夜ドラ「いつか、無重力の宙で」を観る(完走)
NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」(全32話)を観終わりました。高校時代、天文部で過ごした4人が30歳になった今、再会。人工衛星を打ち上げる事を思い立ち奮闘する姿を描いた群像劇です。NHK ONEでリアタイしたり、翌日見たりしてました。
夜ドラは朝ドラに比べて週4日の帯で一ヶ月から二ヶ月で完結、ちょっと肩の力を抜いて見られるドラマシリーズです。これまでも「作りたい女と食べたい女」「私の一番最悪なともだち」「ミワさんになりすます」とか好きで観てました。
でも他の夜ドラを全て観ていたわけではありません。まず偶然でもいいから第1話を観るのが大事。これが一番のハードル。さらに数話でガッチリ心を掴んでくれれば最後まで見ちゃいます。その点で今回の「いつか、無重力の宙で」は全てが合致したのです。
一つは推しの俳優さんが出ている事。「虎に翼」の森田望智、「お耳に合いましたら」の伊藤万理華、「何曜日に生まれたの」の片山友希の3人です。主役こそありませんが、それぞれに多くのドラマで個性を発揮する役者さんたちで観ない理由はありません。
そんな3人に加わるのが主演の木竜麻生。実は本作を見るまで知らない方でした。でも彼女たち4人の演技、化学反応がとても良かった。バカリズムの会話劇に近い井戸端感。”人工衛星を打ち上げる”以外、ドラマに流れるゆるさも心地良かったです。
もう一つ惹きつけられたのが、4人の高校時代が描かれている事。今の4人をそのまま映したような高校時代が展開されていました。高校時代は本人でなく、別の役者が演じています。特に上坂樹里は雰囲気に話し方がひかり(=森田望智)そのものでしたね。
たぶんこのドラマを好きな人が唯一引っ掛かっていたのはひかりの病気の事だと思います。しかも想像通りに展開し、第6週で大きな節目を迎えます。ドラマだから乗り越える事もありでしたが、あえてストレートに描いたゆえに第6週の終わり、不覚にも泣いていました。
また最終話まで観て、人工衛星を無事に打ち上げて、ミッションをこなして、四つ目のメッセージも良かった。彼女たちやサポートしていた金澤くんらは次のステージに向かう。ストレートでいいじゃないか。夜ドラはゆるりの過ごす中のオアシスのような存在。”いつ宙”が終わってしまい、今はロス感がハンパないです。(おしまい)
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