「ベスト・キッド」(2010年版)を観る
U-NEXTで「ベスト・キッド」(2010年版)を観ました。米中合作のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン出演の1984年公開の「ベスト・キッド」のリメイク。観た理由は言わずもがな、ズバリ今週末公開のシリーズ新作続編のためです。そちらは後日、劇場のサービスデイで観ようかと思います。
さてこの作品はオリジナルに比べスケールアップ。中国大陸を舞台にジャッキーとジェイデンの師弟関係が描かれていきます。空撮によるカットではそのスケール感に圧倒されました。ただし教授されるのは空手でなくカンフーです。配信シリーズ「コブラ会」も空手というよりカンフーだったし、アメリカ人にその差は不要なのかもしれません。
またどうせジャッキーがカンフーを教えるのなら、ゴールデンハーベストリスペクトで鼻赤く酒呑みの師匠のほうが良かったと思います。今回の師匠は少々真面目、ユーモアが少し足りないですね。でもトレーニングシーンはジャッキーの作品を思い出しました。また出だしのプロットがジャケットの脱ぎ着だけなのはオマージュ不足でしたね。
製作にウィル・スミスの名があるように息子ありきのキャスティングです。”Kid”である点は異論ありませんが、”The Karate Kid”ならこちらもオリジナルリスペクトで高校生くらいが良かった。だから戦いも恋愛もやや幼稚に見えてしまって物足らなかったです。物語的には可もなく不可もなくでした。
エンドロールは左に英語名、右に中国語名と中国市場を強く意識した感じ。15年前の公開でしたからその走り、時代の幕開けだったのだと思います。トム・クルーズの「MI」シリーズでさえ、中国抜きの製作はあり得ませんが、今はハリウッドもその経済力にひれ伏すしかありませんので…
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