母の介護のため、実家住まいに戻る(その4):母の物忘れ悪化
父の負担を減らすため、昼と夜の食事を作る事にしている。夏になって土日のどちらかの昼は冷やし中華が定番となった。錦糸タマゴさえ作ってしまえば、後は食材を切って皿ごと昼まで冷蔵。昼直前に湯を沸かし、麺を茹で仕上げていく。我が家ではコープの冷やし中華がお気に入りだ。
そんな今日、突然母から「おじさん」と声を掛けられた。その時は笑いながら言っていたのですぐに冗談だとわかったのだが、その後に色々話す母の言葉に驚かされた。
「アンタが子供の頃(幼少期から学生時代まで)の記憶がない」「アレ、私アンタを自転車に乗せたっけ?」
正直、おじさんと言われるよりその方がショック。母親に自分の子供の記憶が無いと言われるなんて。本人曰くぽっかり空いているそう。さすがに大人になってからの記憶はあるというが、この先悪くなる事はあっても良くなる事は無い。ちなみに「孫は何処?」「学校へ通ってる」→当たり前だ。
私が「先月分より水道代が多くなってる。水に気を付けて」と諭すと、「わたしゃ知らない。何処の誰が使っているんだ?」と口にする。これって4ヶ月前に市の調査員が「泥棒のせい」に喰いついた事を思い出した。
しかも「私は認知症」と自称していたのに今は「私は認知症?」と自覚が無くなってきた様。これまで緩やかな悪化と思っていたが、今日一日で大きな変化を感じた。
さてここ一週間、台風のせいで買い物に悩まされる毎日。明日は作りだめできる中華丼のあん(昼はあんかけ焼きそば、夜は丼)でも作ろうかな。
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