NHKEテレ「3か月でマスターするギター」を見始める
NHKEテレ、7月スタートの新番組「3か月でマスターするギター」を見始めました。YouTubeチャンネルと博士号を持つギタリスト、ドクターキャピタルを講師に迎えた趣味講座。既に放送は4回目を終えていますが、自分はリアタイせずに遅れ気味に追いかけています。この番組を初心者以上、経験者未満の目線で過去3回を振り返ってみたいと思います。
番組は初心者をはるな愛さん、経験者が司法書士の地主さん(一般人)を生徒としたもので、あくまで第1回はイントロダクション、実際は第2回からが番組本番です。しかもはるな愛さんはピッキング、左手の運指からも正真正銘の初心者だと伝わってきます。だから音色そのものより、彼女が運指できることをドクターキャピタルは褒めています。
番組を見ていて新しい知見は少なくないです。また番組中の初心者目線の質問に対し、テレビ番組らしく用語説明も具体的な演奏でわかりやすくなります。特にドクターキャピタル、生徒の二人の手元が映るので、運指やピッキングも参考になります。改めて楽譜の見方も参考になりました。この番組で学ぶならテキストは必須ですね。
番組はコードを中心にしつつ、2回目からTAB譜も出てきました。「TAB譜は左手の押さえ方が分かり易い」と二人は言いますが、正直それはどうかなぁと思います。特に初心者はコード表現やTAB譜でのギター特有の見方(音の高い1弦が一番上)の脳内変換を常に求められます。私はギター歴一年を経過していますが、いまだTAB譜に慣れていません。
この番組の欠点は初心者と経験者を同時に賄おうとするあまり、相手のフェーズのあいだは傍観者的な立ち位置(特に初心者)になっていることだと思います。知識がついてくると経験者レベルのやりたいことの一端が理解できるのですが、リアルビギナーの視聴者がどこまでついて来れているか知りたいところです。
そもそも趣味講座全体に言えることなのですが、この番組だけで”3ヶ月でマスター”はあり得ません。全12回、各30分での知見、経験には限りがあります。テキスト購入と努力あっての賜物なのです。自分の経験も踏まえて一番大事なのは毎日ギターに触れること、繰り返すこと、体に覚え込ませることだと付け加えておきます。
そして番組タイトルの前に、実は”頑張れば”と隠れていることを視聴者は誰一人知りません(苦笑)。
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