エリック・クラプトン「クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2023」を観る
今夜はエリック・クラプトン「クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2023」を観てきた。クラプトンを中心に自身の曲名を冠した「六弦の祭典」。先週末突然に近場で上映が決まり、週の半ば盟友N氏に打診すると快諾。二人で夕食後、一日一回の上映に合わせて劇場へ向かった。
クラプトンのライブ映画はこれまでいくつか観てきたが、これが一番最も近い現在地。生ける伝説のクラプトンの下に集まったミュージシャンたち。自分としては初耳の方が多かったが、音楽性自体は興味深いものばかり。ロック、ブルース、フォーク、カントリー等、ジャンルは問わない。
若手ギタリスト、ジョン・メイヤーは多くの曲の演奏にも参加、シェリル・クロウが感激のコメントをした程。ベテランギタリストのエリック・ゲイルズやグラミー賞アーティストのゲイリー・クラークJr等、演奏に惹かれるシーンも多かった。
中でも目(耳)を引いたのはジュディス・ヒルの楽曲。演奏も良かったが、歌声が素晴らしい。ルックスにアジアの血を感じたが、お母様が日本人という事で納得。CS&Nのスティーヴン・スティルスは自身の曲「Bluebird」をクラプトンと共に演奏、この瞬間は70年代だった。
全21曲で120分、特にサンタナ登場からラスト3曲は圧巻。カルロス・サンタナの演奏にラテンのリズムが心地良い。そしてクラプトンがステージに戻るとザ・バンドの「It Makes No Difference」を歌う。「Robbie Robertson!」と放つ声は彼への追悼。
そしてラストはクラプトン自身の曲「Crossroads」で締める。しかもゲストにスティーヴィー・ワンダーときた。何という贅沢。年齢のせいか剃髪したスティーヴィーだが、小型キーボードを演奏する姿、独特の体の揺れは彼そのもの。しみじみ名演の数々を噛み締めました。
追伸.
ステージの進行は「ゴーストバスターズ」ビル・マーレイ。観客とステージを盛り上げ、冒頭ではクラプトンとデュエットまでしてみせた。それにしても「(クラプトンが)イギリスからL.Aまで船を漕いで来た」とは何とスケールの大きいアメリカンジョークだろうか。
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