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2025/08/17

「ライフ・イズ・ビューティフル」を観る

今日は「ライフ・イズ・ビューティフル」のリバイバル上映を観てきました。1997年公開のイタリア映画(日本はその2年後1999年公開)。世界中の映画祭で賞賛され、米アカデミー賞でも主演男優賞、外国語映画賞等を受賞している名作。ちなみに公開当時見逃していたため、今回初見となります。

第二次大戦時のイタリアを舞台にユダヤ系イタリア人のグイドと妻ドーラの出会い、そして後に授かった子供ジョズエと共に収容所へ送られてしまう彼らの姿が描かれていきます。コメディ色の強い前半から一転し、後半は過酷ながら陽気に息子を支えるグイドの姿が胸を打ちます。

物語自体はフィクションで主演ロベルト・ベニーニの監督、(共同)脚本によるものです。若き頃、ホテルマンとして働くグイドのおしゃべりと機転の良さが表れ、それが強制収容所での生活でも大きく反映されていきます。ただ過去、同じ題材の作品とは毛色が違い、現実味の薄さは否めません。

しかし落差ともいうべき描写(それが実在したかは抜きにして)が控えており、描くべき事は表現されていると思います。また”私の物語”として更なる(創作ではありますが)現実を突きつける点でこの映画が評価されたのでしょう。正直、突然の出来事で涙が出てきました。

映画としてのスタンスは別テーマでありますが、先日観た「アメリカッチ」に近いものがありました。ただあちらは本当の自分の家族のルーツを辿る重みがありました。多少「ジョジョ・ラビット」に似たテイストはありますが、本作にちょっとだけあざとさを感じてしまいました。

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