。ライブラリー対策でPowerDVDの最新版を買ったばかり。リビングのテレビが使えなくとも視聴可能。しかし新作映画は配信もあるし、録画する必要性はかなり低くなった。でもレアなドラマや映画(懐かしの日本語吹替版とか)は録っておきたいよなぁと悩みは尽きない。

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2023/01/30

「S.H.Figuarts アメイジング・スパイダーマン」商品化中止と購入計画変更

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プレミアムバンダイから届いたメールに茫然自失。何と「S.H.Figuarts アメイジング・スパイダーマン」商品化中止の知らせだった。商品は「交換用頭部2種」「取れたマスクパーツ」が肝でマスク無しの頭部を再現が大きな売りだった。だが「商品化進行上の事由により、現状の仕様での商品化が難しい状況」とあり、マスク無しの3人を並べる夢は潰えた。

ツイッター界隈では肖像権がクリアできなかったのでは?と噂が錯綜しているが、本当のところは不明。ただ「交換用頭部2種」「取れたマスクパーツ」を除いた仕様で発売されるとの事。しかも3カ月連続で予約を受け付け内、「S.H.Figuarts フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」・「S.H.Figuarts スパイダーマン[インテグレーテッドスーツ]-《FINAL BATTLE》EDITION-」の2種もキャンセルを受け付けるときた。

実は3商品とも予約していたのだが、「...[インテグレーテッドスーツ]-《FINAL BATTLE》」だけは若干の迷いも勢いでポチッとしてしまっていた。そもそも既発の[インテグレーテッドスーツ]を持っているのでダブってしまう。だが素顔の3人が並ばないのであれば、あえて《FINAL BATTLE》版に拘る必要は無くなった。という事でこちらをキャンセル。

とはいえ、素顔で無くとも3体共揃えたい。素顔の付かない「【仕様変更版】S.H.Figuarts アメイジング・スパイダーマン」は予約決定。価格は7,700円(税込)と少し安くなったし、先の《FINAL BATTLE》版のキャンセル分財布の負担が無くなった事はとても大きい。東映版と合わせ、4人のスパイダーマンを並べる日はそう遠くないだろう。「おい、東映版も持ってるのかよ!」と自分にツッコミ。

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2022/12/31

2022年総決算「モノ・生活篇」

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2022年は個人的に激動の年となった。コロナ禍が変えたもの。自分自身、8月に罹患し約二週間自宅療養。身をもってコロナというものを体験した。加えてここには書けないが、勤め先の概況が大きく変わった。無事に年は越せそうだが、来年以降何があるかわからない。今年の漢字を挙げるなら「痛」だが、来年が「続」にならない事を祈りたい。

政治家は国のフロントマン。国民を叱咤激励、鼓舞するも時に欺く。だがこの10年、欺かれる事ばかりが目立つ。暗殺事件も壺やモリカケが背景にあって、結局は利権という甘い汁を政治家と既得権益者で吸い合っている。悪用しようがシステムを作る者の強み。ネット社会の発達で映画「マトリックス」の世界と大差無くなった。今何を言っても負け犬の遠吠えだけど、本質を知らないよりマシ。

そんなこんなでできる事、財布の中身も限られる。でも今を楽しみたい。そんな今年楽しませてくれたものは...

やはりプレステ5を買えた事だろう。グランツーリスモ7にスイスポ(ZC33S)が収録で物欲に火がついた。あらゆるPS5抽選に登録も思い届かず。だがその半年後近場の量販店で無事購入。意中のソフトとの組み合わせ。ハンコンなら更なる高みを目指せるだろうが、デュアルセンスでも楽しい。現在の達成率は50%。子供のプレイするAPEXとの兼ね合いが玉に瑕(キズ)。

バーチャルなグランツーリスモ、その対局がリアルな我がスイスポ。今年初めにイッキ見した頭文字Dのおかげでマニュアルの楽しさを再認識。ヒールアンドトゥがサマになってきたけど、コロナ禍以降山道は攻めてない。EVはきっと別の楽しさだろうけど、今はまだ消えゆく技術を楽しんでおきたい。

クルマは楽しみであり道具。実用の奥深さを教えてくれたのがTVKで放送していた「新車情報」。その進行役、三本和彦さんが亡くなった。歯に衣着せぬ語り口が魅力で、メーカーとユーザーを繋ぐ姿勢に溢れていた。技術による克服、ディーゼルの利点で当時の石原都知事に番組から繰り出す異論。自動車ジャーナリズムのあるべき姿だったと思う。

