2021/12/31

2021年総決算「競馬篇」

競馬を始めた頃は年度代表馬選びに一喜一憂したもの。一昔前なら年度代表馬=現役最強馬という意味合いが強かったからだ。しかし戦いの場が国内に留まらなくなった今、その意義は薄れていった。

距離体系が確立された現代競馬なら、適距離のレースを使う事に異論はない。もちろん馬場適性も含め、海外レースを狙う事も少なくない。その結果が矢作きゅう舎米ブリーダーズカップ2勝の快挙に繋がっている。

ただ相変わらず騎手の使い分けはいただけない。ルメールが乗れないなら...で回避させられると競争の意味は無い。加えてノーザン(ファーム)の運動会と呼ばれるG1も多いし。奮起しているのはノースヒルズやメイショウぐらいか。グランアレグリアだって池添の騎乗が後押しとなったはずだから。

そんなグランアレグリア、さらにGP2勝のクロノジェネシスが引退。そんな古馬との対決で3才馬エフフォーリアが制し、世代交代を告げた。牝馬戦線では春先はソダシが引っ張ったが、秋以降は歯車が狂ったが、立て直しが期待される。

三冠馬コントレイルはジャパンカップを勝って有終の美。ただ完全燃焼とは言い難い。大阪杯と天皇賞の惜敗。だが彼の宿命は種牡馬として父ディープの後継者となる事。父同様早い引退はその証。死してノースヒルズは日本競馬のために社台グループに託した。その結果は3年後に示される。

さて今年の馬券はまぁまぁ。でも儲かってはいない。原因は夏以降の失速。誰もが経験する買わずと来て買うと来ないってやつ。歯車が噛み合わなかったという事か。競馬は予想の楽しみだけでなく、メンタルとの戦いもある。だからと言って楽しいほうがいいな。来年の競馬は楽しくいきたい。

211231_03

| | コメント (0)

2021/10/03

2021年凱旋門賞を観て思うこと

グリーンチャンネルで今年の凱旋門賞をテレビ観戦した。馬券は直前の重馬場を考慮し、酷量でレースを勝ってきたドイツ馬トルカータータッソの複勝を購入。睡魔の中でレースが進み、フォルスストレートから直線、まさかの先頭ゴールで的中と目が覚めた。そして思うのだ。何故、お前は単勝を買わなかったのだと。

まぁ馬券秘話はともかく、毎度馬場の違いが取り沙汰される凱旋門賞。芝丈の高さ、品種の違い等、挙げていけば沢山出てくる。その一つに日本の高速馬場とのミスマッチはある。だからといってロンシャンの芝は日本の気候に適合しないみたいだから、日本の競馬場で養育して予行とはいかない。

そして何よりロンシャンがタフなコースである事が大きい。10メートルとされる高低差は日本国内で最も勾配のある中山競馬場の倍あるという(JRAホームページより)。ゴルフと同じで自然と戦うのが欧州競馬。日本競馬はレース番組こそ英国に範を取っているが、競馬場の作りは人工的で北米に近い。そんな馬場とコースが相まって手強く出迎える。それが凱旋門賞。

やはり適応するには長期滞在でのエルコンドルパサーのような馬体改造か、オルフェーヴルのように現地のステップレースを使う、これが現時点の日本馬にとってベターな選択。これは競馬関係者だけでなく、ファンもこの20年の経験で学んだ。それでも運は必要。今年の馬場は日本馬にとって事故レベルだったし。

こうした障害を乗り越え二度も凱旋門賞を2着したオルフェーヴルは常識を超えた、日本最強馬だと今でも思う。エルコンドルパサーからオルフェーヴルまで14年。あと10年経てばそんな機会がまた巡ってくるかも。あの直線の昂りをもう一度日本馬で味わいたいな。もちろん単勝馬券を手にしてね。

211010_03
211010_04

 

| | コメント (0)

2021/06/27

さよなら「みんなのKEIBA」

今日、春のG1シリーズは「宝塚記念」でフィナーレ。競馬場へ行かなくなって1年半が経つ。今年はダービー回顧さえしなくなったっけ。コロナ禍という特殊事情は競馬観戦スタイルを変えてきた。

例えばグリーンチャンネルが期間限定ながら中央競馬中継を無料視聴できた。ただグリーンチャンネル(以下グリチャ)はチャンネル契約しているので個人的にはどうでもいい話。ただ7月から月額1,320円から880円へ値下げされるのは朗報。余波でグリチャの番組クオリティが下がらない事を切に祈る。

