« さよなら街中華 | トップページ | 「#拡散」を観る »

2026/03/01

「木挽町のあだ討ち」を観る

今日は映画の日。「木挽町のあだ討ち」を観てきました。柄本佑、渡辺謙共演のチラシの文句を借りれば”心震わす極上エンタメミステリー”作品。江戸時代、文化七年一月一六日、雪降る木挽町で起きた仇討ち事件の真実を美濃のコロンボ?柄本演じる加瀬総一郎が探っていく姿が描かれていきます。

この作品は真剣勝負だった「侍タイムスリッパー」の返歌のような物語(もちろん原作の成り立ちは違うでしょうけど)。一つはもちろん京都太秦で撮られた時代劇だという事、しかも同作キャストの面々が要所に適材適所で登場し、盛り立てていきます。そして”侍タイ”に呼応するようなテーマが一本筋として通っていた事です。

そして昨日はチーム「レンタル・ファミリー」、今日はチーム「森田座」の映画でした。あるシーンではまるで謙さん演じる梅安を中心にした「必殺仕掛人」だと錯覚してしまった程。何しろ謙さんは「国宝」よりも今回のほうが良かったし、チーム「森田座」の面々は「カリ城」のセリフを借りれば「何と気持ちのいい連中だろう」、皆、適役でしたね。

キャストの中でも仇討ちの相手、作兵衛を演じた北村一輝が顔!表情!ビジュアル共にハマり役でした。前半は仇討ちの裏側を探って行く江本演じる加瀬の存在も何気にミスリードを誘いつつ、後半で明かされていく事件の真実とのギャップを演出していきます。出番は僅かだけど、「十一人の賊軍」で時代劇好いたのか野村周平も良かったです。

最高の舞台で繰り広げられる一大エンターテイメント劇。エンドロール後の音楽に一瞬、唖然としましたが、まさにストーリーを語るに相応しい選曲だと思いました(まだ知らない方のために曲名は書きません)。観終わって何かスカッとしたし、エンタメって本当に素晴らしい。「国宝」級のヒットを予感、原作を読みたくなりましたね。

260301_06

|

« さよなら街中華 | トップページ | 「#拡散」を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« さよなら街中華 | トップページ | 「#拡散」を観る »