「ビートルジュース ビートルジュース」を観る
今日は「ビートルジュース ビートルジュース」を観てきた。ティム・バートン監督久々のワーナーとのタッグは何と35年ぶりの続編。もちろん主人公ビートルジュースを演じるはマイケル・キートン。怪演ぶりにブランクは感じさせない。ウィノナ・ライダーも再演し、前作と地続きの物語を展開していく。
何も考えずに楽しめるゴシック風ホラーコメディ。しかも前作を観なくても分かり易い間口の広さ。例の召喚ルール、箱庭感にユーモア溢れる死後の世界。バートン監督はFOXやディズニーとの仕事の鬱屈を晴らすが如く、バカバカしくもテンポ良く創造的なビジュアルで個性を発揮している。
同じワーナー配給「ジョーカー2」で同時期公開のこちらも音楽映画。前作が「バナナボート」だったからその点も踏襲されている。しかも今回、死後の世界らしい選曲にノリノリで面白かった。全米興収が示すように音楽映画は楽しい方がいい。そんなバートン作品にはダニー・エルフマンの音楽がマッチする。
キートンもさることながら、ウィノナ・ライダー演じるリディアの美魔女ぶりもいい。前作を思わせるメイクに可愛さが残る。「ストレンジャー・シングス」で母親役も板に付いているが、本作では娘のために死後の世界を奔走。娘との関係性を取り戻すもブラックユーモアな演出がバートン監督らしい。
新旧キャスト、キャラが様々な形で入り乱れるが、ちゃんと整理されて見易い。モニカ・ベルッチ、ウィレム・デフォーら新キャラのクセの強さも適切。特にウィレム・デフォーはどの作品(今年公開作品で何度見たか)でも独特の存在感を発揮して凄いなぁと思わせる。
こんなに楽しい作品なのに日本の興収が冴えないのが寂しい。明らかに時節柄ハロウィン向きだし、日本のワーナーは本作の宣伝にもう少し力を入れて欲しかった気がする。今断然観るなら「ジョーカー2」より「ビートルジュース ビートルジュース」をオススメする。
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