午後からの競馬中継ならBS11もある。マニアックな人選とラジオNIKKEIの協力もあり、かつてのUHF系競馬中継の流れを汲む。ただ如何せんメインレースのライブ放送だけは地上波との兼ね合いでできていない。

そういう背景があってメインレースの時間、土曜はテレ東、日曜はフジテレビの競馬中継を観てきた。テレ東の中継「ウイニング競馬」は脱線気味だが、関係者の素顔が見れて面白い。BSテレ東なら30分拡大。KBS京都の実況も貴重。前MCアナの今の姿に閉口するが、ジャンポケ斉藤と森アナのコンビも悪くない。

一方、フジテレビの競馬中継「みんなのKEIBA」は「スーパー競馬」時代から親しんできた時間帯。大川慶次郎の解説に耳を傾け、関西のレースなら関テレ杉本清の実況を楽しむことができた。

しかしそれも過去の話。関テレ実況は杉本アナに加え、後輩の馬場アナも勇退。看板井崎先生のコーナーも随分と短くなり、ゲストとのどうでもいい予想対決を見させられるのに嫌気。競馬ファンにとって人の馬券が当たった映像に面白味はない。挙句にテレ東前MCアナの電波芸者ぶりにチャンネルを変える。そんな番組作りと合わせ見る動機を失っていった。

これまではフジのG1中継をアーカイブ扱いし、録画やディスクに焼いてきた。でもその必要性はない。もう今週で録画は止めにしたい。

今春から我が実況のスタンダードはグリチャ、ラジオNIKKEIに完全移行。ラジオNIKKEIの実況ならJRAのHPで観られるしね。そしてヴィクトリアマイルの中継を観て実感。

「強い!それはなぜか…それはグランアレグリアだからです!」

ラジオNIKKEI小林雅巳アナしてやったり。レースが決するまで実況に徹するのがラジオNIKKEI流。いいんです、レースが決してしまえば何をぶっ込んでも。しっかりした実況技術があるからこそ言葉が光りますな。

210627_01

| | コメント (0)

2020/12/31

2020年総決算「競馬篇」

201231_02
写真は一昨年のジャパンカップ。ターフに歓声が戻って欲しい。


今年の競馬は一語で表せば「無」。コロナ禍で競馬場は「無観客」。一方で2頭の「無敗三冠」。だが忘れてならないのは「無休」だった事。競馬関係者の努力に敬意と感謝を!競馬ファンがモチベーションを保てたのもそのおかげ。そして今年最高のレース「ジャパンカップ」はアーモンドアイの強さ、2、3着を牡馬、牝馬三冠馬が占める事で伝説となった。

クラシック路線を進んだ2頭の三冠馬。コントレイル、デアリングタクト共に背景がドラマチック。2頭とも父馬は社台系ながら非社台の生産馬。特にデアリングタクトは一度主取りとなった経歴を持つ。オーナーのノースヒルズ、ノルマンディー共に優れた育成牧場を備え、快進撃の原動力となった。出走頭数でノーザンファームに及ばないものの、風穴を開けるに十分な結果を残した。

古馬路線はクラシックと比べ、ノーザンファームの強さが目立つ。加えて中距離路線はアーモンドアイ、ラッキーライラック、クロノジェネシスと例年以上に牝馬の活躍が目立った。先の2頭は引退するも、グランプリ馬クロノジェネシスの牙城を崩すは容易でない。しかも短距離路線はグランアレグリアが席巻。来年は秋天を最大目標にするという。非社台系との戦いも楽しみ。

ダート路線はクリソベリルの一強と思いきや、チャンピオンカップは馬券圏外に消えた。ただ調整不足は明らかだったし、巻き返しは必至(執筆中、故障戦線離脱の報が...)。ただ現三歳世代も虎視眈々。息の長い活躍馬が多いダート路線。来年のフェブラリーステークスに向けて、もうステップレースは始まっている。

来年のクラシックを占う2歳路線、牡馬は難解。コントレイルに比べれば時期尚早。春シーズン、トライアルレースを見て判断したい。一方、牝馬はソダシ。シラユキヒメーブチコと続く白毛母系に父クロフネと金子ブランドの塊。今年も最強の個人オーナーに驚かされた。

