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2025/01/19

午前十時の映画祭14「海底軍艦」を観る

今日は盟友N氏と午前十時の映画祭14「海底軍艦」を観てきた。1963年公開、「妖星ゴラス」同様、本多猪四郎監督、円谷英二特技監督コンビによる東宝特撮映画。盟友N氏とは長年の付き合いだが、懐かしの東宝特撮を一緒に観るのは珍しい。

第二次大戦から20年を経たある日、謎の誘拐事件が連続して発生、それらはかつて太平洋沖でムウ帝国のスパイによるものだった。全世界を自らの植民地とする帝国は蜂起。そしてその脅威と「海底軍艦」を名指しするのだった。果たして「海底軍艦」とは…

子供の頃、この手の作品が土曜の夕方にテレビ放送されていたのを思い出す。ズバリ当時の男子の夢は「ドリル」。ゲッター2にジェットモグラ、そして本作の「海底軍艦」轟天号とそんな夢を具体化したデザイン。神宮司大佐は日本海軍復興のため、秘密裏に轟天号を建造する。

敗戦した日本と20年のギャップ、そして愛娘との間で悩む神宮司を演じるのはもちろん「連想ゲーム」の田崎潤。「妖星ゴラス」では前半すぐに宇宙の藻屑となっていったが、本作後半は出ずっぱりで貫禄と圧巻の存在感をみせていく。この人本当に艦長姿が良く似合う。

ただそんな轟天号ではあるが、冷線砲に電子砲、ドリルが武器と一見凄みをみせるが、ただ一隻のみで一体何ができるのかと疑問はよぎる。神宮司の思考は軍人気質を物語るが、その数年後に同じ立場のホンモノ、小野田寛郎さんの帰還を見る事になる。

さて本作冒頭、ムウ帝国拉致先に富士山越しに東名高速を経て千本海岸って、ウチの近くではないか。そのスパイを演じるのは「キャプテン・ゴメス」平田昭彦。後半では平田さんらしからぬ上半身裸で登場する。一方まるで手塚マンガのようなヒゲを蓄えた佐原健二が非常に怪しい。

「キングコング対ゴジラ」の高島忠夫と藤木悠の再コンビ、上原謙に藤田進、「クイズグランプリ」小泉博と東宝オールスターキャスト。しかも安定の伊福部昭のスコアが音楽を彩る。「妖星ゴラス」以上に4K画質も素晴らしく、かつての男子には冒頭から「ワクワク」が止まらない一篇だった。

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