「We Live in Time この時を生きて」を観る
今夜は「We Live in Time この時を生きて」を観てきました。「サンダーボルツ*」のフローレンス・ピュー、「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド共演、ある夫婦の愛の軌跡が描かれていく人間ドラマ。イギリスを舞台にハリウッド大作とはひと味違う作品です。
交通事故で出会ったトビアスとシェフのアルムート。間も無く惹かれ合い結ばれた二人だったが、アルムートに降り掛かった出来事に家族として絆を深めていく。そんな重荷を背負ったままアルムートはある挑戦をする事を決意します….
ストーリーテリングはトリッキーでもテーマはシンプル。一見、不親切に思えるシーンの繋がりですが、トビアスの想いを表現したものです。それだけに結末を察してしまいますが、主役の二人の演技と笑顔が観る側の心を惹きつけます。ヒーローから本作のようなドラマまで二人の演技力と振り幅には恐れ入ります。
ちょっと不器用で慎重なトビアスにアンドリュー・ガーフィールドが似合います。一方で一流シェフである過去をもったアルムートを演じるフローレンス・ピュー。結末に向けて変わっていく彼女の姿に役者魂を感じました。トリッキーな語り口でも恐らく時系列で順撮り。入り組んでいてもシーンの繋がりに違和感が無かったのはそうでないかと思っています。
子供のためにアルムートが語る決意とトビアスに去来する感情。二人の危機を前に思いの丈をぶつけ合う姿に共感しました。その一方で自分に顧みた時、そこまで深く思ってあげた事はあるか、言葉にした事があるか….とにかく反省しきりです。
ひと月前なら感情を露わにして泣いてしまったでしょうが、今の自分にはその余裕がありません。ただ今は「ファーストキス 1ST KISS」を観た時の感慨に近いと思います。この作品こそパートナー、特に新婚を過ぎた二人に観て欲しいですね。
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