「GQuuuuuuX:単なるifじゃなかったね、そしてあのSF作品と…」
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(ジークアクス 以下GQ)。primeビデオのおかげで水曜早朝から最新話が最速配信で見ることができます。毎週水曜朝は「爆笑問題カーボーイ」が恒例でしたが、その聴取前の30分を見事GQに奪取されたこの2ヶ月。毎週この朝だけはアドレナリン全開になっています。
サイコガンダムとギャンが相見えるとか、ここまでジオンが勝ったif世界に留まらない展開連発でしたが、今日の第9話は真打登場。予告通りのキャラクターとアイツが現れました。これ見ちゃうと思うのです。キシリアはあのドラマの「ニーベンベルト計画」をやろうとしているのだろうかと。
もし知りたくないという方はこのあとは読まないで下さい。10行改行します。
その作品とは「高い城の男」です。原作小説はフィリップ・K・ディックによるもので、第二次大戦枢軸国勝利によるifを描きつつ、並行世界を匂わせる描写が興味深い一編でした。ただ原作小説は並行世界に関し断片的な描写に留まっており、その匙加減が想像力を掻き立てていました。
その原作を映像化したのが、2015年から配信されたAmazon製作のテレビドラマ「高い城の男」(シーズン4まで)です。原作者とは「ブレードランナー」繋がりのリドリー・スコット製作総指揮、小説の世界観が見事に映像化されていました。ただ原作は下地でそのプロットだけに留まらず、多くの新たな設定が加えられました。
その一つが「ニーベンベルト計画」です。ナチスドイツが並行世界を行き来可能なゲートウェイを建造し、全ての並行世界で覇権を握ろうとするもの。しかし「超科学=ニーベンベルト」という風呂敷を広げたところからドラマ「高い城の男」は失速したように思えます。その他、理由はあるでしょうがドラマは未完、2018年配信されたシーズン4で止まったままとなっています。
GQのラストシーン、アイツが映った瞬間にキシリアは「ニーベンベルト」をやろうとしているのかと。アイツ(あのMAとパイロット)はゲートウェイ、オーパーツなのかと。少なくとも現世、ザビ家内の抗争も含めて完全勝利を目論むためにアイツを利用したいのだろうなと。
GQは予定通りであれば残り3話。もしきっちり3話で物語を終えられるのなら傑作になるでしょう。この手の話はプロットは断片的に、できるだけ想像力、観る側に委ねた方がいい。「鬼滅の刃」方式で総集編や最終章を劇場版とするかもしれませんが、その程度の拡張なら許容範囲です。
シャリア・ブル風に言わせると「風呂敷の広げ方の難しいところです」ね。そして来週はあのお方が登場、そしてアノ方の声でありますように。
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