「ロボット・ドリームズ」を観る
今日は盟友N氏と「ロボット・ドリームズ」を観てきた。スペイン・フランス合作のアニメ映画。1970年から80年代をモチーフに、ニューヨークを舞台とした犬(ドッグ)とロボットの出会いとその後を描いたファンタジー。
事前情報はEW&Fのあの名曲がフィーチャーされた事くらい。Eテレの番組にありそうな動物や宇宙人、ロボットが共存する世界。映像演出は現代的ながら漂うノスタルジー。昔観た外国アニメを思い出すし、流麗精細な現代日本アニメと対局の映像はシンプルながら琴線に触れる。
その一つが目が示す表情でキラキラ、潤いもないのに心を鷲づかみする。ドッグとロボットが障壁を超えてお互いに会おうと試みるも上手くはいかず、そんなエピソードの積み重ねが切ない。二人の存在は我々のメタファーであり、エンディングで誰もが持つ感情を呼び起こす。
物語は日常あり、冒険要素あり、ファンタジーあり、ミュージカルあり。しかも文化、窓から臨む風景を含めて全てが懐かしい。映像もさる事ながらフィーチャーされた音楽群、彩るスコアが素晴らしい。久しぶりにサントラが欲しい作品に出会った。
セリフはほぼ無いものの、少し字幕を読む必要もあるし、この作品の切なさは大人向けだろう。名作「トイ・ストーリー」に相通じるテーマも感じる。前の席に小さな女の子が座っていてその顛末に感情を押し殺してしまったが、そうでなければ間違いなく泣いてしまっただろう。
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