今年の馬券収支はシンザン記念をピークに夏前には失速。やっぱ直感を、自分を信じて買えば良かったと反省。

奇しくも一昨日、馬組合(馬券)の組長と話す機会があり、「やっぱ競馬場で観たい」が共通の言葉となった。来年のダービーは難しいかな。でも別れの言葉はいつもと同じ「ダービーで(会おう)!」。早く気兼ねなく競馬場で会える日常に戻って欲しい。

 

| | コメント (0)

2020/09/09

「うまのこTIM 俺たちの競馬ドラフト大会議!」のマネをしてみる

200909_01

グリーンチャンネル特番「うまのこTIM 俺たちの競馬ドラフト大会議!」のマネをしてみた。今回はTIMの二人が互いに騎手、競走馬をドラフトしていく趣向。騎手はG1を買った事のない午前中騎手、競走馬は平成以降のG1馬の2編が選出された。ドラフトだから二人以上で競ってこそのものだが、とりあえず選んでみた。TIMとのダブりはご容赦。また番組ではベンチ入りまであったが、各々9人、9頭(+DH)にとどめた。

俺のジョッキードラフト
高倉稜(遊)
野中悠太郎(右)
丸山元気(三)
大野拓弥(中)
西田雄一郎(捕)
石川裕紀人(左)
川又賢治(一)
国分恭介(二)
M.ミシェル(投)

俺のサラブレッドドラフト
ロードカナロア(一)
トウカイテイオー(遊)
オルフェーヴル(中)
ディープインパクト(右)
ハーツクライ(三)
テイエムオペラオー(二)
タップダンスシチー(左)
クロフネ(捕)
ウォッカ(投)
メジロマックイーン(DH)

ジョッキードラフトでは2019年馬券貢献してくれた騎手を選出。関東騎手が多いが、関西からは高倉、川又、国分の3騎手を選んだ。高倉はノーブルマーズとホーリーブレイズ、川又はジョイフルとのコンビで高配当。関東のメンバーいずれも穴傾向の騎手たち。M.ミシェル騎手はWSJS参戦時のピンポイント的中。個人的に西田雄一郎騎手は渋いと思う。

サラブレッドドラフトは戦績、種牡馬実績で4番ディープで盤石。世界級のオルフェを3番、大好きなハーツを5番に選んだ。選んだ馬はそれぞれに思い入れあり、レースが思い浮かんでくる。中でもテイオーのラストラン有馬は今観ても涙が出てくる。9頭で足らなかったDH扱いでメジロマックイーン。

ジョッキー、サラブレッドドラフト共に女子をピッチャーに据えた。水原勇気だね。野球に比べ、競馬は女子が対等。それだけの実力社会。それにしても番組で触れていたが、何故にドラフト?まぁいいじゃないの。うまのこTIM、次回の特番、レギュラー放送楽しみにしてます。

200909_02

| | コメント (0)

2020/04/04

コロナと中央競馬

無観客で続けられている日本の競馬。世界的に開催休止している中、稀有な立場。しかし中央競馬、JRA職員の感染とその濃厚接触者(接触の疑いとの事)3騎手の検査、週末乗り替わりが伝えられた。関係者の接触禁止等の対策を打ってきたJRAだが、国内でコロナ感染が拡大する中、その猛威から逃れられなかった。

今週の中央競馬は開催するというが、先はわからない。一般的に考えれば、次なる感染者が出てくれば、いやそれ以前に来週以降の開催中止もありうる。しかしJRAは農林水産省の外郭団体。JRA独自の判断だけで動く事はできない。国の顔色を見て、という事になる。

プロ野球やJリーグは連携し、開幕を繰り下げる事が決められている。NPBとJFAは国と独立した組織。既に感染者が出ており、国の顔色を伺いつつも世論、情勢を踏まえて判断していると思う。また年中開催される中央競馬と違ってシーズンオフがある事も幸い。

中央競馬にとって国の顔色を見て、となれば政府の取組とリンクしていくはず。現時点、国から緊急事態宣言は出されていない。JRAにとって一種の免罪符。だが開催を続ける事のメリット、デメリットはある。

メリットは馬券収入(インターネット投票のみ)、8,000頭近い現役馬の体調維持、そして競馬関係者雇用の確保。競馬関係者は牧場からトレセン、厩舎と多岐に渡り、物凄い数になるだろう。既に競馬場でサービス業(飲食、売店、馬券販売)に携わる方の仕事は無くなっている。

