第104回凱旋門賞をネット観戦する
昨夜、第104回凱旋門賞をグリーンチャンネルWeb(無料配信)でネット観戦しました。ここ数ヶ月、馬券抜きでしか競馬を観ていません。とにかく馬券を買う気分じゃないので。だからここのところ競馬をフラットな気持で見ています。
今年の日本馬3頭共、前哨戦を勝っての参戦となりました。個人的にステップレースを使って凱旋門賞がベター(ベストはエルコンドルパサーのような欧州長期遠征)だと思っていたので、その点は及第点。ただクロワデュノールとビザンチンドリームは不利な外枠。アロヒアリイはあくまでダークホース、日本での実績は格下でしたから。
レース当日の馬場は重相当。路盤の硬い日本と異なり、よりタフな競馬が想定される中、直前で画面に雨粒が映る程の雨が降ってきました。放送でも”アウェーの洗礼”と例えていましたが、まさにそんな感じです。
レースはラビット逃げ不在。抜群のスタートで北村友一のクロワデュノールが押し出され、逃げる形になってしまいました。欧州らしいスローな展開。生配信の藤田伸二チャンネルでも「馬を前に置きたいところ」と言っていましたが、走り方にリラックスしている感じは無かったですね。結果、直線は手応えは全くなく撃沈の14着。
勝った3歳馬ダリス、2着で上位人気3歳牝馬ミニーホークは欧州らしい終始先団馬群でじっと我慢の競馬。ただでさえタフな馬場にアップダウンの激しくトリッキーなコースに18頭立て。勝ちタイム2分29秒17がその過酷さを表します。
日本馬最先着はビザンチンドリームの5着でこれは様々な適性がハマった事、鞍上Oマーフィーの巧さも光りました。クロワも同じ競馬をしたかったでしょう。ルメールのアロヒアリイは全く見どころが無かったですね。所詮格下だったという事でしょうか。
今は3頭が無事に帰国する事を祈ります。この凱旋門賞を観て、オレ史上の日本最強馬オルフェーヴルの凄みを10数年経って改めて思い知らされました。藤田伸二さんの話じゃないけど「池添が乗っていれば…」あの時のガッカリ感以上の感情、できれば歓喜を生きているうちに味わいたいです。今回は全く…各陣営の皆さんお疲れさまでした。
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