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2025/01/10

「ジョーズ【IMAXレーザー字幕】 『スティーヴン・スピルバーグ IMAX 映画祭』」を観る

今夜は『スティーヴン・スピルバーグ IMAX 映画祭』第一弾「ジョーズ」を観てきた。当時28才のスピルバーグ監督、ロイ・シャイダー主演による1975年公開(何と公開50周年)のアメリカ映画。この「ジョーズ」の成功によってスピルバーグ作品はヒット作の代名詞となっていった。

この作品は人喰いザメ映画のオリジン。前半はパニックに陥る海岸を舞台に、後半はその巨大サメを退治すべく戦う3人の姿を描いている。特に手に汗握るのは後半。今やCGで何でも表現可能な世だが、限られた技術の中でこれ程の恐怖と興奮を与えるスピルバーグの演出が素晴らしい。

もちろんジョン・ウイリアムズの音楽も聴き逃せない。この作品こそ映像と音楽は両輪だと痛感する。ちょい出しのサメ、そのスピーディーな映像に与える迫力はこのスコア無くしてあり得なかった。ただ怖いだけでなく、ユーモアさを兼ね備える点もスピルバーグ=ウイリアムズコンビののちの作品の潮流として引き継がれていく。

改めて思うのはこの作品がサメの皮を被ったスピルバーグ版「ゴジラ」なのだと。パニックの様相も似ているし、撃退の過程で空気ボンベを使うところ等、まるでオキシジェン・デストロイヤーのよう(似て非なる最終兵器だけど)。その使用が犠牲の下に成り立つところも見逃せない。もちろん誰もが知るテーマ曲があるという点も。

ただSFの王道にして進化を続けるゴジラ映画と異なり、サメ映画は「ジョーズ」続編を乱造しこのオリジンを超える事ができなかった。今は製作会社を変え「メガシャーク」シリーズが出ているが、正直失笑の域。改めてこの第一作の出来に感嘆した。ロバート・ショウとリチャード・ドレイファスの演技、存在感も良かったなぁ。

最初は「IMAXじゃなくても(同フォーマットの作品じゃないし)」と思ったが、やっぱり凄かった。「スクリーンサイズはできるだけ大きいほうがいい」とは心酔する長岡鉄男さんの言葉だが、それを証明した形。むしろ続く「E.T.」「ジュラシック・パーク」とIMAXで観なきゃダメだと。

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