アイリスオーヤマは1万円以下しか買わない
昔から安かろう悪かろうという言葉があるように、安くて良い製品だとは限らない。それを体現するのが今やホームセンターに行くと必ず目にするアイリスオーヤマの製品群だ。同業他社の製品に対して圧倒的に安い価格で駆逐する。そしてアイリスの製品は1万円以下しか買わないほうがいい。
アイリスは大手白物家電メーカーが国内製造を撤退した頃、技術者の受け皿となった。また家電に限らずその製品範囲の広さが強み。コロナ禍が始まった頃、テレ東「ガイアの夜明け」でアイリスがテーマの回、すぐさまマスク製造にGOを掛けた経営判断が描かれていたができるだけ早く、安く、製品を供給しシェア確保するのが同社の手法。今や備蓄米販売に手を出す嗅覚、貪欲さも兼ね備える。
如何に優れた設計であっても「できるだけ早く、安く」が曲者で部品コストのシワ寄せは必ずある。これまでアイリスオーヤマの製品をいくつか買って使ってきたが、1万円超えの製品の壊れた時の絶望感は大きかった。
今でも思い出すのは除湿機。ぴったり一年でファンが回らなくなり、ネットの例をダメ元で解体修理しようとしたが、結局どうにもならなかった。素人が内部を見て「これなら壊れるな」と思ったほどで、次は迷う事なくパナソニック製を選んだ。
心理的に減価償却、妥協が利く価格帯は1万円以下なのだと思う。”ソニータイマー”と揶揄されるのも、ソニーのブランドイメージ、対価通りに働いてくれない消費者心理の現れ。一方アイリスはジェネリック家電。そこまでの期待は無いし、アイリスタイマーなんて誰も言わないでしょ。
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