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2024/09/16

「シュリ デジタルリマスター」を観る

今日は「シュリ デジタルリマスター」を観てきた。1999年公開の韓国映画。韓流ブームの遥か昔、一大旋風を巻き起こした作品。現在、世界を席巻する韓国映画、ドラマへの影響は計り知れない。出演したハン・ソッキュ、キム・ユンジン、チェ・ミンシク、ソン・ガンホはスターを駆け上がる礎となった。今回、4Kリマスター化を記念して劇場公開された。

日本公開当時の25年前、劇場でこの作品を観ている。そして「シュリ」というと、おすぎの「韓国の映画、シュリを観なさい」というCM。当時は格下感の強かった韓国映画が放つサスペンスアクション。観終わった後、何とも言えない余韻があった事を思い出すが、今回はより深く感じた。

キム・ユンジン演じるヒロイン、恋人で韓国秘密捜査官のハン・ソッキュ、北朝鮮第8部隊を率いるチェ・ミンシクの三角関係。任務と愛情が絡み合いサスペンスを盛り上げる。特にチェ・ミンシクは出色で強烈な印象を残す。のちに主演作「オールドボーイ」でも存在感を示した。

韓国作品といえば南北問題は欠かせない要素の一つ。「JSA」「愛の不時着」「ムービング」他、映画やドラマに様々な形で扱われてきた。この「シュリ」は日本人が目にする最初期に取り扱われた作品かと思う。しかも単純な南北対立だけでなく愛情劇を絡める。結末を知っているからこそ対峙する二人の心中が伝わってくる。

南北を巻き込んだ群像劇に加え、激しい銃撃戦等本格アクションシーンも見どころ。ビル爆破シーンだけは当時のVFX(というか特撮)の弱さが垣間見えるが、それだけでこの作品の評価が落ちるわけでない。その結末、エンドロールに流れる曲「When I Dream」の歌詞が沁みた。韓国映画の歴史を変えた傑作。

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