「かくかくしかじか」を観る
今夜は「かくかくしかじか」を観てきました。東山アキコ原作の自伝マンガの映画化。原作者自ら脚本他、方言に絵画、漫画指導、そして製作には東山さんのプロダクションも名を連ねています。配給はワーナーでフジテレビも共同製作と豪華さと今や危うさを兼ね備えたラインナップ。さらに直近にはあのニュースまでも….
観終わった後の感想は普通以上に面白かった。自伝マンガでサクセスストーリーの面はあるけれど、絵画の日高先生との思い出、感謝が詰まった作品となっています。そこに若さ故のアキコ先生の脱線ぶり、仲間との交流には青春映画の側面もあり。個人差はあると思いますが、例の雑音は映画を観ている最中はほぼ感じなかったです。
それは日高先生=大泉洋の演技に圧倒されたから。今風に言わせればパワハラ気味な方ですが、アキコ先生を始め、教室の生徒たちにあるひと言でハッパを掛けていきます。その言葉が立つのも作品全体での大泉洋の存在感、ユーモアを交えた演技の成せる技。背中も画になる。大泉さんはどうやらオファーを二度断ったらしいですが、このキャスティングに間違いはない。
一方、「半分、青い。」で漫画家を目指した鈴愛(すずめ)の成功した姿がアキコ先生。演じた永野芽郁はご本人よりも若さが目立つけど、着物を着た雰囲気は似ている気がする。オレは他作を含めて彼女のコメディエンヌぶりが好きだし、この作品のユーモアは大泉洋と永野の存在が両輪になっていた。それだけにあの件はもったいない。そのせいか、観た上映回はオレ一人だけでした。
アキコ先生は日高先生への感謝の完成形としてこの映画を自ら手掛けたのだと思います。もしあの件が無ければガラガラの劇場にはならなかったのでは。あなたが「そんなスキャンダル、映画を観るのに無関係でしょ」という方ならこの作品は良作以上の感慨を与えてくれるでしょう。アキコ先生は今週末、山田玲司さんのヤングサンデー(youtube)に出演するそうなので今の率直なお気持ち聞きたいですね。
追伸.
プライベートは先週末色々とあって極度に落ち込んでいたのだけれど、日高先生の言葉が憑依したように「もっと映画を観なきゃ」と思った。ただ競馬は今のモチベーションじゃしばらく無理だね。日高先生なら「買え、買え」って言わないでしょうし….
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