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2025/08/10

金星シネマで「カーテンコールの灯」を観る

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今日は盟友N氏と伊東市へ田久保市長に会って来…(ウソ)。伊東市の金星シネマで「カーテンコールの灯」を観てきました。盟友N氏が選んだ映画なので、いつも通り事前情報ゼロで臨みました。作品HPすら見ていません。でもそれが良かった。今年の個人的ベスト映画です。

この作品は建設作業員のダンと妻シャロン、その娘デイジーを巡る家族再生の物語です。冒頭で常識外れに見えたデイジーの行動も、やがて家族に起きた事件が発端だとわかってきます。家族に残された傷は深く、徐々にダンの公私の歯車が狂っていくのです。

そんな中、アマチュア劇団員のリタからダンへ声がかかります。作業中のいざこざを見かねたリタの助け舟か、あるいは運命か。実はダンたち家族の物語と劇中劇「ロミオ+ジュリエット」が見事に重なっていきます。

50代半ばのリタと舞台素人のダンが劇中劇に挑む姿は滑稽に始まりますが、終演では思わず涙があふれました。この映画の力だけでなく、今の個人的事情もそうさせたのかもしれません。ダンが家族と共に問題を乗り越えていく姿に心から感動しました。

エンドロールでダンを演じたキース・カプフェラーと娘役のキャサリン・マレン・カプフェラーが実の親子だと気づきましたが、妻役のタラ・マレンまでキースの実妻だとは思いませんでした。言語化できない領域—彼らの演技は何か特別なものを超えていましたね。

リタは一目で研ナオコ、静岡で言えば久保ひとみ風の風貌でユーモアにあふれています。リタを演じたドリー・デ・レオンは何処かで観たとおもたら「逆転のトライアングル」に出演していたのですね。また劇団の面々も個性的で要所を抑えていましたし、劇中劇が「ロミオとジュリエット」そのものでないのも絶妙。デイジーがダンにシェイクスピアを説明するとき、てっきりギャグかと思ってしまいました。

本当に、この作品に心が洗われました。エンドロール後も涙を隠すのに必死でしたから。

追伸.
いつものように近所の一徳へ行きましたが、駐車場はすでに満杯。停まっている車は県外ナンバーのレクサス、ベンツ、BMWが並ぶセレブ店と化していました。映画で心が洗われたというのに、ピンクとイエローのポロシャツを着たセレブカップルを見るにつけ、お気に入りの店が汚されていく錯覚を感じました。何だか恥ずかしくなり、つけ麺と水餃子を食べて早々に店を出ました。

按針祭ウイークの伊東市、締めくくりの今夜は花火大会だそうです。しかし大雨。花火大会を見込んで車が陣取る駐車場や、伊東マリンタウンへ向かう渋滞、寄港していた飛鳥II?を横目にスイスポで帰りました。この大雨は単なる天候のせいなのか、はたまた伊東行政の長の影響なのか…。

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