「BLUE GIANT」を観る
アニメと侮るなかれ。最初から最後まで音楽に溺れて物語に浸たれるいい映画。実は原作は第一巻(Kindle本)だけを持っているが、その後機会無く止まっていた。原作は大の学生時代から描かれていたが、映画でその辺は回想止まり。上京後の2年間を主に小細工せずどストレートな構成。
大の演奏は既に秀でた存在。雪折とのコンビネーションと玉田のスキルアップでトリオは成長、3人の友情も演奏を重ねて強く結び付きあう。声を充てた3人(山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音)は違和感なくとても良かった。演技がいいからそのまま物語に惹き込まれていく。
そして何より音楽、ジャズ演奏のシーン。「THE FIRST SLAM DUNK」同様、モーションキャプチャーはマンガを超えた迫力を演出。映画を通してまるでライブを観ているようだった。音楽は上原ひろみ。彼女のセカンドアルバム「Brain」は持ってるせいか、曲(特にメイン曲「FIRST NOTE」)の端々に彼女のメロディーを感じ、劇中のアンコール演奏は堪らなかった。
最近のコメント