「万事快調 オール・グリーンズ」を観る
今夜は「万事快調 オール・グリーンズ」を観て来ました。「愛されなくても別に」の南沙良主演の青春ノワール。茨城県東海村の工業高校を舞台に3人の女子高生が同好会「オール・グリーンズ」を結成、一攫千金である売買に乗り出していきます。
予告編で一攫千金となる⚪︎⚪︎⚪︎は何となく判っていました。あとは主人公たちの物語とどのように絡めていくか。ただ見終わった感想は若さ疾走感よりも気だるさが上回ったかなと思います。最後の最後、テンポアップしたものの、全体的には緩く進んで退屈なところも散見されました。
オール・グリーンズの3人の演技は良かったです。クールさが漂う南沙良に対照的な美少女出口夏希、スパイス感がある吉田美月喜と非常にバランスが良かった。ただ原作による部分でしょうけど、ここまでの事をやって代償があまりに小さ過ぎるというか、高校生でノワールするには振り切れていません。
女子高生が⚪︎⚪︎⚪︎ 製造に手を染める面白さはあります。劇中で言及していた「太陽を盗んだ男」を彷彿する部分もありますが、それならばもっと製造過程をリアルに描いて欲しかったです。また呆気なく事が進み過ぎて、美味しいところは悪い大人が出てきて彼女たちの夢は潰える…結局、物語もありきたり感は否めません。「太陽を盗んだ男」の振り切れ感に比べればねぇ...
出口演じる美流紅の言動や彼女の名の由来など、映画ファンなら気づくプロットがあったりします。部分部分で惹かれるからこそ本作の出来は惜しいなぁと思います。あと舞台となる東海村が劇中リアルにディスられて(地元の協力あっての撮影なのに)ちょっと心配してしまいました。
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