デメリットは最大上記のメリットを失う事。ただ感染拡大を止める意味で海外同様、一時的な中止はあっていい。二週間、トレセン内の感染状況をリセット。春のクラシックシーズンで番組の組み替えは難しいだろうが、NHKマイルやヴィクトリアMを中止ないし大幅に繰り下げ、主要G1を組み直す事はできる。できなかったら、なる様にしかならない。

しかし一番難しいのが騎手の確保。ただでさえ有力騎手中心に乗り分けされる今の中央競馬。騎手クラスターが発生したらそれだけで開催不能となる。調整ルームと呼ばれる開催宿舎は当然、対策が打たれていると思うが、先の3騎手次第で状況は変わる。一旦開催を中止し
感染状況をリセットすべきだ。

| | コメント (0)

2019/10/27

国枝栄著「覚悟の競馬論」(kindle版)を読む

秋競馬開幕に国枝栄著「覚悟の競馬論」(kindle版)を読んだ。国枝栄さんは現役最強の誉高いアーモンドアイ(今日の天皇賞・秋に出走)の調教師。彼女だけでなく、同じ三冠牝馬アパパネ、中山巧者マツリダゴッホ、天皇賞馬マイネルキッツ他、手掛けた馬は枚挙いとまが無い。そんなトップトレーナーの一人が敢えてその危機感を露わにした著書。

東西格差と言われて約30年。ファンにとって栗東トレセン発の坂路が思い浮かぶ。東西トレセンの開業に7年差があった事は知らなかった。それだけでなく立地差で生じる輸送問題。滞在となる札幌、函館を除けば、栗東断然有利。国枝師(<=競馬的な表現!)がリスクの高い小倉出走を切り捨てる理由がここにある。

一場減る事による関東のきゅう舎の出走プランの少なさ。出走馬を出せなければ成績は上がらず、(有力オーナー、ブリーダーから)有力馬が集まらなくなる悪循環に陥る。中央競馬はJRA統括の下、調教師は公正、適正平等な競争こそがあるべき姿。しかし現実は東西格差、関東馬の不利は明らか。

さらに除外馬問題を挙げている。使いたいレースを使えない。フルゲートを超えた場合の出走は抽選による。”抽選”とある意味、公平に見えるものの競馬サークルからの視点ではそう言い難い。力のある馬が出走できない事例は少なく無い。少ない選択肢で戦う中の除外は先述の東西格差に繋がっていく。

国枝師はドラスティックなものも含めていくつかの提言をしているが、競馬サークルを含めたJRAの覚悟が必要と説く。だからこその著書タイトル。競馬文化を競馬ファンの目線で述べている。そして人口減少に売り上げ問題は競馬界の課題。だがこれって日本社会が抱える課題でもある。政治家、国民に覚悟はあるか。10年後、20年後に競馬が楽しめる社会であって欲しいのだが。

191027

| | コメント (0)

2019/05/26

「第86回日本ダービー」を生観戦する

19052603

今日は東京競馬場で第86回日本ダービーを観てきた。柴田政人ウイニングチケットのダービーから26年連続観戦で皆勤賞。馬券と共に歓喜となった年もあれば、愚痴が止まらない年もあった。果たして今年はどっちだ?

前夜祭は仕事で欠席。電車2時間半で東京競馬場に到着。朝から並んで席を確保してくれたS君に感謝。またまたほぼゴール前。そこを譲ってくれたS君の後輩に感謝。年々減っていく観客数に反比例し、朝の場所取りは熾烈になっているという。数年で席が取れなくなるかもしれない。

レースは京都の9R、10R、そして東京11Rの日本ダービー、12R目黒記念だけと決めていた。京都9Rは一番人気タイセイアベニールから馬連流しで的中。京都10Rは同じく一番人気のダイアトニックから三連単で二頭軸の相手、ラヴィングアンサーが出遅れ差し届かず外れ。本当に、本当に出遅れが悔やまれる。ここで流れは大きく変わったかもしれない。

そしてダービー。3強サートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーの取捨。皐月賞の結果を見れば3頭が抜けた存在に異論なし。ただサートゥルの着差には疑問があった。近年、着差の小さい皐月賞馬は必ずダービーで逆転されている。しかも最大の鬼門、直前での騎手乗り替わり。

