NHK夜ドラ「ラジオスター」を観る(完走)
NHK夜ドラ「ラジオスター」(全32回)を観終わりました。奥能登を舞台にある街の地域FM局を中心に繰り広げられる人間ドラマです。福地桃子が演じる主人公のカナデがパーソナリティーとして成長していく姿を中心に描かれていきます。
ドラマの紹介動画でも言及されていましたが、災害を扱う=避けられてしまう可能性あるテーマです。実際、ドラマ中盤では生死を扱った描写が出てきます。ただそれを乗り越えての現在、しかしながらご存知の通り、地震のあとで豪雨と被災は続いています。
そこに生きる人々の姿を描きながら、大阪から能登を訪れたカナデ、彼女のラジオ番組を通してリスナーの心を開いていく様が印象的です。そしてドラマタイトルはカナデ、そして繋がれるバトンを表しています。決して可能性を潰さなかった松本の決断は感情に訴えてきましたね。
私は今の境遇をラジオに救われていると感じていますから、このドラマのテーマに共感しました。だからといってラジオが全てを解決するとは思いません。その点もドラマの中で描かれていました。現実、星の数ほどあるラジオ番組、ラジオ局それぞれが重荷を背負っているわけではありませんが、心に寄り添う番組で出会えたら幸せかもしれません。
このドラマはテーマを支えるキャストの魅力が大きいです。カナデ以上に悩む松本を演じた甲本雅裕(昨日観た「PERFECT DAYS」のノリの良い飲み屋のアンちゃんが良かった)に目下人気バイプレイヤーの消防士西川を演じた渋川清彦、”お母さん”役が板についた常盤貴子と分厚いです。
もちろんカナデを演じた福地桃子の魅力に尽きます。元気の湧き出る声はこのドラマの根幹。本当にラジオ番組やって欲しいですね。ニッポン放送あたりはオールナイトニッポン(クロスとかゼロ)のお試し枠で起用するかもしれません。いずれこのドラマ、スペシャルやスピンオフあるかも。
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