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2025/04/02

「それでも俺は、妻としたい」を観る(完走)

風間俊介、MEGUMI主演のテレ東ドラマ「それでも俺は、妻としたい」(全12話)を観終えた。個人的に今期冬ドラマの中では「ホットスポット」と双璧な作品だった。物語は鳴かず飛ばずのシナリオライター豪太と妻チカの微妙な夫婦関係を描いていく。

このドラマ、何処が面白かったか挙げたらキリがない。物語の軸、夜の夫婦生活レスの件、セリフから溢れる豪太のダメさぶりに何処かシンパシーを感じるし、MEGUMI演じるチカの塩対応は演技を超えて恐怖すら覚える。その上、出会った頃の二人の姿との対比が悲しい。そして織り成す会話劇に男は本当にバカだなぁと痛感する。

そんな二人を繋ぐのが息子の太郎。不登校気味でフリースクールを行き来する子だが、演じる嶋田鉄太くんの演技を超えた凄みに毎話圧倒された。達者な主演の二人と対等に、しかも更なる面白さを引き出したのに彼の存在は大きい。また太郎はどぶろっく好きで毎回彼らの名曲がiPad、彼の歌声を通してドラマを彩る。

主役二人の関係性に豪太の実家家族、仕事先、ママ友、学校を巻き込んで物語は進んでいく。そして関係性を打破するために豪太はお笑いオーディションにチカと共に参加する事を提案。そのネタの馬鹿馬鹿しさ、MEGUMI渾身の◯顔の連発が可笑しい。そして二人の顛末にちょっと泣けてくる。

最終回、そのサブタイトルはストレート。チカと接する姿、最後の最後に一つ成長した豪太だったような気がした。それを引き出した製作会社プロデューサーの代々木もここぞとばかりのイイ男ぶりのセリフとボケをかます。サブキャラもいい味出していたんだよなぁ。

実はこのドラマは朝ドラ「ブギウギ」の⾜⽴紳による原作。物語の面白さ、キャストのポテンシャルの高さもあったが、足立自らが脚本・監督を手掛けたからこそ面白さと共感が倍増されたのだと思う。5月末にディレクターズカット版が劇場公開されるそうなので、このドラマを見忘れた盟友N氏に是非オススメしたい。

追伸.
TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」に⾜⽴紳ご夫婦が出演した時、押しの強い奥様にやや平身低頭気味な足立氏の話ぶりがドラマを彷彿とさせた。その点からもこのドラマの根底にウソは無いのだろうなぁ。

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