そこでヴェロックス、ダノンキングリーに重きを置き、両馬二頭軸三連単から人気薄へ流す馬券と勝負と決めた。そう、ここまでは良かった。

そして1着には勝負強い川田のヴェロックス、悲願の掛かる戸崎のダノンキングリー、人気薄への流しで同じく1着と同じ馬への2-3着マルチとした。

レースは横山武史のリオンリオンが逃げる展開。番手につけた1枠1番の浜中のロジャーバローズ。ヴェロックス、ダノンキングリーもいい感じ。最後の直線では思わず声が出る。その2頭が抜け出し、さらにダノンキングリーが先頭のロジャーバローズと追い比べ。クビの上げ下げしながらゴールイン。戸崎の悲願は届いたか?あまりの興奮にここ数年で珍しくゴール前の写真を撮り損ねた。

結果はロジャーバローズ1着。戸崎のダービー制覇は2年連続でお預け。そして馬券も外れ...ってロジャーバローズなんて最初から買ってないし(苦笑)。しかもロジャーバローズは角居厩舎。二頭出しは人気薄の方って競馬格言知ってる?でも単勝1.5倍の馬を飛ばして12番人気の馬が勝つ。角居先生、そりゃないよ。でもこれも競馬。

ロジャーバローズの勝因は人気薄の気軽さに加え、脚質にハマった1枠のトラックバイアス。リオンリオンが大逃げしてくれたおかげで、マイペースの先行が叶った。もちろん父ディープインパクト恐るべし。鞍上はデビューから一貫では無かったが、浜中は前走2着で手の内に入れたのだろう。ダービー初勝利、浜中騎手おめでとうございます。

サートゥルナーリアは本馬場入場後の入れ込みが気になった。観戦中出遅れを見逃したが、これも敗因の一つ。それに距離をこなすスタミナが足らなかったような気もする。レーンはリカバリーし、100%に近い騎乗をしたが負けた。だが上位陣は100%以上の騎乗をした。それだけに戸崎の無念が伝わる。次のチャンスこそ。3着ヴェロックスの川田の馬券圏内確保はもはや職人の域。

レーンは目黒記念を勝って帳尻合わせ。もちろんレーンを頭に馬券は持っていた。だが三連単、もう一頭の軸パリンジェネシスが失速。嗚呼、川田よ。そして馬券は外れ、今年のダービーデーは終わった。藤沢のK君、反省会でご馳走さまでした。ビールにレバニラ定食美味かった。それと葦のお菓子、手土産ありがとうございます。妻が喜んでいました。(おしまい)

19052604
19052601

| | コメント (0)

2018/05/27

「第85回日本ダービー」を生観戦する

18052701

今日は東京競馬場へ「第85回日本ダービー」を観に行ってきた。ここのところ週末は変則休み。出勤で行けなかった前日祭の翌日、先発隊がスタンド好位置を取っていてくれた。今年は前夜から開場待ちの人が例年に比べ多く、席取りに失敗。ただ組長の元同僚が席を譲ってくれたのだそうだ。最も運の強い馬が勝つダービー。どうやらここで運を使ってしまった気がしてならない。

午前のレースは見。午後は6レースから始めた。8レースは的中したもののトリガミ。9レースは去年よく買っていたクリノヤマトノオーからで撃沈。ダービーに向けて暗雲が立ち込めてきた。

戦前、組長と今年のダービーにはドラマがないと話す。そこで本命はステイフーリッシュ。車台の勝負服、鞍上横山典で大好きなハーツクライ感が漂う指名。馬体が450キロを割っていなければ買う事に決めていた。馬連、ワイドで総流しをかける。

本馬場入場で一番人気のダノンプレミアムがゴール前を横切る。歓喜と興奮でテンションが上がる客席。でもその代わりダノンはイレ込んだような。なぜ川田はさっとスタート側へ導かなかったのかと思った。

レースは戸崎のエポカドーロが逃げる展開。田辺のジェネラーレウーノは二番手を進む。皐月賞と位置取りは逆。この並びでペースは平均以下に決まったといえる。なぜ田辺は思い切って逃げなかったのかと思った。

向こう正面、目を引いたががワグネリアンの位置だった。すでに先団につけ、直線では最も手応え良く伸びてくる。19回目の挑戦となる福永が先頭ゴールした事で、今年ダービーはドラマチックな盛り上がりを迎えた。ウイニングラン、歓声に応える福永とワグネリアン。競馬一家父子の悲願に、ファンとして馬券が外れて感動できる競馬は本当に久しぶりだ。

