« 「エイリアン:ロムルス」【IMAXレーザー字幕】を観る | トップページ | 「侍タイムスリッパー」を観る »

2024/09/14

午前10時の映画祭14「男たちの挽歌」を観る

今日は盟友N氏と午前10時の映画祭14「男たちの挽歌」を観てきた。1986年公開の香港映画。川島省吾(劇団ひとり)、石橋正次…もといチョウ・ユンファ、ティ・ロン主演、製作は香港のスピルバーグ=ツイ・ハークに監督はジョン・ウーが務める。銃撃戦やアクションは荒削りながら如何にもジョン・ウーらしい演出。

公開当時「男たちの挽歌」は香港ノワールと呼ばれた作風で席巻。本作ヒットで続編、シリーズ化された作品。警察VS黒社会の構造は「インファナル・アフェア」で踏襲され、人間関係に違いはあれどある種のオマージュを感じる。そしてこの映画を通し様々な感慨が生まれる事に気付く。

例えば80年代独特、情緒に溢れた演出。音楽も何処か情緒的でベタな演出ともいえる。仲良し兄弟(ホーとキット)が父の死をきっかけに対立。また黒社会で成り上がった兄ホーがある裏切りから組織を追われる姿。黒社会との決別、その兄弟分マークや警察官となった弟キットとの再会でドラマは佳境を迎えていく。

個人的にこの映画の醸す雰囲気が好き。自由な雰囲気に溢れる映画の中の香港は今や失われた世界。日本製の旧車共々、映像の端々に懐かしさが芽生える。そして香港の夜景を見たマーク=チョウ・ユンファのセリフが時を超えて沁みてくる。またホーの弟を演じるレスリー・チャンの後の事を思うとまた別の感情も…

記憶の中の「男たちの挽歌」はロングコートを着たチョウ・ユンファが2丁ライフルをぶっ放す姿だったが、この本編では登場せず。たぶんシリーズ続編のイメージ写真が入り混じって作られたものなのだろう。それに出て来ると思っていたジョン・ウーおなじみ白い鳩も登場していない。人の思い込みとは恐ろしい。

240914_01

|

« 「エイリアン:ロムルス」【IMAXレーザー字幕】を観る | トップページ | 「侍タイムスリッパー」を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「エイリアン:ロムルス」【IMAXレーザー字幕】を観る | トップページ | 「侍タイムスリッパー」を観る »