「ひゃくえむ。」を観る
今日は休みが取れたので「ひゃくえむ。」を観てきました。小学6年で出会った足の速いトガシと転校生の小宮。やがて高校選手権で再会する二人とその後の姿が描かれていく陸上スポーツドラマ。製作にTBSアニメが入っているため、てっきり世界陸上とのタイアップかと思いきや、大会が終わる週(大会終了3日前)からの公開とこれが一つ目の謎です。
原作マンガは未読。ただ先日、「ローマの休日」終演後同じ時間に終わった「ひゃくえむ。」を観た親子の満足そうな顔を見た事、「あさぼらけ」で上ちゃんがこの作品に触れていたので観る事にしました。実際に観て、その勘は当たっていましたね。
ここ数年、「THE FIRST SLAM DUNK」「BLUE GIANT」「ルックバック」等内容、映像共に力の入ったアニメーションがありましたが、本作もそれに続く作品だと思います。リアリティと情緒、心理を表した描写が素晴らしいです。もちろんたった10秒の戦いにも惹き込まれていきます。
誰もが“かけっこ”から始まる人生です。小学生にして哲学的な視点に溢れるセリフもありますが、高校、社会人と成長する中で大きく変わるものはありません。「100m誰よりも速ければ…」に同意。もし足が速かったら自分の人生は大きく変わったのかも。この映画では”走る”事ですが、人それぞれの才能にその言葉が当てはまります。
とにかくこの映画はセリフ(原作の素晴らしい言葉)に惹き込まれます。その一つ一つを噛み締め、自分に当てはめて想像する。鑑賞の間はそんな時間になりました。もちろん映画そのものも良かったです。日本選手権の決勝の行方が気になりますが、初心に帰る描写に納得です。
ただ一点、気になるところがあります。それは情緒的なシーンになる時に線が厚くなるのですが、トガシが子供たちに走り方を教えている中、号泣するところでそれはやらなかった方が良かったと思います。そこだけはちょっと醒めてしまいました。
追伸.
製作はトップロールがTBSアニメなのですが、次がポニーキャニオンなんですね。ポニキャニといえばフジサンケイグループ。本来はフジテレビと手を組みそうなのですが、今回はTBSとのマリアージュとなりました。なりふり構ってられないのかな?これが二つ目の謎ですね。
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