もう一人、忘れてならないのが、アニソンの帝王水木一郎さん。子供の頃から親しんだ歌声。晩年まで歌唱力は衰えず、聴く者の魂を揺さぶる。先日NHK-BSの追悼番組を観て再認識。今の子供は口ずさめる曲が無くて可哀想だけれど、単なる懐古主義でなく語り繋いでいきたい人と歌。当時のアニメ映像と共に我が心に刻まれている。

そして最後はアントニオ猪木さん。コロナ療養中に観た「格闘技世界一 四角いジャングル」は久々に血をたぎらせ、猪木の過激なセンチメンタリズムに酔った。だがその2か月後に悲報が。追悼番組や過去の試合を観るにつけ、プロレスの進化と真価を思い知らされた。

本を読む事は過去に学ぶ事。「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」には落合氏の冷静な分析と人間性が垣間見えて興味深かった。WOWOWドラマの原作本「トウキョウ・バイス」に描かれた裏社会、そして今年起こった事との関連性が見えてくる。ジャーナリスト水道橋博士の「藝人春秋 1~3」繊細で果敢な取材力はいずれ活きるはず。事実は小説より奇なり、それを地で行くチャンス大城の「僕の心臓は右にある」には本当に笑わされた。

ノイキャンヘッドホンはソニー WH-XB910Nに代替え。クラスは中の上。安かろう悪かろう。でもそれくらいで無いと長くは使えない(=壊れてしまう)事がわかった。

スマートホーム化はメーカーを変えたマイナーチェンジ。 FireTV Stickも4K対応になったけど、テレビはまだHD止まり。余裕があれば4K化と画面のサイズアップをしたいところですが...

社会が、世界情勢が不安である事。政治家はちゃんと歴史を、過去に学んで欲しいよと。それらを冷静に見つめながら、映画を中心に今を楽しんでいきたいですね。

それでは皆さん、良いお年を。[来年もこのブログはつづく]

モノ・生活篇ネタ集

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2022年総決算「競馬篇」

今年の中央競馬を振り返ると、古馬ならタイトルホルダー、クラシックはイクイノックス、スターズオンアースの活躍が目立った。ただ一年を通してとなると、春は無冠でも有馬記念を制したイクイノックスの印象が強くなる。

今年ディープ産駒でG1を勝ったのはポタジェ(大阪杯)とアスクビクターモア(菊花賞)だけ。ディープ産駒からの有力後継馬がいない事実。種牡馬は群雄割拠の様相ながら、気を吐くのがキングカメハメハからのドゥラメンテ産駒の躍進が目立つ。先のタイトルホルダー、スターズオンアースに加え2才世代ではリバティアイランドにドゥラエレーデがいる。とはいえ、残るは来春デビューの一世代のみ。昨年の急逝が悼まれる。

キタサンブラックはイクイノックスを輩出し順調な出だし。この活躍で交配する繁殖牝馬の質が上がれば、躍進の足掛かりとなろう。ただ活躍する血脈が伸びるほど、インブリードの限界にぶち当たる。ディープ然り、キンカメ然り、キタサンブラックとてディープの代替でロベルトの父系なのだから。今後も種牡馬トレンドの行方を見守りたい。

あのデットーリ騎手が来年をもっての引退を表明。だが日本には武豊がいる。ドウデュースで前人未踏のダービー6勝目を挙げてその存在感をみせた。日本競馬界、最高のスポークスマンであり、まだまだ現役でいて欲しい。

その一方で福永祐一が来年2月、調教師に転身との事。なかなか勝てなかったダービーもこの5年で3勝し、円熟の域。天才の父に対し、努力で成し遂げた実績で次なる世界でも頑張って、いや引退までは勝ち星を増やしてね。

従来のトレンド、外国人騎手に加えて若手の台頭も今年の傾向。横山和生、坂井瑠星に荻野極、石川裕紀人と初G1勝ち。加えて今村聖奈の重賞初騎乗制覇には驚かされた。競馬歴も四半世紀を超えて種牡馬、そして騎手、調教師もウイニングポストを地で行く世界を見せられているのだなぁ。

