« 午前十時の映画祭14「アメリカン・グラフィティ」を観る | トップページ | 「Flow」を観る »

2025/03/10

「ドライブ・イン・マンハッタン」を観る

今夜はダコタ・ジョンソン、ショーン・ペン共演の「ドライブ・イン・マンハッタン」を観てきた。上映時間のほとんどを空港から帰路に着く道中、タクシー内での二人のやり取りが占める会話劇。乗客をダコタ(なお彼女はプロデュースも兼任)が、イエローキャブの運転手をショーンが演じる。

端的な会話から乗客、彼女の頭の良さを引き出しつつ、大人の会話へ移っていく。性的な話題が嫌味にならないのはショーン・ペンの懐の深さだろう。ちょっと破天荒なセリフもショーンらしい。ダコタ演じる彼女の心を解し、その奥にあった悩みの果てに本音を吐露し始める。

原題は「Daddio」。父性を求めたあまりに心身共に傷ついた彼女を表したタイトル。一方で邦題「ドライブ・イン・マンハッタン」はニューヨークのビル群を縫って走るハイウェイ、その夜景がファンタジック。この作品はそんな背景と相まって描かれる大人のためのファンタジー。

彼女の交際相手がメッセージアプリを介して登場するが、何というか先日ラジオを降板した◯島ヒ◯シみたいなヤツなんだな。しかもショーン・ペンとの会話よりもどぎつい。何でこんな男と思うが、最後まで観ているとそれも理解できる。

お父さん(「マイアミ・バイス」のソニーことドン・ジョンソン)の面影を見せるダコタ・ジョンソン。時にお母さん(メラニー・グリフィス)っぽく、本当に美人さんでその表情に惹き込まれてしまう。キャストはほぼ二人だけ、しかもいつの間にかショーン演じる運転手も本音を引き出され、BGMも控えめなのに画面に喰い入っていた。思わぬ良作。

250310_01

|

« 午前十時の映画祭14「アメリカン・グラフィティ」を観る | トップページ | 「Flow」を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 午前十時の映画祭14「アメリカン・グラフィティ」を観る | トップページ | 「Flow」を観る »