ターフビジョンに映ったレース映像。最悪の外枠で逆に腹の座った福永の積極策。落ち着いたペースと強引に先団へ付けた位置どりが見事に噛み合った。優勝騎手インタビューで過去の騎乗馬が挙げられていたが、今日という勝つべき時だったこそ勝てたのかもしれない。リアルスティールで馬券に負けたダービーも今は本望に思う。

そして驚いたのが、前の列に座った若者が3連単を当てていた事だ。興奮に周りの我々に当たり馬券を見せていた。それにつけてもコズミックフォースは普通に買えないよ。身の丈を考えれば、自分は馬連ハンターだから。

続く11レース薫風ステークスもやられ満身創痍。そして大一番?目黒記念を迎えた。本命はノーブルマーズ。ここから馬連、ワイド総流し。結果はご存知、2着を死守。直線は「高倉!」と絶叫させてもらった。3着がパフォーマプロミスでなければ、と言ったら贅沢か。赤字解消と足代、帰りに日高屋でささやかな食事会でチャラ。ダービーデーっていいね。(終)

18052702

18052703

18052704

18052705


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/30

「天皇賞・春」を観る

久しぶりの競馬話。今年は急な異動で頭が回らず、全く競馬は当たっていない。そんな中、昨日はG1「天皇賞・春」が京都競馬場で行われた。実家で子供と五月人形を出す合間のテレビ観戦。

まず思ったのは開幕2週目京都の高速馬場への対応。あのオルフェーヴルでさえ対応できなかった。だがその頃と異なり、JRAの競馬場はエアレーションが行われており、パンパンの高速馬場では無くなった。中距離でスローとなれば上がり33秒前半決着となるが、春の天皇賞は芝3200メートルの長距離戦。スピードだけでなく、そこそこのスタミナは問われる事になる。

そこで白羽の矢を立てたのがレインボーラインだった。目立つ長距離戦実績。これまでは渋った馬場での活躍が目立った馬。そしてステイゴールド産駒である。ただこの日の午前、ステイゴールド産駒は芝の3歳未勝利、長距離戦で1、2着独占していた。

そんなレインボーラインの鞍上は岩田康誠。4年前、本ブログで彼の騎乗に疑問を投げ掛けた事がある。フェアプレーと言い難い、インターフェアギリギリの騎乗は他の騎手に危険をもたらすからだ。そして被害を受けた後藤騎手は2度目の復帰後、突然の出来事で帰らぬ人となった。

岩田騎手は2014年以前と2015年以降で大きな変化が訪れる。これまで手厚いサポートだった社台系の馬質が変わったのだ。2014年以前は2割近い勝率が、2015年以降は7%と1割を大きく下回っていた。2015年とはデムーロ、ルメールのJRA騎手免許通年取得と重なる。エージェント制のマイナス面と相まって有力馬が集まらなくなった。

もちろん先の出来事がメンタル面で影を落とす事もあったろう。アグレッシブな騎乗も影を潜めた。

そして今回の天皇賞・春。岩田とレインボーラインはスローな流れを後方待機。2周目の向こう正面、有力馬が動く中で折り合いに専念し、勝負どころを待つ。溜めた脚は直線に入って爆発。岩田の手綱でシュヴァルグラン、クリンチャーの内をすくう事で出し抜けを喰らわし、並ぶことなく差し切った。これは明らかに岩田のファインプレイだ。おかげで馬券は的中した。

だが緊張が訪れる。岩田が下馬したのだ。下馬した後のレインボーラインの歩様もおかしい。最悪の結果も想定されたが、のちに「右前肢ハ行」と発表された。

岩田の勝利騎手インタビューは神妙だった。勝った嬉しさより、明らかに愛馬への心配が感じ取られた。これまで岩田から受ける印象は単純だがストイック。だがそれ故に無謀とも思える騎乗が目立った。しかし先の出来事が彼の競馬観を変えたのは事実。じっと噛み締める岩田の気持ちが伝わってきた。

賛否ある岩田の騎乗だが、ここ一番の勝負強さは随一。デムーロ、ルメールに加え一流外国人騎手の活躍ばかり目立つ中、日本人騎手の一人として頑張ってもらいたい。

180430


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