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2025/05/10

「新幹線大爆破」(1975年版)を観る

今日は盟友N氏とリバイバル上映となった「新幹線大爆破」を観てきた。1975年公開の東映製作超パニック大作。高倉健、宇津井健、千葉真一ら豪華キャストが出演。時速80キロを下回ると爆発する特殊爆弾が仕掛けられた新幹線と犯人、警察らの攻防が描かれていく。

リバイバル上映の報があった際、すぐさまカレンダーに予定。この作品こそ劇場で観なければ、ね。

Netflix版の後、改めて本作を観た事で色々な発見があった。例えば爆弾対処後の展開は二重の仕掛けがあって結果、宇津井健演じる倉持指令長を苦しめ追い込む事になる。Netflix版にも似た展開はあったが、この重々しさと大映テレビ譲りの宇津井さんの熱演がとても印象に残る。

そして人間ドラマは明らかにこちらが上。昭和ドラマの濃さは置いて、犯人グループの人間関係は彼らへの感情移入を引き出す。特に作戦のキーマン古賀の山本圭は当時、インテリを演じさせたら右に出る者は居なかった。だが彼らの緻密な計画は少しずつ崩れていく事になる。

もちろん本作の看板は健さん。物語は健さんで始まって健さんで終わる。役柄の年齢は40才。それをとうに過ぎた我々にスクリーンの健さんの貫禄は微塵も無い。しかもライトアップされたモノクロ、健さんのバックショットで終わった瞬間…ブラックバックした直後に…つい独笑。それが何故かは配信、いやできれば劇場で確かめて欲しい。

この他、運転士演じる千葉真一の確信犯的サングラス姿と弟の千葉治郎とのランデブー走行、停車した直後の小林稔侍の表情、「AKIRA」のドクターこと鈴木瑞穂の素晴らしい声と演技、元祖食いしん坊バンザイ渡辺文雄の公安本部長、当時の東映悪役俳優たちが刑事を演じる等、50年経った今だからこそ個人的な見どころがとても多かった作品でした。

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