「愛はステロイド」を観る
今夜は「愛はステロイド」を観てきました。A24製作のノンジャンルハードスリラー。A24絡みだと見る事自体かなりギャンブルなのですが、結果はぶっちゃけ今年のワーストを争うような映画でした。終始ステロイドVS睡魔の戦いで、ほぼ睡魔が勝ちだった事を報告しておきます。
物語は1989年が舞台。ベレッタが流行っていると「ダイハード」を引き合いに出したり、導入部はいい感じでした。何せこの映画、エド・ハリスが出てるのです。不気味さと怖さより、実に年とったなぁという印象。
主人公が破滅的な過程を辿っていくストーリーテリングで万事休すかと思った時に、唖然とさせる展開が待っています。ただこの描写は予告編で暗示されており、正直ネタバレでした。そしてこれをやってしまった事でカルト的様相を呈すのです。
主人公ルーとジャッキーの恋愛模様は衝動的でハードなラブシーンがあるのですが、ほぼ寸止め。もう少し長かったら睡魔もステロイドに負けていたかもしれません。ステロイドが引き起こす顛末は現実なのか妄想なのか、どっちに転んでもこの映画はダメでしたけど。
そもそもオーソドックスな犯罪劇として観ても、内容的に辛かったです。イカれた登場人物たちが彩るドラマはありがちですが、この作品最大の欠点は物語力の不足にあったかと思います。
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