「スマッシング・マシーン」を観る
今夜はロック様ことドウェイン・ジョンソン主演の「スマッシング・マシーン」を観てきました。総合格闘技黎明期を舞台にブラジル出身の格闘家マーク・ケアーの姿を描いていきます。総合格闘技といえばPRIDEが登場し、東京ドームでの試合シーンも再現されています。
圧巻のリアリティです。フィジカル面(表情も特殊メイクでロック様の面影僅か)は言うまでもなく、どちらかといえば臨戦過程、プライベートに影響を及ぶところが赤裸々に描かれています。実力で頭角を表したケアーですが、やがて満身創痍の末に強度の鎮痛剤無くして戦えない状況に至ります。
当然、ケアーの彼女さんとしては見ていられないです。しかも試合前、闘志が欠けた彼の目にも気づく始末。やがて関係に影を落としつつ、精神的にギリギリのところまで二人はいってしまいます。その顛末、彼女さんのドーンがあれを持ち出した際はつい声が洩れてしまいました。
ドーンを演じたのが、「プラダ2」のエミリー・ブラントなんですね。演技もさることながら、実際のドーンさん(エンドロールで写真あり)よろしく、とてもセクシーな出で立ちが堪りません。少々自己中っぽさもあるのですが、そこもある意味リアルです。
ロック様自身がケアーのドキュメンタリーに感動し、映画化した作品らしく格闘家の孤独が見事に描かれています。またこの作品は盟友でもあるもう一人のマーク(・コールマン)の物語でもあります。クライマックスのPRIDE2000決勝トーナメントも見応えがありました。
ただリアリティゆえに史実を超えるような演出はありません。彼らの生き方に共鳴するか好みはあるのかも。だからこそ劇中で流れた「マイ・ウェイ」が印象的でした。東京ロケ、試合シーン、日本人キャスト、そして記者会見での個人的にサプライズ(キャスティング:誰かはお楽しみ、ヒントは清水ミっちゃんの盟友)が見どころとなりましたよ。
追伸.
徹底したリアリティが魅力ですが、唯一気になったのが都内を車で走る際に写った黒いタクシー。1997〜2000年を描いた作品なのですが、トヨタのジャパンタクシーが写っていたのです。このタクシーは2020東京五輪に向けて発売された車。粗い画像であったものの、仕方がないところですね。
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