午前十時の映画祭16「スティング」を観る
今日は午前十時の映画祭16「スティング」を観てきました。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード共演、1973年公開のアメリカ映画(日本公開は翌年6月)です。昨年、レッドフォードが亡くなっての追悼上映だと思います。
この作品は昔DVDで観ました。また地上波で何度も再放送される名作でアカデミー作品賞も受賞しています。ラストのオチはその後様々な作品でオマージュされるくらい有名なもので、もちろん忘れるはずがありません。ただロバート・ショー演じるラスボスをハメていく過程はだいぶ忘れていますね。
この作品の肝は1930年代のアメリカであること、そして競馬です。舞台はシカゴなのですが、この映画に出てくるレースの競馬場はベルモントなのです。ベルモントはニューヨーク州。すなわち当時の通信事情を逆手に取り、ノミ賭博場へ結果が届く時間差を利用して利益を得ようという作戦です。
そこで美味しい思いをさせつつ、いいところで馬券が買えない…これリアルに競馬場であります。そしてギリギリ買えた時って結構馬券は当たらないものです。もうこれ、映画の話では無いですね。
本作の話に戻ると、脚本がよくできています。ちなみにこの脚本を書いたのはのちに映画「メジャーリーグ」を撮ったデヴィッド・S・ウォード。単にユーモラスなだけでなく、緻密な積み上げ、あっと驚く仕掛けがあったりします。フッカーが二人に挟まれた時とかね。
物語の最終チャプターは原題「Sting」でトドメの一撃を指します。この痛快さがあるからこその名作です。なおちょうどこれから日本ダービー。ダービーの日に競馬のある映画を観るなんて、何かドキドキするじゃないですか。
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