「魔女の宅急便 4Kデジタルリマスター」【IMAXレーザー】を観る
今日は「魔女の宅急便 4Kデジタルリマスター」を観てきました。角野栄子原作を宮崎駿が脚本、監督した1989年公開の作品です。スタジオジブリ製作「もののけ姫」に続くリマスター版IMAX上映となります。幸い今回はIMAXポスターを手に入れることができました。
個人的にはジブリ作品の中で自然と戦う壮大なファンタジーよりも、この作品の世界観くらいのほうが好きです。初公開から37年も経ってしまったのですね。最初に劇場で観た時はキキへの感情移入が勝っていましたが、今回八割方は親目線で作品を観ていました。
今や金曜ロードショー常連のような作品で一般的にはテレビで観るのが当たり前になっていたと思います。でも宮崎アニメこそ大画面で真価を発揮すると改めて思い知らされました。セリフはテレビ的に張り出す感じですが、IMAXで観てその画作りに感嘆しました。
今のアニメはデジタル作画、彩色でメリハリやディテールが強調されたものが多いです。対して本作は手書き作画のよってむしろノスタルジックさとやさしさを高めます。エンドロールで実力派が並ぶスタッフの名に納得。だからキキを始め、キャラクターたちの表情の一つ一つに惹かれるのです。
御存知の通り、物語は13才となった主人公キキの魔女修行、そして成長を描いています。テーマの根底は普遍ですね。今や親の立場になってしまいましたが、それでも思春期の頃に立ち返る時があると思います。この映画はそんな瞬間を与えてくれる貴重な作品です。
やっぱりクライマックス、トンボを助けに向かうキキの姿は胸熱ですね。金ローのテレビ視聴ではここまでの感情の高ぶりはありません。また高山みなみの二役も改めて神ワザだと思いました。ユーミンの楽曲が流れるのも、今のシティポップ文化の先駆けかもしれません。
この作品はエヴァーグリーン、IMAXといわず定期的に劇場の大画面で上映すべきだと思います。
| 固定リンク



コメント