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2026/06/20

「旅立ちのラストダンス」を観る

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今日は盟友N氏の車で伊東市の金星シネマで「旅立ちのラストダンス」を観てきました。香港映画歴代興行No.1という作品で主要登場人物の一人をマイケル・ホイが演じています。我々世代には広川太一郎の吹替で「Mr.Boo」が思い出されますが、本作では道士と呼ばれる葬儀を取り仕切るマン師匠を演じています。そう、香港映画版「おくりびと」のような作品です。

経済的にコロナ禍の後遺症が残る香港が舞台。結婚プランナーだった主人公のトゥサンはある紹介から葬儀屋への転職を余儀なくされます。ただし香港の葬儀は伝統を重んじ、道士との協業が必要なのですが、やがてマンとの衝突を生んでいくことに。しかしある葬儀をきっかけに二人の間に変化が訪れていきます。

映画とは世界、異文化を知る導引となる素晴らしいメディアです。本作では同じアジアながら、人を見送る文化の違いを感じました。葬儀の中に荘厳さを持ちながら、時に豪快なラストダンス=破地獄を魅せていきます。破地獄とは死者を救う儀式なのです。

物語は破地獄と共に香港の葬儀事情が紹介されています。静かに地味な日本の葬儀と違い、どちらかといえば派手。そこはコメディ風味を感じましたが、後半は締め付けられるような想いの連続でした。そこにクローズアップされるのが家族だからです。

それぞれの家族事情に突き動かされていくトゥサンとマン師匠。さらにマン師匠の家族を巡る事態に物語は大きく動き、やがて家族、親子、兄弟を結んでいく瞬間が訪れます。マイケル・ホイには幼少期「Mr.Boo」で大いに笑いましたが、今回のマン師匠、クライマックスからは涙が止まりませんでした….

昨日の「急に具合が悪くなる」と違った目線で知る死生観が興味深い一篇。それを表すようなラストシーンの道路の空撮が印象的でした。同じアジア人としてシンパシーも感じましたし、とてもオススメしたい作品です。

ちなみに今日の金星シネマは16席満席に加え、追加席が用意されました。客層は老若男女に渡り、反応も過去イチですね。作品への注目度が窺い知れました。

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追伸.
実は会社の先輩に自称マイケル・ホイという人がいるのですが、いやぁそっくりでした。年を経てマイケルがより近づいたのか、先輩のほうが勝手に近づいたのか、観ている最中は頭がこんがらがる程でした(苦笑)。

今日も金星シネマ近くの紅牡丹で町中華を堪能しました。今回は野菜あんかけ焼きそばをプラス70円でかた焼きそばを食べました。甘みのある餡に野菜、イカにエビ、そして香ばしいかた焼きそばが美味しかったです。私は大抵、どの中華屋さんでもかた焼きそばを食べるのですが、やはりこのお店、クオリティが高いですね。

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