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2026/04/05

午前十時の映画祭16「AKIRA」を観る

今日は盟友N氏と午前十時の映画祭16「AKIRA」を観て来ました。大友克洋原作・監督による1988年公開のアニメ映画で我が血肉となった作品の一つ。盟友N氏は初、私は約6年ぶり(前回はコロナ禍のIMAX上映)のAKIRA詣、今回はBESTIA上映なので最大級スクリーンでの上映が嬉しいところです。

これまでこのブログで何度も触れて来たように「AKIRA」はレーザーディスク、Digital Sound(リニアPCM)のおかげで擦り切れる程に観てきた作品(のちに漫画版も読破)で手書きアニメの凄みはクライマックスに集約されています。そして何より得体の知れなさを表す芸能山城組の音楽は「観るよりも感じろ」を体現するものです。

さて今回観た印象、特に音についてなのですが、IMAX版やかつてのレーザーディスク版とも違うマスタリングのようでした。低音やサラウンドの明瞭度が後退した感じだったのです。ズドーンと来るはずのタイトルや金田のバイクがアクセルを吹かす所等、やや拍子抜けしました(事後確認したところIMAX版もフラットだった様子)。やっぱり我が至高の音はレーザーディスク版です。

それでも大スクリーンで観る「AKIRA」は至福の時間でした。沁みついたセリフ群に時々シンクロしたり、ニヤッとしたり。「さんを付けろよデコ助野郎」なんてね。21世紀になり、死語になった言葉も少なくありません。また劇中に登場するテレビが薄型で無いもの、ある意味時代ですね。

オリンピック会場からクライマックスに至るまでのシークエンスは何度観ても圧巻。鉄雄が巨大化、制御を失っていく姿、その後”宇宙”が生まれていく様、そして終局まで「燃えよドラゴン」よろしく「考えるな、感じろ」を地で行く展開で、鑑賞中はクラシック音楽を聴く時と同じ境地だと思います。

映像はIMAX版と同じ4Kのようですが、やはり画の力だけでいけばIMAX版が最高でした。「AKIRA」は画面が大きい程に真価を発揮するアニメだからです。カットによっては手書きだと実感するシーンもあるのですが、大半のシーンは情報量の多さに圧倒されます。

正直、永遠にハリウッド(実写)リメイクしなくて良いですよ。この機会に是非、歴史的名作「AKIRA」詣をオススメします。

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