« 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第6話レビュー | トップページ | 「港のひかり」を観る »

2025/11/19

「平場の月」を観る

今夜は「平場の月」を観てきました。堺雅人、井川遥主演の大人のラブストーリー。同じ中学時代を過ごした二人が、お互いパートナーと別れ独り身となったところで再会。惹かれあっていく….そんなファースト、いやセカンドラブストーリーです。

人生の機微を知るミドルエイジの二人だからこその会話がとても良いです。仕事に実直で仲間想いの青砥と「太い」(肝が座っている的な)と称されるちょっとドライな須藤。この二人を堺雅人と井川遥が演じています。

最初は互助会的な集まりから恋に落ちるのに時間は掛かりません。それは二人が出会う中学時代に遡ります。特に須藤の境遇に寄り添う青砥の姿。その変化も今の二人とリンクして物語が進んでいきます。そして青砥がある決断を告げる時、須藤は….

やがて須藤に起こる出来事が関係に影を落としていきます。ある事実を知った時の青砥、堺雅人の表情に驚かされました。そして冷静になった時、感情が湧き上がります。焼き鳥屋の奥に座る主人が黙ってボリュームを上げる気持。塩見三省さんも良かったです。

個人的には化粧っ気のない井川遥の表情に惹かれました。もちろん境遇を体現する演技も。嫌った母親とそれを嫌う自分に嫌気がさす、しかも同じ道程を進むように…二人が迎える結末はとても切ないです。

実は青砥の境遇が少しだけ自分とダブります。彼は母親を介護している過去があるんです。それ以外にも心情的に青砥に感情移入してしまう面もありました。ラブストーリー本筋とは別のところで個人的に色々考えさせられる作品でした。

251119_01

|

« 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第6話レビュー | トップページ | 「港のひかり」を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第6話レビュー | トップページ | 「港のひかり」を観る »