午前十時の映画祭14「妖星ゴラス」を観る
今日は午前十時の映画祭14「妖星ゴラス」を観てきた。本田猪四郎監督、円谷英二特技監督コンビによる1962年公開の東宝特撮超大作。元祖「アルマゲドン」「ディープインパクト」(競走馬じゃなくて映画の方)を地でいく地球衝突の危機を巡るデザスタームービー。
正直、ツッコミどころが多い映画。何せゴラスへの人類の対抗手段が荒唐無稽、しかもあれだけの事をした後始末は苦笑込みのセリフで終わる。ハシゴは登る時よりも降りる時が大事でしょ。これだけの世紀末感なのに冒頭の白川由美、水野久美のサービスカットで始まり、水野の入浴シーン、さらに能天気な挿入歌と枚挙いとまが無い。
ただ地球最接近での描写は先の映画や「宇宙戦士バルディオス」の最終回並の迫力で「日本沈没」(1973年度版)にも活かされた感じ。対して避難先の人々の生活ぶりの落差は60年代ゆえかも。大津波が去り、東京タワーの展望台から見下ろして志を新たにするが、皆さんどうやってあそこまで行ったんでしょうか。
キャストは志村喬に平田昭彦らを始めとした東宝オールスター。特に隼号の船長の田崎潤(NHK「連想ゲーム」)はいつも観ても迫力あるなぁ。インテリパートは池部良が受け持ち、世界の頭脳たちと共にゴラスと対抗していく。水野久美さんは東宝ビューティーで顔立ち含めてよく見ると浜辺美波はその系譜なのだと実感。
あと南極へ移動する際の乗り物が「ウルトラマン」のジェットビートル。VTOLだったし、カラーリング以外はビートルそのもの。時系列的に「妖星ゴラス」の後に「ウルトラマン」だからそのまま引き継がれたのかな。
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