第90回日本ダービーを生観戦する
競馬場では30年以上の付き合いとなる馬組合メンバーも5人揃い、久々の団欒。前日移動組は既に前夜祭で散財。入場券(QRコード)の手配までしてくれて本当に助かった。ただ例年と違い、入場規制を兼ねてスタンド席確保は断念。ウイニングチケットのダービー以来、解放された内馬場で観戦。
先に結論から言うと7レースの複勝勝負以外、全く当たらなかった。ダービーはソールオリエンス1着、タスティエーラとスキルヴィング2着固定からの3連単をメインに、持論のソールオリエンス=テイエムオペラオー説から、ソールオリエンス3着固定で人気馬を絡めた3連単を買ってハズレ。唯一の悔いは肉眼で生の長澤まさみを観られなかった事かな。
さてダービー。最大の誤算は逃げるはずだったドゥラエレーデが落馬、競走中止になった事。逃げ馬不在のどスローペースは目で追ったターフビジョンからはっきり判った。ただそれ以外は興奮していてゴール後馬券を外した事した覚えていない。だからレースを終えた後はサバサバ。そこそこの日焼け、頭の中は馬組合員たちと反省という名の飲み会の事だけだった。のちの出来事を知らずに...
レース後のリプレイを見ると、どスローの中で6番手とソールオリエンスの位置取りは悪くない。結果、2着だったし。むしろタスティエーラの4番手という位置取りがハマった。皐月賞と同じ競馬、片やハイペースで今回のダービーは前残りの展開。流石にハイペースの前哨戦の後の超スローペースは読めなかった。
ちなみに後日(6月1日放送)、グリーンチャンネル「競馬ブロス」出演の福永祐一調教師の指摘は鋭かった。直線の出来事、タスティエーラ=Dレーンが気づかぬうち(インターフェアで完全な死角、気づいていたら凄い技術と!)、ソールオリエンスが真っ直ぐ走り難いような膨れ方をしていたという。タスティエーラが真っ直ぐ走っていたら...これは展開のアヤ、G1=ダービーの恐ろしさという事。
反省会までの道中、南武線の中でスキルヴィングの出来事を知った。これだけ長く競馬をしていると事故や馬の予後不良に鈍く、何処か割り切って見ている。ただ思うのはルールの下、馬も人も真剣に取り組んでいる事だ。中には私欲に駆られる者がいようがそれは我々の生きている世界。でもインチキややり過ぎは嫌いだし、不幸は無い方がいいと思うけど。
登戸のイタリア料理店で反省会。30年近いお付き合いも話す内容のレベルは変わらない。それが楽しい。ダービーで受けた傷を目黒記念で大きくしたのはいうまでもない(皆馬券はPAT購入)。ただ一つ変わったのは食べる量が減退した事。コースのメイン肉料理を食べ切るのに青色吐息、でも大満足でした。Kちゃんごちそうさまでした。
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