「ルパン三世 カリオストロの城」リバイバル上映を観る
今日は空いた時間ができたので「ルパン三世 カリオストロの城」リバイバル上映を観てきた。1979年公開の宮崎駿初監督作品。公開当時、劇場で観る機会は無かったが、のちに金曜ロードショー(たぶん”水曜”時代も)、輸入DVD(PS2の裏ワザで)、国内DVDと観てきた作品でもある。
今回は本作公開から45年を記念、そして来年完全新作公開に合わせたリバイバル上映で大むかーし、実家の70インチホームシアター以来のガチ鑑賞となる。ちなみにそのホームシアターは不在の間、父に魔改造されて寝床以外に使い道が無くなってしまった。この件はいずれ改めて。
さて冒頭、「東京ムービー新社作品」と出た瞬間が嬉しい。最近のルパン関係は再放送全て「トムスエンタテインメント」扱いとなり、それだけで醒めてしまう。テロップも含めてオリジナリティだし、当時子供ながら東映動画、タツノコと並んで意識していた製作会社だったし。
映画は大野雄二作のテーマ曲「炎のたからもの」で始まり、同曲で締める。スコアの殆どがTVシリーズからの転用だが、当時放送された第2期とリンクする作り。ただしルパンの出で立ち(緑ジャケ)は第1期であり、宮崎駿が参加した第1期後半に通じる。そして本作の作画監督は宮崎の先輩、大塚康生。
オープニングのカーデザイン、アクションと大塚テイストを満喫。デフォルメとリアルの融合、ファンタジーながらリアル志向となった現在の宮崎アニメとは一線を画す。「ルパン三世のテーマ'80」をバックに、名優山田康雄と小林清志の掛け合いに酔いしれる。
物語全般、様々なアクションをみせるが、それらが宮崎駿初期の作品(「世界名作劇場」「未来少年コナン」とか)に相通じる、そんな昭和ノスタルジィーを満喫。リマスターされた音響も良くなっていたし、クライマックス、時計台のルパンたちは豆粒で明らかにスクリーン向き。終幕、トドメは皆さんご存知のセリフ(宮内幸平、納谷悟朗)のオンパレードで作品を超えて涙が出てきた。
予てから「いい人ルパン」と揶揄される本作。ベタなところもあるが、むしろ様々挿入される演出群を含めて懐かしい。個人的に第1期や「複製人間」のほうが好きだけど、子供の頃を育ててくれたのは第2期だから。劇場帰りは「ルパン三世のテーマ'80」と「炎のたからもの」をバックに車(ZC33S)を走らせたとさ。(完)
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