「侍タイムスリッパー」【2回目】を観る
「ボルテスV」の後、今日の二本目は「侍タイムスリッパー」を一ヶ月ぶりに再見した。拡大公開のおかげで徒歩でも行ける劇場で観る事ができるようになった。一回目に観た時よりも心なしか観客が多い気がする。そして二度観ても面白いものは面白い。
感心する点は多々ある。全体的に行き届いたメリハリ=コントラスト。例えば主人公高坂と大御所俳優風見の対比であったり。朴訥と大胆さ、山口馬木也と冨家ノリマサの演技と存在感を堪能。さらに安田淳一監督の手掛ける脚本や演出にもメリハリを効かせてるところとか。
だから小ネタも活きるし、全編まったくダレない。故に前半のコメディに比べてクライマックスの真剣勝負は手に汗握る。いいセリフもたくさんあったなぁ。
東映太秦前面バックアップの映像も素晴らしいが、再見して気がついたのは優れた音、SE、音楽。静寂、冒頭で斬りかかる音、ドラマ撮影中の殺陣の音、そしてクライマックスの音。模造刀の奏でる殺陣からの変化があるからドキドキが増している。高坂が重みに拘るさまと相まって心情的な変化も手に取れる。ホント、音って大事。
ところで音楽を担当したのは誰なんでしょうか?エンドロールもホームページもノンクレジット。メインテーマだけでなく、緊迫感溢れるシーンの音楽も素晴らしい。やっと登場したパンフレットを買ったけど、やはり音楽担当の方の名前はありませんでした。
もちろん優子殿こと沙倉ゆうののメガネに胸キュン演技も堪能。あと前回触れなかったけど、武者小路監督は白石和彌監督のファッションを反映させてるよなぁ、あんな演出アクションはしないだろうけど。でも映画ファンは皆、白石監督のオマージュと思ってる。とにかく本作を観ていない方、絶対観たほうがいいよ。
追伸.
ここはネタバレポイントなので5行改行。
既に色々なところで指摘されている事だが、黒船来航のポスターを見た高坂が「百四十年」と口にするシーン。でもそのポスターには「140」と書かれており、江戸末期とはいえ、洋数字(算用数字)が読めるはずがない。ただそのほうが外国人(海外配給や配信を前提に)には伝わり易いから、安田監督はあえて「140」とした気がしているのだけれど。
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コメント
黒船来航のポスターは左から右の横書きだったような気がしたのですけど、江戸時代の人がすらっと読めたのでしょうかね?
140の算用数字については気付きませんでした。
投稿: ゴンさん | 2025/03/15 08:57
ゴンさんこんにちは
コメントありがとうございます
表現は曰く付きですが、内容は最高でした。
>ゴンさんさん
>
>黒船来航のポスターは左から右の横書きだったような気がしたのですけど、江戸時代の人がすらっと読めたのでしょうかね?
>140の算用数字については気付きませんでした。
投稿: うまあなろぐ | 2025/12/07 15:26