午前十時の映画祭15「天使にラブ・ソングを…」を観る
今日は午前十時の映画祭15「天使にラブ・ソングを…」を観てきました。1992年公開のアメリカ映画。かつてのディズニー系タッチストーン製作の音楽コメディー。すぐにタイトルから尼僧姿が思い浮かぶ、主演ウーピー・ゴールドバーグの代表作です。
今回の午前十時の映画祭15では90年代のヒット作が多く並びますが、本作もその一つです。実はこの作品、今回が初見。今まで何度も金曜ロードショー等で観るチャンスはありましたが、あえて外してましたね。音楽映画だから吹替でなく字幕、できれば劇場で観たい思いがあったからなのだろうと。
物語は王道でオーソドックス。主人公デロリスは幼少期のシーンから彼女の音楽好きは垣間見えるも、才能は開花せずに今はしがないガールズグループのリーダー。そんな彼女がある事件の目撃者として証人保護プログラムの下、修道院に送り込まれる中の騒動が描かれていきます。
この頃サントラとの相乗効果を狙った音楽映画が沢山作られましたが、ポップな雰囲気の楽曲も多くこの作品も同じパッケージです。ただ他作との大きな違いはクワイア=聖歌隊をフィーチャーしたところ。この映画で最も観るべきは教会での合唱シーンです。主人公に芽生える何かが聖歌隊の一体感を作っていきます。パフォーマンスもさる事ながらその過程とメンバー間の絆も琴線に触れます。
その点でウーピーの緩急、コメディエンヌぶりが見事です。修道院生活で不満タラタラの前半と合唱中心の後半では別物、もうワンシーン合唱が見たかったなぁと思ってしまいます。修道院の厳しさを体現するのは名優マギー・スミス。対立していた彼女がデロリスのために一念発起、尼僧たちを連れて行動するところも良かったです。
ただそれ以外は90年代のコメディー。ちょっと頭がキレるボスをハーヴェイ・カイテルが演じ、その部下はちょっとお間抜けで捕物部分は如何にもな演出。銃で脅されたデロリスが「ダーティハリー4」っぽいセリフ(原語)だった気がしましたが、気のせいでしょうか。本当にこの作品の歌唱シーンは秀逸なので、いずれ続編も観てみたいですね。
追伸.
観に行く前にネットでチケット購入も、劇場に着き席を探すとそこに女の子が座ってました。彼女が持っていたチケットも同じ席番号。今日は「鬼滅の刃」と上映日が重なったせいか、長蛇の列に驚かされましたが、一方でサーバートラブルが起きたようです。たぶんその影響でしょう。座りたかった席はその子に譲りました。それ以上の席重複がなくて良かったです。
でもこの作品でこんな事が起きていたら「鬼滅の刃」の上映回でもあり得る。むしろ可能性はもっと高いでしょう。もちろんこういう事があったらシネマサンシャインさん、誠意あるフォローして欲しいですよね。
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