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2025/03/06

「第97回アカデミー賞授賞式」を観る

WOWOWオンデマンドで「第97回アカデミー賞授賞式」を字幕版で観た。実家に戻って以来、授賞式のためにWOWOWを再契約。ただ今年はWOWOWによる生中継も夜からのノーカット字幕版放送も無くなった。代わりにNHK-BSが授賞式を生放送も微妙に翻訳が遅いし雰囲気も壊す。やはり字幕版がベスト。

さて授賞式は全体で3時間半弱。WOWOWは3日間限定でカテゴリー毎に分けて配信、そのまま連続で観れば全編ノーカットとなる作り。全長版は後日配信らしかったが、それに気付かず水曜の夜に一気見。おかげで今朝は眠りが浅く体がキツい。

今年もドルビーシアターでの中継、今回のホストはコナン・オブライアン。例年通りに観客(候補者)弄りもあれば、007フランチャイズ買収となったAmazonまで弄り倒す。海の向こうでも置き配?事情は変わらない。先日のLA山火事を受けて、消防関係者をステージに招くもちょっとブラックな仕掛けはアメリカらしい。

作品賞は「ANORA アノーラ」。ショーン・ベイカーは監督賞、脚本賞、編集賞、さらにマイキー・マディソンの主演女優賞と4冠。確かにいい作品ではあったけど、他作(観ていた「名もなき者」「ブルータリスト」等)が比較して劣っていたとは思わない。でも授賞式に映っていたあのバカ息子はいいヤツだったなぁ。

「ブルータリスト」はエイドリアン・ブロディの主演男優賞と撮影賞の2冠。ブロディは2度目の受賞も凄いが、それでいて俳優業で生き残る難しさを感じさせる受賞コメントだった。

驚きは「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」が無冠に終わった事。キャストのいずれかが獲ると思ったし、監督賞や脚色賞も可能性はあっただろう。不遇というか、本作絡みではプレゼンターのミック・ジャガーによるディラン弄りと一方で「DUNE 2」のオスカー受賞者を労うティモシー・シャラメが印象に残った。

長編ドキュメンタリー賞「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」が受賞。まさに世界、今を映す作品。本編だけでなく受賞コメントも今を語っていたと思う。

授賞式全体では功労者、追悼のコーナーの重み。ジーン・ハックマンとクインシー・ジョーンズがハリウッド、映画界にとっての存在感を思い知らされた。特にそこでのクイーン・ラティファのパフォーマンスが良かった。その一方で007のオマージュパフォーマンスは個人的にイマイチ。

主題歌賞はこれまでの授賞式なら各曲、ライブパフォーマンスがあるところで今回はプロモ風に数秒流れただけ。物足らないなぁ。いくら放送時間を短くしたいといっても、素材のカットが雑過ぎる。授賞式はいつ終わるか判らないところがいいんだよ。

最後にWOWOWさん。やっぱノーカット字幕版放送して下さいよ。配信のみってのもやめて。だってアカデミー賞は映画の祭典だし、その年のエンターテイメントの頂なのだから記録(録画)に残したいもの。(おしまい)

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