さて今年の馬券を総括するとひと言、ほとんど当たらなかったねぇ。今年の回収率は6割を程度、一年を通してモチベーションが上がらなかった。当たったホープフルSも何故馬連を買わなかったのかと後悔も、スタンスを変えてはドツボにハマる怖さを知っている。馬券スタンスはこれと決めたら変えちゃダメだよ。中央競馬、終わり良ければ全て良し。

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2022/07/17

三本和彦さんご逝去

自動車評論家の三本和彦さんが亡くなりました。享年91歳との事。先程、友人クマデジさんのエントリーチェックで知りました。何かショックで仕方ありません。
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大学時代の当初はオーディオなら長岡鉄男、クルマなら徳大寺有恒と勝手にご意見番と著書を崇めていました。そして大学寮生活が始まり、神奈川県と言えばTVK「新車情報」は衝撃的な番組として観ていました。辛辣ながら切り口のいいコメントは同じ寮生の間でも意見を二分。かく言う自分は三本派でした(徳大寺さんもたまに「新車情報」に出てきて三本さんの盟友でしたね)。

その理由の一つは過去のエントリーにもありますが、我が父を思わせる風貌。同じ意見で同世代のクマデジさんとは単なる偶然と言い切れないでしょう。あの頃の父親像と重なるものもあったのではないでしょうか。それに比べると我々世代は随分と軟弱になったものです。あくまで自虐を込めて。

さて三本さんの魅力はコメント力に限らず、裏付ける知識とその人柄です。辛辣なコメントの一方、リスペクトも忘れません。例えばトップダウン、コストダウンを有効的に使うスズキ鈴木修会長(当時社長)の存在感を強調。ただそれを一旦置いて、番組ではビシッと担当者を斬ってましたけど。

止まらぬコロナ禍に加え原油高に原料高。かつてのバラエティーさは鳴りを潜めた現在の自動車業界。内燃機関オンリーからハイブリッド主体に移り変わり、さらに電気自動車へと新たな過渡期に入ろうとしています。当然、三本さんの耳にも業界の動きは届いていたでしょうが、今後のクルマ作りをどのように捉えていたか気になります。

最後に謹んで三本和彦さんのご冥福をお祈り致します。本当にありがとうございました。


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2021/12/31

2021年総決算「モノ・生活篇」

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昨年に続きコロナに翻弄された一年。生活を充実させるのに趣味やガジェットの存在は欠かせないが、それでもどうにもならない事がある。政治は看板を替えただけで何も変わらなかった。しかも二度も総理を辞めた人間が素知らぬ顔をみせる。本当に税金の無駄使い。みんな真面目に選ぼうよ。

もし今年の漢字を一文字挙げるなら「音」だろう。階上の騒音に始まり、再び洋楽に目覚め、何よりこの一年、完全にラジオ漬けの毎日だった。ウォーキングきっかけだったが、今では生活の一部。今唯一自由を感じられるメディアがラジオかもしれない。

ラジオ繋がりでCDを買い始めた。その中で一枚選ぶならニーナ・シモンの「Forever Young Gifted & Black: Songs of Freedom」。ベスト盤の一つなのだが、これも「サマー・オブ・ソウル」の影響が大きい。映像と合わせて彼女のパフォーマンスの虜。セットリストの3曲が収録されていたからだ。

静かに力強い個性的なボーカル。昼間聴いても夜聴いてもよし。当時の彼女の背景を踏まえれば、もう一つの
「リスペクト」と言っていい。ピーター・バラカンさんのラジオからインスパイアされた事は大きい。それだけに今年劇場で「アメリカン・ユートピア」が観たかった。

CD以外に買ったものといえばヘッドホンくらい。その原因も騒音。ノイズキャンセリングヘッドホンの
Anker Soundcore Life Q30を買ってみた。最近妻が買ったソニー製のキャンセリング性能に愕然とするが、好きな音質なのでよし。それにこちらは1/3の価格でのパフォーマンス。Bluetoothも音質が上がってコードレスは正義となった。Anker Soundcore Life U2と音質、操作が近いのも嬉しい。

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足踏みとなったのはMac、iPhone、iPadのApple系ガジェット。特にM1の性能は認めても購入するとなればMac選びは難しくなる。今年Macminiの上位機が出なかったのは大きい。来年こそM1Macが欲しい。iPhone、iPad共々OSのサポート(アップデート)がいつ迄受けられるか。そのにらめっこが続く。

今年もお世話になりました。皆さま、良いお年を。

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