「兄を持ち運べるサイズに」を観る
今夜は「兄を持ち運べるサイズに」を観てきました。柴咲コウ主演、オダギリジョー、満島ひかり共演のヒューマン・コメディー。便りがあれば金を無心する兄。そんな兄の訃報が届いた主人公理子と兄の元妻、そんな彼ら家族の姿を描いていきます。
家族の死を扱う作品ですが、歳のせいかとても心に刺さりました。オダギリジョー演じる兄がとにかくダメな人。でも一転、こんな人が…という展開は想定していましたが、それでも良かったんです。中でも”頭の中の兄”という表現がこの映画のキーだと思います。
目の前の家族にしてもその一面を見てきただけ。それぞれに見てきた兄の姿がある….しかも兄の話してきた嘘と真実。兄に対しちょっといい人感を出しつつもひと昔前のアフラックのCMじゃありませんが、ちゃんと大事な点は押さえています。
この映画は家族を見送る過程を描いた作品でもあります。人それぞれの終活、年老いた両親を持つ身としては非常に考えさせられました。また静かに感情を揺さぶるようなストーリーテリングも良かったです。
結構、笑えるシーンも多かったです。オダギリジョーはコメディのほうが好きだな。また宮城県をフィーチャーしつつ、柴咲コウと満島ひかりのロードムービー的なやり取りもあったり。それとスーパー、野菜の安さに驚いてしまいましたよ。
追伸.
映画館へ向かったところ、駐車場で見覚えのあるクルマに遭遇。何と盟友N氏でした。しかも俺の取りたい席をとっていたのがN氏。この展開、「ビーキーパー」以来、今年二度目でした。でもこの映画、本当に観て良かったです。
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