「第98回アカデミー賞授賞式」を観る
今年もWOWOWオンデマンドで「第98回アカデミー賞授賞式」を字幕版で観ました。昼間のライブ放送は見られないので、いつも通り夜からの字幕付き放送を観る事に。でもその放送が20時からと気づいたのが21時。3時間越えで全て観終わったのが翌0時半過ぎ。早く言ってよ、だったらリアタイしたよ。
さて今年は戦前、ノミネート数で「ワン・バトル・アフター・アナザー」VS「罪人たち」の様相でしたが、作品賞は「ワン・バトル・アフター・アナザー」が、そして監督賞、脚色賞とポール・トーマス・アンダーソンが、助演男優賞にショーン・ペンが受賞しました。あの怪演を見れば納得ですね。さらに編集賞、今年新設のキャスティング賞を加えた6冠。
一方の「罪人たち」はマイケル・B・ジョーダンの主演男優賞、ライアン・クーグラーの脚本賞に加え撮影賞、作曲賞の4冠。受賞数では一歩譲りますが、両者の作品の内容は負けず劣らずだったと思います。むしろ驚きはこの2作が共にワーナー・ブラザース製作だった事。買収問題に揺れたワーナーでしたが、今年のオスカーを独占。でも近年のワーナーは配信重視で近所の劇場で「罪人たち」が観られなかったのは残念でした。
それ以外の受賞は順当ながらも観ていない作品も多いです。ただ助演女優賞「WEAPONS ウェポンズ」のエイミー・マディガンの受賞は嬉しかったですね。何せ「ストリート・オブ・ファイヤー」からのご縁。受賞した彼女が夫への感謝を伝えた時、そうその人とは名優エド・ハリス。だから尚更嬉しく感じました。いずれ彼女の出演した「WEAPONS ウェポンズ」を観たいですね。
授賞式はNetflixやyoutube(2029年から授賞式を独占配信)を皮肉ったパロディがあったり、番宣の如くアン・ハサウェイや5月公開が控えるグローグーが出てきたり。グローグーって拍手できないんですね。司会のコナン・オブライエンにイジられていました。
今、イスラエルと共に世界の火種を作っているアメリカ。授賞式ではハビエル・バルデムによる平和を訴えるスピーチがありました。一方そんな中で異色は短編、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターのジミー・キンメル。「彼は妻が選ばれなくてご立腹だろうね」と政敵である大統領を皮肉るジョーク。もちろんあの奥さんのドキュメンタリーはノミネートされませんでした。
いつも驚かされるのは、どの賞であってもノミネート作品発表中も大きな声援が掛けられる事です。やはりアメリカにとってアカデミー賞はお祭り。また亡くなられた方、映画に貢献された方への賛辞も忘れません。今年は例年以上に偉大な方々が亡くなられ、追悼のコーナーは例年になく多くの時間が割かれました。バーブラ・ストライサンドからのロバート・レッドフォードへの想いは沁みました。
追悼の中で仲代達矢さんもフィーチャーされていました。先週放送された日本アカデミー賞ではどうだったんでしょうか。映画に関わる全ての人たちへの感謝が米アカデミー賞授賞式の特徴なのです。しかも音楽、ステージ共に楽しいThat’s Entertainment。だから私はそれを感じたくて毎年、この番組を観たくなるんですよ。(おしまい)
| 固定リンク



コメント