「1975年のケルン・コンサート」を観る
今日は盟友N氏、そのご同僚二人と伊東市の金星シネマで「1975年のケルン・コンサート」を観てきました。当時、19才の学生ヴェラがプロモートで奔走、ジャズピアニストのキース・ジャレットが行なったケルンオペラ座のステージ秘話が描かれていきます。
冒頭、あるきっかけでジャズサックス奏者のプロモートを請け負う主人公。物語は第4の壁を織り込みつつ、まだ何者でもない彼女が厳しい家庭の父への抵抗はジャズの猛者と呼ばれるまでに実力を発揮していく事になります。そして彼女が次に選んだのがキース・ジャレットなのです。
何者でもない彼女と天才キース。何せキースは若い頃、マイルスに認められた逸材です。その実力はこの映画の中で説明されるジャズの歴史、超一流の面々の名と並ぶ事で十分に伝わります。そして物語がキースのフェーズに入った時、ヴェラはキースのある側面にぶつかる事になります。
とにかくキースのこだわり、特にヨーロッパツアーへの想いは音楽業界へのアンチテーゼだったのです。それだけに無駄なコストを排除、体を酷使し常に満身創痍。ただステージの彼は別人のようなパフォーマンスを見せていきます。そしてその頂点たるパフォーマンスが「1975年のケルン・コンサート」となるのです。
実はココの部分でこの映画の評価が真っ二つになるようなのですが、私はこの映画の描き方で良かったのだと思っています。ましてキースの心情、少なくともこの映画の中で語られる彼とマスコミの距離を踏まえればこれで由。キース最高のパフォーマンスはアルバムを通して受け取って欲しいと思うのです。
次々と起こる困難とコンサート準備に奔走するヴェラ。奔走と書いた通りに彼女たち仲間は本当に走ります。この前観た「ストリート・キングダム」も走ってましたよね。今を描いた映画の中の若者ってパソコンやITを駆使、テクニック志向で面白くありません。「ザブングル」じゃないけれど若者は皆、走るべきです。
昨日の「ソング・サング・ブルー」に引き続き、持論通り音楽映画にハズレ無しでした。
追伸.
焼肉「ほのり」さんでランチ(今回も肉が口の中で溶けた)をし、その後は盟友N氏の提案スケジュールに則り、たけのこ掘りに行ってきました。大人1,000円で2kgまでOK。地元ボランティアの方の指導を受けながら、2時間夢中になって探し、掘って取っていきました。帰宅後はアク抜きをしつつ、新鮮だったのでスライス数枚はそのままグリルで焼いて食べました。美味でしたよ。
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